＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

無敗の牝馬二冠へ　ダンスに死角なし

今週の結論
　週後半の雨がどう影響するか気になっていたが、 土曜日の目黒記念は稍重ながら2分30秒5のレコードタイム。 Cコースへの変更が効いているようだが、 上がりがかかっているようにスタミナは必要な馬場とみていい。 だが、ダンスインザムードにとっては、馬場の善し悪しも関係ないことかもしれない。 早くから、三冠ロードで負けるなら紛れの多い桜花賞と言われてきた。 しかし、その桜花賞を易々と正攻法で押し切って、 うるさい外野の口を封じ込めてしまったのだから畏れ入る。 全姉ダンスパートナーのオークスでの走りを持ち出すまでもなく、 距離延長は大歓迎の血統。 府中2400は実力通り決まるコースで、 ダンスインザムードを負かせる馬は同世代の牝馬には見当たらない。
　対抗はフラワーCでダンスインザムードの2着にきた ヤマニンアラバスタ。 母ヤマニンリコールは函館記念2着、ダイヤモンドS4着などスタミナに秀でた馬で、 長いところでは底を見せていないのが魅力だ。 急きょ参戦した桜花賞は急仕上げで、陣営の狙いは当初からオークスにあったようだ。 単穴はクイーンC勝ちのあるダイワエルシエーロ。 距離に不安があるのは事実だが、折り合いは付くタイプ。 去年、2着に好走したチューニーと同じ雰囲気が漂う。 以下、連下に堅実アズマサンダース、距離伸びてヤマニンシュクル、岡部グローリアスデイズなど。 確率は低いが、穴として狙うならウイングレット、レディインブラックも。


確定後の結論
◎ダンスインザムード 〇ヤマニンアラバスタ ▲ダイワエルシエーロ
△アズマサンダース △ヤマニンシュクル △グローリアスデイズ
△ウイングレット △レディインブラック

負師パンダの二重丸

　　桜花賞の混戦ムードが一気に飛んで、ダンスインザムードで断然というのが世間の 評価。こういうときには一捻りしたい気持ちがうずうずとわいてくるのがパンダの「負 師」たる由縁。しかし、今週は珍しくはやる気持ちの抑えが効くようで、じっと気分が落ち着くの を待つ。・・・むう。やはり軸はダンスインザムード以外考えられない模様。人気ほど力が 抜けているとは思えないが、コンスタントに高い能力を示しているのはこの馬だけ。 ローテーションも鞍上も文句がないとすれば、無敗の２冠馬の誕生を見守るしかない とみる。
　対抗にはヤマニンアラバスタを。この馬、関東圏で好走、関西で惨敗の戦歴だが、 関西の２戦はいずれもG１。関西遠征が苦手なのか、G１では家賃が高いのかが今回判 明するのだが、暮れの阪神JFはわずか０．４秒差であるし、馬体重の維持に神経を使 わなければならないこの馬の弱点からすれば、前者と考えることができるのではない か。脚質的にも、広い東京コースはプラスに働くはずで、関東馬の１，２フィニッ シュに期待する。桜では再び不運に見舞われたが、力はまだ見限れないスイープトウショウを単穴 に。以下、連下には、ウイングレット、グローリアスデイズ、アズマサンダース、メイ ショウオスカル、ダイワエルシエーロまで。
　

◎ダンスインザムード　○ヤマニンアラバスタ　▲スイープトウショウ　
△ウイングレット　△グローリアスデイズ　△アズマサンダース　△メイショウオスカル　△ダイワエルシエーロ