今週のデータ解析
第24回 エリザベス女王杯
4歳上オープン（ＧT）(定量・国際・牝馬・指定)
11月14日 京都競馬場 芝右2200b　4歳54kg・5歳上56kg



馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
ヴィクトリーバンク 56 飯田 ９０ ８５ ８３ ８４ ７２
エガオヲミセテ 56 蛯名 ９３ ９４ ８６ ９１ ９２
エリモエクセル 56 的場 取消 ８８ ８９ ８９ ９３ C
クロックワーク 54 横山典 ７３ ７６ ７４ ８９ ８５
ゴッドインチーフ 54 四位 ８３ ８４ ８６ ７２ ７２
テンザンキラリ 56 松永昌 ８０ ８５ ８９ ８１ ９３ C
ナリタルナパーク 56 佐藤哲 ９０ ８３ ７９ ９５ ８９
ハギノスプレンダー 54 熊沢 ６６ ７９ ８５ ９６ ７８
ヒシピナクル 54 河内 ７３ ７８ ８８ １００ ８４ X
ファレノプシス 56 武豊 ８１ ７９ ７８ ９７ ９８ A
フサイチエアデール 54 福永 ９０ ７９ ７７ １００ ８２ X
ブゼンキャンドル 54 安田康 ９０ ﾀﾞ８１ ８３ ９８ ８５ Z
フレンドリーエース 54 菊沢徳 ７２ ８３ ７０ ８５ ７８
プロモーション 56 藤田 ８８ ８０ ８７ ９６ ９０
マイネエルザ 56 幸 ８１ ８４ ８９ ８１ ８７
メジロドーベル 56 吉田 ８９ ８８ ９３ ８７ ９４ B
メジロビクトリア 54 松永幹 ７４ ７０ ８２ ７３ ６５

表の見方
各レースごとの数字はスーパーパドックVから算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近２走から４走の指数の高かったものです。 また、このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については スーパーパドックONLINEでご確認ください。

消去馬
@前３走で二桁着順のある馬の連対なし

ヴィクトリーバンク・ゴッドインチーフ・ハギノスプレンダー・ファレノプシス・ ランフォザドリーム→×

A重賞で連対経験のない馬

テンザンキラリ・ハギノスプレンダー・フレンドリーエース→×

B４歳馬の連対なし

クロックワーク・ヒシピナクル・ブゼンキャンドル・フサイチエアデール→×

C前走で着外だった馬の連対なし

ナリタルナパーク・フレンドリーエース・メジロドーベル→×

好走馬
@府中牝馬Ｓ組は過去３年で４連対

エガオヲミセテ・エリモエクセル・ナリタルナパーク→○

Aオークス馬が毎年連対
エリモエクセル・メジロドーベル→○

BＧT実績のある５歳馬
エリモエクセル・ファレノプシス→○

穴馬
@人気薄の先行馬

エガオヲミセテ・ランフォザドリーム→○

A2000b重賞勝利馬
ヒシピナクル・ブゼンキャンドル→○



秋でも胡蝶蘭！　咲き誇れファレノプシス

一筋縄では収まりそうにない今年のＧT戦線。 開幕して三週連続で一番人気が不可解な敗戦を喫している。 今週は荒れるＧTの代名詞だったエリザベス女王杯。 かつては、あっと驚くサンドピアリス、タケノベルベットらの走りもあったが、 今年はどうだろうか。 古馬牝馬のＧTになってからは、毎年ＧT実績のある馬が勝利している。
今年のエリザベス女王杯は、 ＧT４勝という抜けた実績を持つメジロドーベル、 去年のオークス馬エリモエクセル、 同じく去年の二冠馬ファレノプシスの三つ巴の争い。 いずれもここを目標に調整され、万全の体調で参戦してくる。 展開的にはペースメーカーのメジロビクトリアに先導させるドーベルが前、 ファレノプシスは中団、エリモエクセルが後方で脚を溜める。 京都の多頭数はスローで流れると、 先週の菊花賞のようにゴチャつくこともあるだろうが、 人気の先行馬をすんなり逃がしてくれるレースにはなるまい。
三頭の実力は拮抗しているが、 敢えて今年はまだ勝利のないファレノプシスを本命にしたい。 桜花賞、秋華賞で同馬の実力は周知済みだが、 古馬になってマイラーズＣで初めての惨敗、 京王杯ＳＣでも僅差ながらグラスワンダーらの前に適わなかった。 しかし、一息入れた札幌記念では猛然と追いこんでセイウンスカイの２着。 女王復活を印象付けた。 このレースの内容はＧT級といってよく、スピード指数98がその価値を裏付けている。 先週までは太目残りとの評価もあったが、 最終追いきりからは仕上がり良好と判断したい。 香港国際レースの招待馬からは漏れたが、 それだけに何も迷うことなくエリザベス女王杯に集中できる。
相手には同世代のエリモエクセル。 府中牝馬Ｓでは七分の仕上がりでも圧勝した。 右回りで走れるかどうかが課題だが、 スローの上がり勝負なら滅法強い。
三番手にメジロドーベル。 力は一番上なのだろうが、掛かりグセが直らないのが心配。 メジロビクトリアではアシストとして十分とは言えない。 巧く同馬を壁にして折り合わせることができれば、 ポジション的にも優位に立つ。
以下、秋華賞でもっとも強い競馬をしたヒシピナクル、 今回も人気がないならブゼンキャンドル。


確定後の結論
◎ファレノプシス 〇エリモエクセル ▲メジロドーベル △ヒシピナクル △ブゼンキャンドル △ナリタルナパーク　△エガオヲミセテ




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