今週のデータ解析 No.406
第21回 フェアリーS
2歳オープン（ＧV）(牝・特指・混合)
12月19日 中山競馬場 芝右1200b　馬齢


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アミリス 54 二本柳 ５３ ５３
エアラニア 54 村田 ４４ ５５ ５９ ６０ ５８
オリオンザヴィアン 54 桜井拓 地A 地B 地@ ﾀﾞ５４ 地K
カシマフラワー 54 吉田豊 ６６ ６５ ７３ 地@ ６５ BY
キャントンガール 54 後藤 ﾀﾞ４７ ﾀﾞ７３ ５９
グランドエナジー 54 北村宏 ４３ ﾀﾞ３４ ﾀﾞ４０ ４４ ５２
タイニーウイナー 54 江田照 １４ ５４ ６７ ４９ ６７ A
ツルマルオトメ 54 岡部 ６５ ６４ ４９ ６８ ５８ Z
テイエムチュラサン 54 石橋脩 ３８ ３４ ５６ ６１
ビコーグレイス 54 勝浦 ２１ ４８
フェリシア 54 横山典 ５０ ６５ ６１ ５９
ペニーホイッスル 54 柴田善 ６４ C
マイネコンテッサ 54 ボニヤ ２５ ６３ D
マイネデセール 54 木幡 ４８ ４０ ６４ ７４ ５３ X
ライム 54 小野 ４６ ６０
リメンバードリーム 54 石崎隆 ４５ ５３ ５２ ５７ ４０

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走着外だった馬（阪神JF組を除く）
 　オリオンザヴィアン・リメンバードリーム
A前走、1馬身未満差で初勝利をあげていた馬
 　アミリス・ビコーグレイス・マイネコンテッサ・ライム
B前走敗退していた地方馬
 　オリオンザヴィアン
C前2走とも3着以下だった馬（阪神JF組を除く）
 　リメンバードリーム・
D前2走とも1200b以下に出走していた馬（重賞勝ち馬を除く）
 　オリオンザヴィアン・ライム
E連対率5割未満（阪神JF組を除く）
 　エアラニア・グランドエナジー・リメンバードリーム
Fキャリア1戦馬（5馬身差以上勝ちを除く）
 　アミリス
G11月以降3戦以上した馬（前走勝利馬を除く）
 　キャントンガール
Hキャリア7戦以上馬
 　カシマフラワー・マイネデーセル
　→クリアしたのはタイニーウイナー、ツルマルオトメ、テイエムチュラサン、
　 　フェリシア、ペニーホイッスルら5頭。
　→人気のカシマフラワー、マイネデーセルはキャリア過多さえ目を瞑れば。


◆好走データ（過去10年）
 @阪神JF組は9連対
 　カシマフラワー・キャントンガール・テイエムチュラサン・マイネデーセル
A1200b戦を含む芝2勝馬
 　カシマフラワー・ツルマルオトメ・テイエムチュラサン・マイネデーセル
B3勝馬
 　カシマフラワー
　→データはカシマフラワー、テイエムチュラサン、マイネデーセルを推奨。
　→前走で特別戦勝利のツルマルオトメも侮れず。


◆穴データ
 @芝で逃げきり勝ちのある2勝馬
 　カシマフラワー・ツルマルオトメ・テイエムチュラサン
A前走、500万条件勝利馬
 　ツルマルオトメ
　→穴はツルマルオトメ、テイエムチュラサンか。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率100％
 　アミリス・グランドエナジー・ペニーホイッスル・マイネデーセル
A芝1200b連対率66％以上
 　アミリス・タイニーウイナー・ツルマルオトメ・ペニーホイッスル・マイネデーセル
　→アミリス、ペニーホイッスル、マイネデーセルに好適性。



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レース概況
　暮れの中山で行われる2歳牝馬によるスプリント戦。 平成3年から1600bから1200bへ短縮され、 去年から日程も一週繰り上げられた。 1番人気は【４１０５】、2番人気は【３２１４】、 馬連平均配当は2,050円と比較的平穏に収まっている。 2〜3勝馬と関西馬の成績が良い。 阪神JF組で凡走していた馬に注目。

今週の結論
　関西遠征から中1週の強行軍になるが、 カシマフラワーの押し切りに期待したい。 フェアリーSは阪神JF組が圧倒的に強いレース。 多少の実力不足や難のあるローテーションも、 克服できてしまうのが特徴でもある。 1200メートルは【３０１０】とほぼパーフェクトの戦績。 唯一、3着の函館2歳Sも勝ったアンブロワーズ（阪神JF2着）とはコンマ3秒差だった。 馬場の重い北海道を使われてきたので持ち時計は良くないが、 すずらん賞の1分10秒1は同日の1000万条件と同タイムで、 よほどの体調不良や紛れがない限り凡走は考えづらい。
　対抗にはレベルの高い新潟組の フェリシア。新潟2歳Sは4着だったが、 ご存じのように1、2着馬はＧTを勝ち、3着馬は出世重賞の東スポ杯を制覇。 条件戦も闘ってきた相手は強い。 単穴には同コースのオープン勝ちのある マイネデーセル。 マイネルラヴ産駒で阪神JFはやはり距離が長すぎた。 1200で再度、見直す手。 以下、連下に 素質馬ペニーホイッスル、九州産テイエムチュラサン、岡部のツルマルオトメ、 消去データをクリアしたタイニーウイナー、ダート出色のキャントンガールと手広く。


確定後の結論
◎カシマフラワー 〇フェリシア ▲マイネデーセル
△ペニーホイッスル △テイエムチュラサン △ツルマルオトメ
△タイニーウイナー △キャントンガール




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