どうも気が滅入る。 ゴールデンウィークも終わりだが、 私は割高な温泉ホテルに泊まっただけで、無為に過ごしてしまった。 雨ばかり降っていたのも一因かもしれない。 唯一やったことと言えば、新しいサイトを立ち上げたことか。 馬耳東風からも繋がっている箇所があるので、よろしければ立ち寄っていただきたい。
今週は東上最終便、京都４歳特別。 しかし、指数を打ち出しメンバーを見て溜息をついてしまった。 ドングリの背比べとはまさにこのこと。 データ的にも指数的にもこれはという馬がいない。 上の表のランクがバラバラなのが、その証左だ。
だが、この低レベルのメンバーの中でも、もしかしたらダイヤの原石かもしれない馬が一頭だけいる。 母にオークス馬アドラーブル、兄に京都記念勝ちのエモシオンがいるサリーレだ。 新馬戦を勝った後、不向きなダート戦で９着。 条件特別では３着に敗れたが、すみれＳでは捲くって後続を２馬身ちぎり捨てた。 もともと４歳には完成しない兄弟でＧ�Tで勝負できるほどの力はないが、 レベルの低いＧ�Vでは素質で捻じ伏せてしまうかもしれない。 すみれＳはほとんどが１勝馬だったが、 ３着のホットシークレットが次走の若草Ｓでペインテドブラックらを下していることを考えれば、 決してレベルが劣っていたわけでないことが分かる。 距離2000�bは少し短いかもしれないが 鞍上の藤田が巧く乗ることを期待したい。 「サリーレ」はイタリア語で「昇る」の意味。Ｇ�Vなら昇りつめられる。
相手にはタマモヒビキ。兄はダイヤモンドＳを逃げ切ったタマモイナズマで、 兄同様に長丁場での先行力は魅力だ。 三番手にマルブツオペラ。 フルゲート18頭なだけに、やはりこちらも先行力を買いたい。 人気の一角サイキョウサンデーは、 異父兄、全兄がすべてダートの短距離馬だったことを考えると、 高い評価はできない。


想定時の結論
◎サリーレ 〇タマモヒビキ ▲マルブツオペラ △シーパッション △テイエムダイオー △ビッグバイキング

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