今週のデータ解析 No.404
第56回 阪神ジュベナイルF
2歳オープン(GT)(牝・指定・混合)
12月5日 阪神競馬場 芝右1600b 馬齢


予想 馬名 斤量 騎手 5走前 4走前 3走前 2走前 1走前 評価
01 カシマフラワー   54 松永 芝66 芝66 芝65 芝73 地@ X
02 エリモファイナル  54 内田博       芝30 芝49  
03 ラインクラフト   54 福永       芝66 芝83 A
04 マイネデセール   54 木幡 芝56 芝48 芝40 芝64 芝74 C
05 ショウナンパントル 54 吉田豊      芝33 芝68 芝71  
06 アンブロワーズ   54 ホワイト       芝51 芝71  
07 ハギノコマチ    54 藤田         芝42  
08 テイエムチュラサン 54 小池     芝38 芝34 芝56  
09 エイシンハッピー  54 幸  芝45 芝65 芝58 芝57 芝70  
10 ジェダイト     54 柴田善   芝57 芝62 芝67 芝60  
11 ミラクルコンサート 54 和田       芝47 芝48  
12 リヴァプール    54 川島 芝41 芝63 芝71 芝62 芝71 Y
13 クロユリジョウ   54 池添 芝40 ダ41 芝54 芝60 芝66  
14 デアリングハート  54 武幸       芝40 芝76 B
15 モンローブロンド  54 安藤     芝50 芝60 芝74 C
16 コスモマーベラス  54 長谷川       芝48 芝60  
17 ライラプス     54 武豊       芝60 芝71 芝71 Y
18 キャントンガール  54 デムーロ       ダ47 ダ73  

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<!注意点!>
 出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ(過去10年)
@前走、未勝利戦、ダート戦に出走していた馬
 カシマフラワー・エリモファイナル・ミラクルコンサート・デアリングハート・キャントンガール
A前走2番人気以下だったキャリア1戦馬(マイル戦勝利馬を除く)
 ハギノコマチ
B前走が小倉戦だった休養明け馬
 テイエムチュラサン
C前2走とも1200b以下に出走した馬(重賞連対経験馬を除く)
 テイエムチュラサン
D芝未勝利馬(重賞連対馬を除く)
 キャントンガール
Eデビュー戦で4着以下だった馬(2勝馬を除く)
 ミラクルコンサート・クロユリジョウ
Fキャリア2戦馬(無敗馬・重賞連対馬を除く)
 エリモファイナル・ミラクルコンサート・デアリングハート・コスモマーベラス
Gキャリア3戦以上の1勝馬
 ショウナンパントル・エイシンハッピー・クロユリジョウ・ライラプス
H連対馬20頭中19頭が2戦目までで初勝利
 カシマフラワー・マイネデーゼル・リヴァプール
 →クリアしたのはラインクラフト、アンブロワーズ、ジェダイド、モンローブロンドの4頭。
 →ショウナンパントル、エイシンハッピー、リヴァプール、ライラプスらは減点1。



◆好走データ(過去10年)
@GV勝ち馬・GU連対馬
 カシマフラワー・ラインクラフト・アンブロワーズ・ライラプス
A芝マイル戦勝ち馬
 エリモファイナル・ショウナンパントル・ジェダイド・デアリングハート
B前々走で新馬を勝った連勝馬
 ラインクラフト・アンブロワーズ・キャントンガール
 →データはラインクラフト、アンブロワーズ、ジェダイドを推奨。
 →ライラプス、ショウナンパントルが続く。



◆穴データ
@ファンタジーSで3〜5着だった馬
 エイシンハッピー・リヴァプール・ライラプス
A連対率100%の休養明け(2ヶ月以上)馬
 アンブロワーズ
 →ファンタジーS惜敗組に注意。

◆コース距離適性
@阪神芝コース連対率100%
 エイシンハッピー・リヴァプール・ライラプス
A芝1600b連対率100%
 エリモファイナル・ジェダイド・デアリングハート・ライラプス
 →ライラプスに好適性。



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レース概況
 牝馬のクラシックの登竜門、阪神ジュベナイルフィリーズ。 2勝馬、3勝馬の好走率が高く、逆に1勝馬の優勝はヒシアマゾンだけ。 マイル経験は大きな買い材料。 1番人気は【4024】、 2番人気は【1036】、馬連平均配当は8,090円。 3ケタ配当は一度だけで、波乱の傾向が強い。

今週の結論
 10月に芝の張り替えも行われ、最高のコンディションで迎えた暮れの阪神開催。 気になるのは夜半に降り続く強い雨だが、明け方には上がる見込みで、 重適性を偏重しなければならないほどの馬場にはならないようだ。 だとすれば、ここは前哨戦を快勝した ラインクラフトの軸は堅いとみる。 何しろファンタジーSでつけた4馬身差はお見事。 とりわけ、上がり3ハロンをいずれも11秒台でまとめて、 最後までラップを落とさなかったのはGT級の証。 前々で競馬ができるセンスの良さがあり、 同じエンドスウィープ産駒でも去年のスイープトウショウのような危うさはない。 母系はローゼンカバリー、アドマイヤマックス、ホーネットピアスなど トライアル血統と揶揄されるファンシミン系だが、 ミスプロ系との配合でGTの壁を乗り越えてほしいものだ。
 対抗は函館2歳S以来となるアンブロワーズ。 まだ底を見せておらず、ビワハイジと似た雰囲気もある。 積極果敢な鞍上のホワイトも怖い。 単穴には差し馬リヴァプールを推す。 展開の向かなかった前走は参考外。サフラン賞の鬼気迫る差し脚が爆発すれば、 ゴール前の逆転もある。今年、最大の惑星馬だ。 以下、武豊ライラプス、先行有利の流れならジェダイド、キャリア豊富な カシマフラワー、安勝モンローブロンド、穴ならデアリングハート。


確定後の結論
◎ラインクラフト 〇アンブロワーズ ▲リヴァプール
△ライラプス △ジェダイド △カシマフラワー △モンローブロンド △デアリングハート





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