今週のデータ解析 No.405
第56回 朝日杯FS
2歳オープン（ＧT）(指定・混合・牡牝)
12月12日 中山競馬場 芝右1600b　馬齢


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
コパノフウジン 55 小野 ４６ ﾀﾞ３７ ﾀﾞ６７
ペールギュント 55 小牧 ４３ ５０ ７３ ７０ DX
テイエムヒットベ 55 熊沢 ４７ ５４ ５７ ７３ ７６ AX
スキップジャック 55 勝浦 ５０ ６０ ６２ ７３ B
セイウンニムカウ 55 田中勝 ５６ ３５ ５９ ６８ ６８
メジロスパイダー 55 木幡 ５４ ５８ ５５ ６３ ５４
マイネルレコルト 55 後藤 ６４ ６９ ７０ ６５
ストーミーカフェ 55 四位 ４０ ７０ ７０
シルクネクサス 55 柴田善 ５１ ﾀﾞ３９ ﾀﾞ２８ ６９ ５５
エイシンヴァイデン 55 デムーロ ４１ ６２ ６６ ６０ ７１ C
サクセスドマーニ 55 藤岡 ６１ ﾀﾞ６０ ６８ ５２ ５７
マイネルハーティー 55 武豊 ５３ ５８ ６２ ５８ ６８
エイシンサリヴァン 55 吉田豊 ７２ ５８ ６２ Z
ローランコングレ 55 ボニヤ ５９ ５５ ６３ ６８
ディープサマー 55 藤田 ６７ ６９ ４５
マルカジーク 55 蛯名 ５４ ６９ ５５ ６２

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、3着以下馬、コンマ5秒以上敗退馬
 　コバノフウジン・セイウンニムカウ・マイネルレコルト・エイシンヴァイデン
　・マイネルハーティー・エイシンサリヴァン・ディープサマー
A前走条件戦で4番人気以下馬
 　コバノフウジン・サクセスドマーニ
B前走オープン連対馬を除く、前走3番人気以下馬
 　コバノフウジン・セイウンニムカウ・メジロスパイダー・サクセスドマーニ
　・マイネルハーティー・エイシンサリヴァン・ディープサマー
C前2走とも1200b以下戦だった（重賞連対馬を除く）
 　ローランコングレ
D前3走で着外があった馬
 　スキップジャック・セイウンニムカウ・メジロスパイダー・シルクネクサス
E前3走で4着以下が2度あった馬
 　エイシンヴァイデン・エイシンサリヴァン
F未経験を除き芝未勝利
 　コバノフウジン
G1200bまでしか出走経験のない馬
 　ローランコングレ
　→クリアしたのはペールギュント、テイエムヒットベ、ストーミーカフェ、マルカジークの4頭。


◆好走データ（過去10年）
 @前走、良馬場の重賞で勝利していた馬
 　スキップジャック・ストーミーカフェ
A3勝馬
 　マイネルレコルト
B前走、1800b以上のオープン戦で連対していた馬
 　ペールギュント・テイエムヒットベ・ストーミーカフェ
　→データはペールギュント、ストーミーカフェ、テイエムヒットベを推奨。
　→減点1のスキップジャック、マイネルレコルトも続く。


◆穴データ
 @前走勝利の連対率100％馬
 　ストーミーカフェ・ローランコングレ・マルカジーク
A前走、1400b以下の500万条件を勝ちあがった馬
 　マルカジーク
　→大穴だがマルカジーク、ローランコングレ。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率100％
 　エイシンサリヴァン・ローランコングレ（経験馬はこの2頭のみ）
A芝1600bb連対率50％
 　ペールギュント・テイエムヒットベ・マイネルレコルト・エイシンヴァイデン・エイシンサリヴァン
　→エイシンヴァイデンに好適性。



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1番人気信頼　鋭脚ペールギュント

レース概況
　2歳チャンプの決定戦。今年から牡馬、牝馬の出走条件に変更された。 万馬券決着はなく、1番人気は【５４０１】、 2番人気は【１４１４】、馬連平均配当は2570円。 関西馬が圧倒的に強いのも特徴。 着外がなく、連対率100％、マイル以上に出走経験のある馬が好走している。

今週の結論
　マイル戦はもっとも逃げ切りが難しい距離だと言われているが、 その最たるものが朝日杯。これまでスピードに任せて逃げ勝ってきた2歳馬が 勢揃いし、息の入らないハイペースになることが多いからだ。 本命は連対率90%を誇る1番人気馬ペールギュント。 押し出された形の1番人気であることは否定しないが、 直線一気でゴボウ抜きにしたデイリー杯、行き場をなくしながら内をこじ開け2着した 東京スポーツ杯は出色の内容だった。今回、陣営は早めのスパートをさせるつもりで、 脚を余して不完全燃焼ということもあるまい。 母は桜花賞2着のツィンクルブライド。気性面は紙一重だったが、 爆発力は凄まじい馬だった。もちろんペールギュントの差し脚も母親譲り。 サンデー×リファールは朝日杯を制したバブルガムフェローと同じ配合でもある。 データでは優勝馬の前走はすべて1着だったことを考えると、 ペールギュントの馬単2着付けも好配当狙いとしては悪くない。
　対抗はアドマイヤベガ産駒ストーミーカフェ。 札幌の未勝利戦でレコード勝ち、続く札幌2歳Sもハナに立ったまま逃げ切った。 スピードは非凡でハイペースにも耐えられるスタミナもあると思うが、 唯一の不安は格下馬に後れを取った追い切り。その分だけ印を下げたが、 逆転の目は当然ある。単穴はひねって連勝中のマルカジーク。 未勝利、平場と使われてきたので人気はないが、上がり34秒1を繰り出して 余裕勝ちした内容は濃い。大外枠は不利には違いないが、蛯名の手綱で相殺してほしい。 母はクリスタルC2着のエターナルビート、速い時計は望むところだ。 以下、九州産馬初のＧT勝利がかかるテイエムヒットベ、新潟チャンプのマイネルレコルト、 京王杯勝ちスキップジャック、デムーロのエイシンヴァイデン。


確定後の結論
◎ペールギュント 〇ストーミーカフェ ▲マルカジーク
△テイエムヒットベ △マイネルレコルト △スキップジャック △エイシンヴァイデン




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