今週のデータ解析
第4回 秋華賞
4歳オープン（ＧT）(指定・混合・牝馬)
10月24日 京都競馬場 芝右2000b　牝55kg



馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
メジロビクトリア 55 吉田 ７０ ７４ ７０ ８２ ７３
エイシンルーデンス 55 野元 ８７ ７９ ７７ ７４ ９５
ゴッドインチーフ 55 四位 ７３ ８３ ８４ ８６ ７２
フレンドリーエース 55 菊沢徳 ６９ ７２ ８３ ７０ ８５
トゥザヴィクトリー 55 武豊 ７７ ７３ ８８ ７９ ９８ C
フサイチエアデール 55 福永 ７８ ９０ ７９ ７７ １００ AY
ゴールドティアラ 55 田中勝 ８１ ８０ ９１ ８４ ﾀﾞ１０６ X
レッドチリペッパー 55 藤田 ７７ ６６ ７３ ８３ ７４
ハギノスプレンダー 55 熊沢 ５９ ６６ ７９ ８５ ９６
ウメノファイバー 55 蛯名 ７９ ６２ ６７ ８４ ７９
エアザイオン 55 岡部 ８１ ７７ ８３ ９１
クロックワーク 55 横山典 ７８ ７３ ７６ ７４ ８９
ピサノガレー 55 佐藤哲 ﾀﾞ７８ ７８ ８２ ７４ ８１
マイネレジーナ 55 松永幹 ４３ ６１ ６７ ９０
ヒシピナクル 55 河内 ７０ ７３ ７８ ８８ １００ A
ブゼンキャンドル 55 安田康 ﾀﾞ８７ ９０ ﾀﾞ８１ ８３ ９８ CY
エフテーピルサド 55 武幸 ７８ ５５ ６７ ６５ ４５
メジロサンドラ 55 芹沢 ５９ ８２ ８５ ７６ ８５

表の見方
各レースごとの数字はスーパーパドックVから算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近２走から４走の指数の高かったものです。 また、このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については スーパーパドックONLINEでご確認ください。

データは前３年と、エリザベス女王杯時代を加味したものを併用

消去馬
@前４走とも非重賞戦を使った馬の連対なし

ピサノガレー・メジロサンドラ→×

A７月以降、４戦以上した馬の連対なし

ピサノガレー・ブゼンキャンドル・フレンドリーエース・メジロサンドラ→×

B前走、休養明けにも関わらず馬体が減っていた馬

エイシンルーデンス・ハギノスプレンダー→×

C桜花賞・オークスからの直行馬の連対なし

ウメノファイバー→×

好走馬
@秋華賞になってから優勝はいずれもＧU・ＧT馬

ウメノファイバー・ヒシピナクル・フサイチエアデール→○

A秋初戦がローズＳ着内だった馬
トゥザヴィクトリー・ハギノスプレンダー・フサイチエアデール→○

B先行馬有利
トゥザヴィクトリー・ヒシピナクル・メジロサンドラ→○

穴馬
ダート戦勝利馬

ゴールドティアラ・ピサノガレー・ブゼンキャンドル→○



最後の一冠は渡せない！　トゥザヴィクトリー

「馬耳東風」が初めて予想を披露したのが、三年前の秋華賞。 エリザベス女王杯から衣替えした四歳牝馬ＧTとともに、 拙者のページも歴史を重ねてきた。 今でこそ競馬サイトは無数にあるが、 当時は予想や競馬企画をテーマにしたものは多くはなかった。 わずか三年とはいえ移ろいの早いウェブ上では、読者の方々から 馬耳東風も『老舗』の評価をいただくこともある。 定期的、頻繁な更新は難しいが、 できるだけ皆様のご期待に添えるような内容を目指したいと考えているので、 今後ともご贔屓願いたい。

さて、秋のＧT初戦、秋華賞。 今年も粒ぞろいの乙女たちが入り乱れての大混戦となっているようだ。 春のクラシックで活躍したウメノファイバー、トゥザヴィクトリー、フサイチエアデールらと、 夏を越して力をつけてきたヒシピナクル、エアザイオンら新興勢力が対決する。 過去にはサンドピアリス、タケノベルベットらあっと驚く展開もあったレース、 今年もしっかりと各馬の実力を見極めたい。
春にもっとも強い競馬をしながら、 ＧTのタイトルを逃してきたのがトゥザヴィクトリー。 桜花賞では調整過程の不安がありながらの３着、 オークスは差し馬有利の中で果敢に先行してのハナ差２着。 同馬を除く６着馬までがいずれも４コーナーで10番手以下だったことをみれば、 いかにペースが厳しかったか分かろうというものだ。 前走のローズＳは圧倒的な人気を集めながら失速して４着に敗れたが、 ここはあくまでもトライアル。 珍しく折り合いを欠いたのは久々のせい。 プラス12`の馬体重も余裕残りの仕上げだった。 先行有利の京都内回りなら、 よもやオークスのように捕まることもあるまい。 人気が割れる分、楽に乗れるのもいい。
相手にはユニコーンＳを制したゴールドティアラを推す。 ４歳ダートの猛者が揃ったユニコーンＳで、 地方の雄ベラミロード以下を二馬身ちぎり捨てたレースは見事。 芝重賞でも入着が三度もあり、 ダート専用馬と片付けるのは早計。 課題は折り合いだけだが、 スムーズなレースができれば必ず上位に食い込む力はある。 人気がないなら複勝もけっこう。
三番手にローズＳを勝ったヒシピナクル。 姉は女傑ヒシアマゾン。 血統を差し引いても展開の有利さと、三連勝の内容からは軽視できない。
以下、素質高いエアザイオンなど。

確定後の結論
◎トゥザヴィクトリー 〇ゴールドティアラ ▲ヒシピナクル △エアザイオン △フサイチエアデール △レッドチリペッパー 　△ウメノファイバー




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