＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

四冠女王誕生　スティルインラブ復活！

今週の結論
　京都外回り2200。 前残りをイメージする人も多いかもしれないが、 過去8年、エリザベス女王杯では逃げ馬の連対はない。 3角下りを利用して一気のスパートで差しきり勝ちという結果も多く、 その分、逃げ馬が粘るにはタフな展開になるということかもしれない。 狙いは差し、追い込み馬。しかも、スローの上がり勝負で 力を発揮するタイプではなく、スタミナの裏付けのある馬だ。 三冠牝馬スティルインラブはずばり当てはまる馬だろう。 今春は見せ場さえ作れない無様なレースが続いたが、 秋緒戦の府中牝馬Sでは上がり33秒9で3着と復調を伺わせる内容だった。 去年の秋華賞もトライアル5着から巻き返したように、 叩いてガラリと変わる馬。今回もエリザベス女王杯を狙い澄ましてのステップで、 去年2着の雪辱を晴らして史上初の牝馬四冠制覇を成し遂げてほしい。 3番人気とマークが緩くなるのも好都合だ。
　相手はやはり3歳代表スイープトウショウ。 京都4戦4勝は驚異的だが、中間、ゲート再審査で思い通りの調教ができなかったのが気がかり。 速い流れになったとき、秋華賞と同じような脚が繰り出せるかも未知数だ。 もちろん、実力を認めているからこそ、その上での対抗なのだが。 単穴に同期のライバルアドマイヤグルーヴ。 とにかく天皇賞秋の好走は驚かされた。去年の覇者で力の衰えもないが、 激走の反動だけが心配だ。以下、忘れてはならないローズS勝ち馬レクレドール、 ペリエ手綱のエルノヴァ、重賞連勝オースミハルカ、鋭脚エリモピクシーなど。


確定後の結論
◎スティルインラブ 〇スイープトウショウ ▲アドマイヤグルーヴ
△レクレドール △エルノヴァ △オースミハルカ △エリモピクシー

負師パンダの二重丸

　単勝一番人気が３．５倍強。人気を見る限り、一波乱ありそうな予感もある今年の エ女王杯。しかし、メンバーを見る限り、牝馬同士ならアドマイヤグルーヴとスイープトウ ショウが抜けた存在ではないか。前者は前走牡馬に混じっての価値ある３着で、鞍上 は土曜終盤固め打ちの武豊。後者も後方一気のワンパターンではあるが、毎回確実に ３４秒前半であがる鬼脚は見応え十分。池添は、デュランダルといいこの馬といい、 こういうタイプの馬に乗せたらＧ１でも肝の据わったレースができるので、この馬の 力だけは発揮してくれると信じていいだろう。
　本命は迷ったがアドマイヤグルーヴに。オースミハルカ、メイショウバトラーの先 行２騎を追いかける馬が見あたらず、有力所は追い込み脚質とくれば、今回はスロー になると考える。とすれば、先に抜け出せるアドマイヤグルーヴの方が若干有利では ないか。対抗には当然スイープトウショウ。ぎりぎりまで脚を溜めて大外にぶん回して後は 届くかどうか神頼みという「池添の競馬」なら、スローになろうとも全く関係ない気 も一方ではする。アドマイヤが厳しい競馬から中一週ということを考えれば、実は こっちを買うのが正解？？？という迷いもあるのだが・・・。
　単穴にはエリモピクシー。重賞だろうがオープン特別だろうが、牡馬混合戦だろう が牝馬限定戦だろうが、毎回確実に上位に来ているのがこの馬。ペリエで穴人気のエ ルノヴァにも前走先着しており、姉のエリモシックが激走したのもこのレース。穴を 開ける条件は揃っていると思うのだが。鞍上が３着王福永だけに、今回も追い込み届 かず３、４着というのが妥当なところなのだが、まかり間違えて２着に来てくれるこ とを期待して。以下、復調気配スティルインラブ、前走が良い経験になったはずのレクレドール、 ペリエエルノヴァ、逃げてしぶといメイショウバトラーまで。あと、脈絡無いが、ス ロー想定なので、行った行ったも押さえたい。

◎アドマイヤグルーヴ　○スイープトウショウ　▲エリモピクシー　
△スティルインラブ　△レクレドール　△エルノヴァ　△メイショウバトラー