今週のデータ解析 No.407
第回 有馬記念
3歳上オープン（ＧT）(指定・混合)
12月26日 中山競馬場 芝右2500b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アドマイヤドン 57 安藤 海G 地@ 地A 地@ ﾀﾞ１０２
グレイトジャーニー 55 小牧 ７１ ７３ ７６ ７５ ８３
コイントス 57 岡部 ９０ ７９ ９０ ﾀﾞ５９ ７６
コスモバルク 55 五十冬 ７６ 地@ ９９ ７６ ９１ CX
シルクフェイマス 57 四位 ９６ ８７ ７１ ９４ ７９ Y
ゼンノロブロイ 57 ペリエ ７３ ９３ ８８ ９３ ９４ B
ダイタクバートラム 57 武豊 ８４ ９０ ８２ ７１ ８５
タップダンスシチー 57 佐藤哲 ９４ ８４ ９３ ９６ 海P AY
ツルマルボーイ 57 蛯名 ８７ ８３ ９０ ８８ ９０ D
デルタブルース 55 ボニヤ ４９ ７４ ６６ ７８ ９０ D
ハイアーゲーム 55 吉田豊 ８２ ８１ ７９ ７２ ８３
ハーツクライ 55 横山典 ８５ ８３ ７７ ７５ ８４
ピサノクウカイ 55 藤田 ６９ ７２ ７７ ７４ ５８
ヒシミラクル 57 角田 ８８ ８８ ６７ ６２ ８５
ユキノサンロイヤル 57 柴田善 ７３ ８２ ７８ ７５ ７７

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。


＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走着外だったＧT未勝利馬は1頭だけ（アメリカンボス）
 　ハイアーゲーム・ハーツクライ・シルクフェイマス・コイントス
A前走ＧV以下で敗退していた馬（ＧT馬を除く）
 　ユキノサンロイヤル・グレイトジャーニー・コイントス
B前走、ダート戦出走馬
 　アドマイヤドン
C前2走とも2500b以上に出走
 　ダイタクバートラム
D前々走着外→前走連対と巻き返した馬
 　ピサノクウカイ
E菊花賞後にもう一走した馬
 　ハイアーゲーム・コスモバルク・ハーツクライ・デルタブルース・グレイトジャーニー
F前3走で2200b以上に出走経験のない馬
 　ユキノサンロイヤル・アドマイヤドン
G前3走で条件戦に出走した馬（ＧT馬を除く）
 　ピサノクウカイ
H年明け5戦以上で未勝利
 　ユキノサンロイヤル
I12月に重賞に出走した馬
 　ダイタクバートラム
J右回り芝未勝利
 　ハイアーゲーム
K7歳以上馬
 　ユキノサンロイヤル・タップダンスシチー
LＧT出走経験のない馬（中山2500連対馬を除く）
 　ユキノサンロイヤル
MＧT連対経験のない3歳馬（セン馬を除く）
 　ハイアーゲーム・グレイトジャーニー
N当日の馬体重が10`以上増減している馬
 　要注意！（去年のゼンノロブロイは12キロ増で3着）
　→完全にクリアしたのはゼンノロブロイ、ツルマルボーイの2頭だけ。
　→減点1でコスモバルク、シルクフェイマス、タップダンスシチー、デルタブルースが続く。


◆好走データ（過去10年）
 @春の天皇賞馬・菊花賞馬、同年の宝塚記念優勝馬
 　タップダンスシチー・デルタブルース・ヒシミラクル
A2400b以上を含む重賞4勝以上の牡馬
 　ゼンノロブロイ・タップダンスシチー・
B重賞連勝馬
 　ゼンノロブロイ
　→データはゼンノロブロイを強く推奨する。
　→タップダンスシチー、デルタブルースが続く。


◆穴データ
 @中山のＧU連対経験馬
 　コスモバルク・タップダンスシチー・コイントス
AJC一桁着順馬
 　コスモバルク・デルタブルース・ヒシミラクル
BマイルＧT好走馬
 　ツルマルボーイ
　→穴ではないがコスモバルク、タップダンスシチーは好走できる。
　→ヒシミラクル、ツルマルボーイの差しに注意。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率60％以上
 　ゼンノロブロイ・ピサノクウカイ・コスモバルク・ダイタクバートラム・デルタブルース
A芝2500b連対率50％以上
 　ゼンノロブロイ・タップダンスシチー・デルタブルース
　→ゼンノロブロイ、デルタブルースに好適性。



みんなの予想は掲示板でワイワイしましょう(^0^)/

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オーラス夢舞台　ゼンノロブロイ古馬三冠制覇へ

レース概況
　ファン投票により出走馬が選出されるグランプリ、有馬記念。 一年を締めくくる総決算レースだ。 あっと驚くダイユウサクということもあるが、 基本的にはＧT実績がなければ通用しない。 1番人気は【５１０４】、2番人気は【１２１６】。 上位人気馬からヒモ荒れが高配当のセオリー。 5年連続でジャパンカップ組から連対馬が出ている。 馬連平均配当は7,980円。

今週の結論
　2004年の中央競馬もフィナーレを迎えようとしている。 今年、実績はともかく、競馬界の話題の中心であり続けたのが ＧTで惜敗を重ねたコスモバルク。 地方馬の境遇や何とももどかしい戦績と併せて、 五十嵐、岡田、田部と個性あるキャストが揃ったことが人々の共感を呼んだ。 心情的には最後の一冠を獲らせてやりたいが、 気がかりなのはオーナーの強い指示。 荒削りな気性にそぐわない1番人気マークの優等生競馬では、重い印は躊躇せざるを得ない。 何が何でもハナを切る、そう宣言してくれれば玉砕覚悟の心中もできるのだが。 今年の有馬はデータ重視で行く。20項目近い消去データをことごとく乗り越えた ゼンノロブロイに秋完全制覇の夢を託そう。 実はこの馬、私と馬券の相性は良くない。 菊花賞、有馬記念、宝塚記念は◎を進呈したが連対できず、 本命にしなかった天皇賞春、天皇賞秋、ジャパンカップでは2、1、1着。 とりわけ3歳時は過大とも言える評価をしていたのだが、 秋は人気を嫌って印を下げてしまった。 今回、波長を戻せるかどうか分からないが、 初心に返って最強馬の走りに期待したい。 今年のライバルのレベルなら、多少の調子落ちがあってもねじ伏せることができるはずだ。
　対抗はゼンノロブロイと同じく消去データをクリアしたツルマルボーイ。 府中の鬼にも関わらずジャパンカップをパスして狙いは有馬記念一本に絞った。 その甲斐あって、各馬が出がらし状態の中、猛調教をこなして絶好調をアピール。 追い込み脚質だけに短い中山の直線は厳しいが、 それを補うに足る迫力がこの馬からは伝わってくる。 単穴には天皇賞秋の大敗から巻き返しを期すシルクフェイマス。 今年、最もレベルの高かったレースと言えば宝塚記念だろう。 シルクフェイマスはゼンノロブロイ、リンカーンらを抑えて2着に好走している。 復調なれば一発あっても驚かない。父マーベラスサンデーは有馬記念2着が2回あった。 以下、連下に心の本命コスモバルク、武豊のダイタクバートラム、菊花賞馬デルタブルース、 奇跡を呼ぶかヒシミラクル、敬意を表してタップダンスシチー。 馬券は強弱をつけて。


確定後の結論
◎ゼンノロブロイ 〇ツルマルボーイ ▲シルクフェイマス
△コスモバルク △ダイタクバートラム △デルタブルース △ヒシミラクル △タップダンスシチー


負師パンダの二重丸

　いよいよ有馬記念。今年の秋のG１は、収支こそなかなかよかったけれど、当たっ たのはスプリンターズS、マイルCS、JC、JCDの4レースのみ。そのうち、このページ で予想出して当たったのは、目だけ出してコメント無かったマイルCSのみ。とくれ ば、どうしても当てたい立場となれば、ここも能書きなしで勘弁して戴くしかないか と。というわけで・・・。◎ゼンノロブロイ。皆様よいお年を！

◎ゼンノロブロイ　○ヒシミラクル　▲コスモバルク　
△デルタブルース　△ダイタクバートラム　△タップダンスシチー


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