今週のデータ解析
第17回 NZT4歳S
4歳(GU)(指定・混合・定量)
4月25日 東京競馬場 芝左1600b 牡56kg・牝54kg
3着までにNHKマイルC優先出走権



馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アグネステンオー 56 岩部 59 70 61 71 39
アサクサキーマン 56 菊沢徳 29 62 68 74 79 D
イカルスドリーム 56 横山賀 55 ダ77 ダ78 63 73
インターサクセス 56 吉田 76 72 ダ70 ダ80 85 A
エイシンキャメロン 56 武豊 77 77 83 78 84 CY
エターナルビート 54 河内 82 66 89 77 X
グラスグラード 56 田中勝 ダ59 79 69
ゴールドティアラ 54 石崎 76 64 ダ81 64 70
ザカリヤ 54 的場 71 76 85 A
ジュエリソード 56 渡辺 ダ57 ダ67 79 D
シルバーサーベル 56 小野 76 ダ68 ダ63 67 69
タイキトレジャー 56 北村 ダ48 ダ73 ダ82 74
トサノテイオ− 56 柴田善 地A 地A 80 地N 地@
ナショナルドリーマ 56 横山義 ダ61 ダ38 53 43 61
マチカネキンノホシ 56 岡部 52 ダ72 77 69 Z
リザルトシチー 56 郷原 66 74 65 66 58
リザーブユアハート 56 山本 61 61 58 ダ73 70
ロサード 56 江田照 63 55 78 73 74

表の見方
各レースごとの数字はスーパーパドックVから算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の高かったものです。 また、このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については スーパーパドックONLINEでご確認ください。

データはNHKマイルC前哨戦となった過去3年

消去馬
@芝未連対馬(重賞勝利馬を除く)

シルバーサーベル・タイキトレジャー・ナショナルドリーマ・→×

A2月以降不出走馬

マチカネキンノホシ→×

B前走着外からの巻き返しなし

アグネステンオー・アサクサキーマン・グラスグラード・リザルトシチー・ロサードなど→×

好走馬
@前走、マイル以上戦で勝利していた馬

エイシンキャメロン→○

A好調の牝馬
エターナルビート→○

穴馬
マイル以上のオープン戦連対馬

グラスグラード・マチカネキンノホシ→○



GTへ切符つかめ キャメロンの実績信頼

昨日、外で仕事をしていると、風がとても暖かくようやく春の到来を感じた。 つい二週間前には吹雪の中で手を悴ませていたことが嘘のようだ。 今年の北海道は例年にない大雪だった。 それがこの暖かさで急激に溶け出したものだから、 雪捨て場の付近は洪水になり、道路は土砂崩れでふさがり、河口では灯台が倒れる始末。 この時期の北海道は毎日、台風が大雨を降らしているのと同じようなものなのだそうだ。 わたしは移り住んで三年目になるが、 つくづくと季節感というのはその土地ごとに違うものなのだと考えさせられた。
今週はGTの谷間、ニュージーランドトロフィー4歳Sが行われる。 かつては断念ダービーと呼ばれていたレースも、 マル外チャンプを目指す一流馬たちの重要なステップレースに変わった。 ファビラスラフイン、シーキングザパール、エルコンドルパサー。 NHKマイルCのトライアルとなってからは、 いずれもGT馬を輩出する高レベルな競走だ。 今年の優勝馬も大レースの勲章を得るのだろうか。
中心はエイシンキャメロン。 前3年の優勝馬ほどのインパクトはないが、 朝日杯2着、きさらぎ賞2着のあと、アーリントンCでは不利を受けて繰り上がり1着という、 安定した成績は魅力。 それに僅差で後塵を拝した馬が、3歳チャンプと弥生賞馬なら鞍上も責められまい。 前走も58`というこの時期の4歳馬にしては酷量を背負ってのレースで、 決め手の弱さを差し引いても今年のメンバーなら力が違う。 1400bの距離も府中コースならそれ以上のスタミナが要求され、 マイルがベストというキャメロンには最適なコースではないか。 NHKマイルCでの評価は別にして、今回は連を外すまい。
相手にはザカリヤを指名する。 新馬、特別を連勝後、菜の花Sでは一番人気ながらチグハグなレースで3着。 直線の不利もありこの一戦だけで見限るのは早い。 勝ち馬が皐月賞4着と好走したのも、レースが決して低レベルでなかったことを示している。 三番手に同じく菜の花S組のインターサクセス。 父アフリートは桜花賞馬を出した新種牡馬。 人気はないだろうが、前走のような強引なレースをしなければ、上位に食い込める力はある。
以下、巻き返しもあるグラスグラード、アサクサキーマン。 人気のマチカネキンノホシは、個人的に桜花賞の藤沢スティンガーショックから立ち直れていないので、 押さえの評価の留めておく。 そうでないにしろ、人気馬の休養明けはハンデがつきまとう。 また、成績を残していないクリスタルC組は買いづらい。


想定時の結論
◎エイシンキャメロン 〇ザカリヤ ▲インターサクセス △グラスグラード △アサクサキーマン △マチカネキンノホシ





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