今週のデータ解析
第48回 スプリングS
4歳オープン(GU)(指定・定量)
3月21日 中山競馬場 芝右1800b 牡56kg・牝54kg
皐月賞トライアル・3着までに優先出走権



馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
イブキコマンダー 56 吉田 56 67 70 61 55
オースミブライト 56 蛯名 50 66 68 65 78 D
カシマアルデル 56 的場 51 63 75 64 69
ケイシュウエクセル 56 佐宗 地@ 地@ 地@ 地A
ゴルデンコーク 56 渡辺壮 地@ 地@ 地@ 地@ 地@
シルクガーディアン 56 横山典 49 ダ49 ダ65 ダ72 80 B
タイクラッシャー 56 和田 56 71 76 65 84 AZ
ドラゴンマンボ 56 松永幹 ダ43 ダ45 ダ63 ダ56 ダ54
ナリタワールド 56 武幸 39 ダ69 ダ71 ダ79 80 B
フライングキッド 56 江田照 69 ダ62 73 55 62
マルシゲファイター 56 菅谷 61 67 61 80 63 X
マーブルシーク 56 池添 57 66 65 ダ71 ダ73
モンテカルロ 56 岡部 ダ58 73 ダ75
リザルトシチー 56 郷原 72 66 74 65 66
ロサード 56 高橋亮 53 63 55 78 73 Y
ワンダーファング 56 70 62 ダ60 76 76 Z

表の見方
各レースごとの数字はスーパーパドックVから算出した西田式スピード指数です。 斤量調整はしていません。 ランクの「ABCD」は直前の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の高かったものです。 また、このページの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については スーパーパドックONLINEでご確認ください。

消去馬
@前走1200b以下戦に出走していた馬

シルクガーディアン→×

A芝未経験馬の連対なし

ドラゴンマンボ→×

B前2走で二桁着順の馬、3着以内のなかった馬(セイクビゼンの1頭のみ)

カシマアルデル・フライングキッド・リザルトシチー→×

Cきさらぎ賞で着外だった馬の連対なし

タイクラッシャー・マルシゲファイター→×

D前走で平場条件戦を使っていた馬のうち、キャリア4戦以下だった馬

モンテカルロ→×

E前走の馬体重が440`未満の馬

カシマアルデル・フライングキッド・リザルトシチー・ロサード→×

好走馬
@マイル以上の重賞勝利馬

オースミブライト→○

A前走3番人気以内で敗退していた馬
カシマアルデル→○

B年明け2戦以上している逃げ、先行馬
シルクガーディアン・ナリタワールド・マーブルシーク→○

穴馬
前走、条件戦で連対していた馬

シルクガーディアン・ドラゴンマンボ・マーブルシーク→○



大荒れの予感 ワールド粘りこむ!

今年のクラシックトライアルも佳境に入ってきた。 今週行われるスプリングSは皐月賞トライアルとして、 ナリタブライアン、ミホノブルボンらを輩出してきた。 一番人気馬は過去10年で5連対とまずますだが、 馬連の平均配当(平成4年以降)は1万8454円。 3度の万馬券決着の一方、三桁配当も3度あり、 大荒れか堅いかの両極端になっている。 GT級の力を持つ信頼にたる軸馬が出走しているか、 キャリアが浅かったり押し出された形で人気になっている馬がいないかを見極める必要がありそうだ。
今年の人気どころはオースミブライト、モンテカルロ。 2000bの京成杯を勝ったオースミブライトは、好位で競馬ができるようになったのが強み。 トップクラスと常に接戦を演じてきた実力はここでは一枚上で、 本来なら軸馬とすべきなのかもしれない。 だが、いただけないのが調教内容。 一週前追いきりでは併せ馬の予定が、もっていかれて馬体を併せることなくゴールするアクシデント。 ビッシリやるはずだった今週の追いきりでも、熱発あけが影響して終い14秒2というバタバタ。 本調子でないのは明らかで、陣営でもあくまで皐月賞のための叩き台と割り切ったようだ。 一方のモンテカルロは、ダートで2勝をあげてきたキャリア3戦馬。 血統とセントポール賞3着に岡部−松山ブランドが重なり人気になっているが、 いかんせんキャリアの浅さは人気馬としてはこのレースでは致命的だ。
軸馬不在、今年は荒れると確信をしたところで本命はナリタワールド。 ダートの短いところを中心に使われてきたが前走のアーリントンCでは、 先行してコンマ4秒差に踏みとどまり芝でもやれることを示した。 スプリングSは圧倒的に先行馬が有利で、 今回も前につけられれば後続を封じ込める力はあるはず。 父はワイルドアゲインで、4年前にこのレースを制したナリタキングオーと同じ。 乗り替る武幸四郎に積極的な競馬を期待したい。
相手は金沢の雄、ゴルデンコーク。 5戦5勝の未知なる魅力を秘める地方馬で、母系はハイセイコーと同じとくれば、 オールドファンはたまらないだろう。 父は産駒にネーハイシーザらがいるサクラトウコウで、 芝もダートもこなす器用な馬を多く出している。 今年の中央のメンバーならライデンリーダーの再現も可能かもしれない。 渡辺壮騎手は金沢のトップジョッキーでその手綱さばきにも注目したい。
以下、タイクラッシャー、マーブルシーク、マルシゲファイターなど。 高配当ならBOXで広く買ってもいい。


想定時の結論
◎ナリタワールド 〇ゴルデンコーク ▲タイクラッシャー △マーブルシーク △マルシゲファイター △カシマアルデル





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