今週のデータ解析 No.415
第22回 フェブラリーS
4歳上オープン(G1)(指定・混合)
2月20日 東京競馬場 芝左1600b 定量


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
ストロングブラッド 57 北村宏 地A 地B 81 芝74 89 D
ヘヴンリーロマンス 55 松永 芝68 芝52 芝82 芝81 芝67
アドマイヤドン 57 安藤 地@ 地A 地@ 102 芝93 Y
カフェオリンポス 57 柴田善 75 地@ 89 地K 89
パーソナルラッシュ 57 藤田 77 90 地@ 海E 地H
タイムパラドックス 57 武豊 地@ 地B 105 地C 地@
シーキングザダイヤ 57 ペリエ 海K 海N 地B 地A 地@
サイレンスボーイ 57 田中勝 86 85 81 地G 86
ユートピア 57 横山典 芝86 地@ 地C 98 地A D
ヒシアトラス 57 蛯名 88 82 85 91 102 C
ピットファイター 57 バルジュ 89 85 89 82 91
ハードクリスタル 57 岡部 74 81 88 91 92
ノボトゥルー 57 内田博 地B 地D 地@ 地B 地C
メイショウボーラー 57 福永 芝89 芝85 芝81 94 105 A
トップオブワールド 57 四位 地A 地C 75 99 87 Z

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<!注意点!>
 出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ(過去8年)
@前走、着外だった馬(東京ダートマイル重賞勝ち馬を除く)
 ヘヴンリーロマンス・パーソナルラッシュ・サイレンスボーイ・トップオブワールド
A前走、二桁着順馬
 ピットファイター
B前3走に重賞連対のない馬
 ストロングブラッド・カフェオリンポス・トップオブワールド
C前3走とも1400b以下に出走した馬
 メイショウボーラー
Dダート3勝以下(東京ダートマイル重賞勝ち馬を除く)
 ヘヴンリーロマンス・シーキングザダイヤ・メイショウボーラー・トップオブワールド
Eダート戦連対率5割未満馬(前走ダート重賞勝ち馬・東京ダートマイル重賞勝ち馬を除く)
 トップオブワールド
F7歳以上馬(前走ダート重賞連対馬を除く)
 ノボトゥルー
G東京ダートコース未連対(未経験馬を除く)
 パーソナルラッシュ・ヒシアトラス
 →アドマイヤドン、タイムパラドックス、ユートピア、ハードクリスタルがクリア。


◆好走データ(過去10年)
@前5走で3連対以上の統一GT馬
 アドマイヤドン・タイムパラドックス
A1800b以上のJRAダート重賞勝利馬
 アドマイヤドン・タイムパラドックス・ヒシアトラス
B前走連対していた4〜5歳馬
 シーキングザダイヤ・ユートピア・ヒシアトラス・ハードクリスタル・メイショウボーラー
 →データはアドマイヤドン、タイムパラドックス、ユートピア、ハードクリスタルを推奨。
 →メイショウボーラーは距離延長が課題だが皐月賞3着なら杞憂か。



◆穴データ
@前3走、東京ダートコースで重賞勝ちのある馬
 タイムパラドックス・ピットファイター・ハードクリスタル
A前2走ともダート1800b以上を使った差し馬(前走着内)
 タイムパラドックス・ヒシアトラス
 →穴はヒシアトラス、ピットファイター、ハードクリスタルあたりか。

◆コース距離適性
@東京ダートコース連対率66%以上
 アドマイヤドン・サイレンスボーイ・ピットファイター・ハードクリスタル・メイショウボーラー
Aダート1600b連対率75%以上
 アドマイヤドン・サイレンスボーイ・ユートピア・ピットファイター
 →アドマイヤドン、サイレンスボーイ、ピットファイターに好適性。



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レース概況
 GT昇格して9回目を迎えるフェブラリーS。 ダート戦線を戦う馬たちにとっては上半期の最高峰レースであるが、 ここをステップにドバイWCを目指す馬も増えている。 過去8年、着外から巻き返したのはサイレントディールだけで、 ほとんどの馬にダート1800b以上で連対実績があった。 1番人気は【3104】、2番人気は【1223】、 で馬連が3桁に収まったのは去年だけ。 逃げ馬の連対例はなく、差し、追い込み馬の活躍が目立つ。

今週の結論
 気になるのはダートの馬場状態。 脚抜きが良くスピード決着になるのか、 ドロドロ馬場で力の要るレースになるのか。 ここは人気の裏を行って、ひさびさにダートで1番人気を譲った アドマイヤドンから入りたい。 ズブくなっているのは事実だが、 有馬記念7着を見れば分かるように地力が落ちているわけではない。 一昨年のJCダートのように不良馬場でもまくる競馬ができれば、 やはりこの馬だったかと納得させられることになる。 相手は新星メイショウボーラー。 ハナに行かないのが条件になるが、 全馬の目標になる展開を凌ぎきれるか。勝つなら圧勝しかない。 単穴にはGT馬 タイムパラドックス。 武豊の手綱さばきに再度期待。 以下、世界のパーソナルラッシュ、ペリエのシーキングザダイヤ、 安定してきたユートピア、一発狙うハードクリスタルなど。


確定後の結論
◎アドマイヤドン 〇メイショウボーラー ▲タイムパラドックス
△パーソナルラッシュ △シーキングザダイヤ △ユートピア △ハードクリスタル





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