今週のデータ解析 No.379
第54回 安田記念
3歳上オープン（ＧT）(指定・国際)
6月6日 東京競馬場 芝左1600b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アイランドファッション 56 ﾌﾞｰｸﾞﾘｼ 海C 海@ 海@ 海A 海C
イーグルカフェ 58 蛯名 ８５ ８６ ７９ ﾀﾞ８３ ﾀﾞ８１
ウインラディウス 58 ｵﾘｳﾞｧ ８４ ６９ ８３ ８６ ８８ C
オーゴンサンデー 56 吉田豊 ８２ ８２ ７９ ７７ ７８
ジョウテンブレーヴ 58 内田博 ７９ ７０ ９１ ８６ ７８ Z
セルフフリット 58 ライ 海F 海D 海F 海B 海E
ダンツジャッジ 58 柴田善 ７８ ８８ ８７ ６９ ８４
ツルマルボーイ 58 安藤 ８８ ９１ ７１ ８７ ８３ Z
テレグノシス 58 勝浦 海B 海L ８３ 海F ８８ C
バランスオブゲーム 58 田中勝 ８７ ７７ ８８ ８８ ８４
ファインモーション 56 武豊 ８８ ７３ ８２ ９０ ８８ C
マイソールサウンド 58 本田 ８３ ７９ ８６ ９３ ９２ AY
マイネルモルゲン 58 後藤 ８４ ８８ ７１ ７０ ８７
ミデオンビット 58 岡部 ７２ ８７ ７９ ７１ ５４
メイショウボーラー 54 福永 ７３ ８１ ７３ ８６ ７５
メジロマイヤー 58 武幸 ７２ ８０ ８２ ８６ ８７
ユートピア 58 四位 地I ﾀﾞ６７ ８６ ﾀﾞ８１ ８０
ローエングリン 58 横山典 海A ７９ 海B ９４ ９１ BX

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、二桁着順だった馬（ＧTを除く）、京王杯SCで7着以下だった馬
 　ミデオンビット
A前走1秒差以上で敗退した馬
 　イーグルカフェ・ミデオンビット・メイショウボーラー
B前走より3キロ以上の斤量増馬
 　マイネルモルゲン
C前走で逃げた馬
 　メジロマイヤー
D前走ダート戦で連対を外した馬（芝ＧT馬を除く）
 　イーグルカフェ
E前2走のＧU以下戦で7着以下のあった馬（ＧT馬を除く）
 　イーグルカフェ・オーゴンサンデー・ジョウテンブレーヴ・ダンツジャッジ・　　
　マイネルモルゲン・ミデオンビット・ユートピア
F前3走とも連対がなかった牡馬
 　イーグルカフェ・ジョウテンブレーヴ・ツルマルボーイ・マイネルモルゲン・ユートピア
G5歳以上の重賞未勝利馬
 　オーゴンサンデー
HＧT馬を除く7歳以上馬
 　ジョウテンブレーヴ・ミデオンビット
IＧT馬を除く休養明け馬
 　ダンツジャッジ
　→ウインラディウス、テレグノシス、バランスオブゲーム、
　　 ファインモーション、マイソールサウンド、ローエングリンの6頭がクリア。
　→アイランドファッション、セルフフリットの外国勢は未知数。


◆好走データ（過去10年）
 @前年のマイルＧT連対馬
 　ファインモーション・メイショウボーラー
A芝2000b以上重賞の勝ち馬
 　ダンツジャッジ・ツルマルボーイ・バランスオブゲーム・ファインモーション
Bマイル以下の連対率が50％以上あるＧT連対馬
 　ファインモーション・メイショウボーラー・ローエングリン
　→データはファインモーションを絶対視。
　→バランスオブゲーム、ローエングリン、メイショウボーラーが続く。


◆穴データ
 @前2走ともマイル戦を使用した馬
 　ファインモーション・マイネルモルゲン
A前2走で一度は連対した4歳馬
 　マイネルモルゲン
　→穴はマイネルモルゲン、ファインモーションか。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率50％以上
 　オーゴンサンデー・ツルマルボーイ・テレグノシス・バランスオブゲーム・ローエングリン
A芝1600b連対率66％以上
 　セルフフリット・ファインモーション・マイソールサウンド・メイショウボーラー・ローエングリン
　→ローエングリンに好適性。



みんなの予想は掲示板でワイワイしましょう(^0^)/


燻し銀のマイル職人　響けマイソールサウンド！

レース概況
　平成5年から国際競走にもなった春のマイル王を決める安田記念。 1番人気は【３２１４】だが、2番人気、3番人気は1連対と 信頼性に乏しい。馬連平均配当は1万7350円で、 過去4回が万馬券だったように下位人気も侮れない。 外国馬を除く連対馬18頭がＧTを経験しており、 14頭はＧT連対実績があった。 波乱含みだが実績のない馬の好走は難しい。 府中マイル戦はスタミナを必要とし、 スプリントより中距離適性が求められる。

今週の結論
　コース変更で突如、出現するグリーンベルト。 今回は内6メートルの”舗装道路”に各馬が殺到することになるだろう。 内7〜11メートルの荒れ馬場を走らせられる馬には大きな不利で、 差し、追い込み馬はさらに大外を回した方がマシかもしれない。 去年はグリーンベルトを巧く利用したアグネスデジタルが優勝しており、 コース取りの差が明暗を分けそうだ。 本命は晩成の地を開花させたマイソールサウンドで穴を狙いたい。 京都金杯、マイラーズCの勝ちっぷりは父タマモクロスを彷彿とさせる快進撃。 今年上半期の古馬中距離戦でもっともハイレベルだった 中山記念でも僅差の勝負をしており、馬に身が入ったと解釈すべきだろう。 枠順は2番枠を引いたが、グリーンベルトで逃げ馬たちを 前に置いて流れに乗れるのは好都合。 東京は初めてでも、左回り中京で3勝をあげており問題はない。 血統、厩舎、主戦騎手が地味だからなのか、生涯で一度も1番人気になったことのない不思議な馬。 ほしいのは人気ではなくＧT1着のタイトルなのだから、 実績の割に注目を集めないのは大歓迎だ。
　対抗はＧT101連敗は御免のカッチーバランスオブゲーム。 東京は毎日王冠を制した相性の良いコース。 外枠を引いたのがマイナス材料ではあるが、そこを克服できるかどうかは騎手の腕次第だ。 単穴に横山典に手が戻ったローエングリン。 去年の安田記念は1番人気3着で涙を呑んだが、 折り合えば仏ＧT2着の実力がモノを言う。 以下、データでは鉄板のファインモーションを絡めた 上記4頭のBOXが馬券は本線。 ヒモは手広く、 京王杯SC勝ちウインラディウス、 府中巧者テレグノシス、 未知の外国馬 アイランドファッション、セルフフリットなど。


確定後の結論
◎マイソールサウンド 〇バランスオブゲーム ▲ローエングリン
△ファインモーション △ウインラディウス △テレグノシス
△アイランドファッション △セルフフリット




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