中心はダービー馬、アドマイヤベガ。 弥生賞はナリタトップロードを捕らえられず２着、 皐月賞も体調不良に泣かされ６着に敗れたものの、 ダービーでは武豊の好騎乗もあり雪辱を果した。 京都新聞杯は過去10年で一番人気が９連対している堅いレース。 それだけ高レベルの馬たちが結集している証拠で、 ミノホブルボン、ウイニングチケット、スペシャルウィークらダービー馬も勝ち馬に名を連ねている。 唯一、連を外したのが神戸新聞杯でも敗れていたタヤスツヨシ。 秋初戦が京都新聞杯だったダービー連対馬は、すべて連を外していないことを考えると、 順調に調教を消化してきたアドマイヤベガが大崩れすることはないだろう。 ライバル、ナリタトップロードとは過去のレース振りから力差はないとみるが、 ダービー馬への敬意を表してアドマイヤベガに本命を打つ。
相手には当然、ナリタトップロード。 栗東に帰厩した当時は馬体がガレていたようだが、 追いきりの内容からは減点材料にはなるまい。 先週の京都大賞典で古馬相手に３着に好走したテイエムオペラオーと互角なら、 ほぼアドマイヤベガとの一点で決まる。 大幅な馬体減だけがないか注意したい。
三番手は神戸新聞杯を快勝したオースミブライト。 秋二戦目は大きなアドバンテージ。 菊花賞は距離不向きで、この馬にとってはトライアルはメイチ勝負。 上位二頭につけこむ隙があれば割って入ってくるだろう。
可能性は少ないが連で薄目を狙うなら、 逃げが決まった時のシーパッション、 追いこみが嵌った時のロサードら。

想定時の結論
◎アドマイヤベガ 〇ナリタトップロード ▲オースミブライト △シーパッション △ロサード △フサイチビーム

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