混戦に断！ 世界へ飛べエルコンドルパサー

格より調子、長い間そう言われてきたＪＣ。 二流の本気馬こそ勝つ、ジョンヘンリーが敗れた時代からの話だ。 一流馬が本気で参戦するようになった近年でも、 好調を維持することが好走の条件であることには変わりない。
今年は、前走で勝利した馬がアルゼンチン共和国杯のユーセイトップランのみ。 出走馬をデータに当てはめてみても、クリアする馬は少なく外国馬を中心にレベルは高くない。 こういう時は、若さと勢いの未知の可能性に賭けてみたい。
ＪＣを制するのは４歳馬、エルコンドルパサー。 デビュー５連勝のあと、秋緒戦の毎日王冠では２着。 伝説となったサイレンススズカの大逃走劇には適わなかったが、 真っ向勝負の３馬身半差は並みの馬にはできない芸当だ。 叩いて上積みのある今回は、外国馬相手でもヒケはとらない。 展開的にも、サイレントハンター、ウンガロを見ながら好位で競馬できる有利さがある。 勝ってサイレンススズカの強さを証明して欲しい。
相手にはゴドルフィンが送り込む刺客、フェイスフルサン。 豪州での敗戦は明確な理由があるもので、日本の時計にさえ対応できれば上位。
前走度外視ならエアグルーヴも同様に考えたい。


想定時の結論
◎エルコンドルパサー ○フェイスフルサン ▲エアグルーヴ △チーフベアハート △スペシャルウィーク △ステイゴールド