今週のデータ解析 No.395
第38回 スプリンターズS
3歳上オープン（ＧT）(指定・国際)
10月3日 中山競馬場 芝右1200b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アシュダウンエクスプレス 57 後藤 英A 英F 英A 仏C 英H
ウインラディウス 57 田中勝 ８３ ８６ ８８ ７５ ８２
カフェボストニアン 57 岡部 ８９ ７９ ８５ ７７ ８２
カルストンライトオ 57 大西 ８８ ７７ ８５ ８３ ９７ A
キーンランドスワン 57 四位 ８５ ８５ ８９ ７２ ８０ Z
ケープオブグッドホープ 57 プレブル 香A 香A 英A 英B 英C
ゴールデンキャスト 57 武豊 ６３ ８２ ７８ ７２ ８３ D
サニングデール 57 福永 ８９ ９２ ７７ ８２ ７９ X
シルヴァーゼット 55 吉田豊 取消 ６８ ７１ ７８ ７５
シルキーラグーン 55 小林淳 ﾀﾞ７９ ７９ ８３ ７９ ８３ D
シーイズトウショウ 55 中館 ９１ ８５ ８９ ８９ ８８ CZ
タマモホットプレイ 55 和田 ６１ ７２ ６８ ８３ ８１
デュランダル 57 池添 ７１ ８５ ９２ ９１ ９２ BX
ナムラビッグタイム 55 江田照 ７８ ８０ ７５ ５５ ８１
フェアジャグ 55 横山典 英L 英@ 英L 英I 独H
ワンダーシアトル 57 北村宏 ７９ ７７ ８２ ８５ ７０

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（日本馬のみ過去10年）
 @前走オープン特別で敗退していた馬（マイルＧT連対馬を除く）
 　カフェボストニアン・タマモホットプレイ・ナムラビッグタイム・ワンダーシアトル
A前走より斤量2`以上増馬
 　タマモホットプレイ・ナムラビッグタイム
B前2走で二桁大敗のある馬（マイルＧTを除く）
 　ナムラビッグタイム
C前2走とも着外馬
 　シルキーラグーン
D北海道からの転戦組
 　ウインラディウス・シーイズトウショウ・タマモホットプレイ・ナムラビッグタイム
Eマイル戦を2戦以上して未連対（1200b重賞勝ち馬を除く）
 　カフェボストニアン・カルストンライトオ
F重賞連対経験のない馬
 　シルキーラグーン・タマモホットプレイ・ナムラビッグタイム・ワンダーシアトル
G3ヶ月以上の休養馬（ＧT連対経験馬、重賞勝ち馬を除く）
 　シルヴァーゼット
H6ヶ月以上の休養馬
 　デュランダル
　→キーンランドスワン、ゴールデンキャスト、サニングデールの3頭がクリア。
　→デュランダル、シーイズトウショウらは減点1。


◆好走データ（日本馬のみ過去10年）
 @前2走で勝利のあるＧT馬
 　デュランダル
A前2走とも連対していた4、5歳馬
 　デュランダル
BセントウルS1〜3着馬
 　キーンランドスワン・ゴールデンキャスト・サニングデール
　→休養明け克服すればデュランダル
　→セントウルS上位3頭はデータが完全推奨。


◆穴データ
 @セントウルSで僅差だった休養明け2戦目馬
 　キーンランドスワン
AマイルＧTで着内のあった馬
 　シーイズトウショウ・デュランダル
　→穴はキーンランドスワン、シーイズトウショウか。

◆コース距離適性
 @中山コース連対率50％以上
 　キーンランドスワン・サニングデール・シルキーラグーン・デュランダル
A芝1200b連対率50％以上
 　サニングデール・シルヴァーゼット・シルキーラグーン・シーイズトウショウ
　・タマモホットプレイ・ナムラビッグタイム
　→サニングデール、シルキーラグーンに好適性。



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右回り克服！　サニング春秋連覇へ

レース概況
　平成12年から施行時期が繰り上がり、 秋のＧT第一弾として行われることになったスプリンターズS。 先行馬が優位なレースだが、 開催最終日に行われるようになって 差し、追い込みが決まるケースも目立ち始めた。 一方、グリーンベルトが出現して、人気薄の逃げ馬があっと言わせることもある。 1番人気は8連対、2番人気は3連対で両者の共倒れは1度だけ。

今週の結論
　左回り専用と専らの評価だったサニングデールだが、 前走のセントウルSでは59キロを背負いながら33秒2の 上がりを繰り出して好走してみせた。 それもそのはず、スプリンターズSに向けて、 函館競馬場の角馬場で右回りを走る練習を積んできたのだ。 その甲斐あって、レースではもたれるようなところもなかった。 前哨戦を叩いて、調子はさらに上向き。 高松宮記念に続く、春秋スプリント制覇の可能性は高いとみた。
　対抗には昨年の覇者デュランダル。 スプリンターズS、マイルCSを連勝した鬼脚は驚異的。 ただ、前が止まらない馬場で最内枠を引いたことがどうでるのか。 鉄砲は克服できると思うが。 単穴は武豊のゴールデンキャスト。 前がまったく塞がった北九州短距離Sは参考外で、 まともなら3連勝で臨むはずだった馬。 名手の手綱さばきも怖い。 以下、前へ行くキーンランドスワン、 力は落ちるがシーイズトウショウ、 雨でウインラディウス、カルストンライトオを追加する。


確定後の結論
◎サニングデール 〇デュランダル ▲ゴールデンキャスト
△キーンランドスワン △シーイズトウショウ △ウインラディウス △カルストンライトオ




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