今週のデータ解析 No.375
第9回 NHKマイルC
3歳オープン(GT)(指定・混合・牡牝)
5月9日 東京競馬場 芝左1600b 定量


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アポインテッドデイ 57 柴田善 74 80 73 81 79 CY
エイシンマルカム 57 渡辺 ダ65 64 58 72 77
キングカメハメハ 57 安藤 47 65 84 59 76 X
コスモサンビーム 57 四位 69 76 81 79 84 BY
シゲルドントイケ 57 赤木 58 62 53 55 72
シーキングザダイヤ 57 武豊 45 66 68 58 79 C
タイキバカラ 57 蛯名 60 ダ75 72
ダイシンチャンス 57 太宰 ダ66 ダ69 ダ54 ダ66 65
ダイワバンディット 57 北村宏 68 64 59 64 72
トラッドスキーム 57 江田照 66 56 54 59 73
ナイストップボーイ 57 岡部 ダ63 ダ46 ダ68 ダ64 78
ハートランドカフェ 57 武幸 69 68 79 C
ビッグファルコン 57 吉田豊 63 61 62 71 68
フリーダムホーク 57 横山典 49 65 63 59 77
ムーンシャイン 57 オリヴァ ダ52 63 75
メイショウボーラー 57 福永 72 73 81 73 86 AY
ロードインザスカイ 57 後藤 55 52 66 66 62
ローランジェネルー 57 田中勝 43 55 65 78

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<!注意点!>
 出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ(過去10年)
@前走、1200b戦出走馬
 タイキバカラ・ロードインザスカイ・ローランジェネルー
A前走、NZT以外で4着以下だった馬(マイル重賞勝ち馬を除く)
 アポインテッドデイ・ダイシンチャンス・ロードインザスカイ
B前走条件戦に出走した馬(無敗馬を除く)
 トラッドスキーム・ハートランドカフェ・ローランジェネルー
C前走、NZTで6番人気以下だった馬(勝ち馬を除く)
 エイシンマルカム・ダイワバンディット・ナイストップボーイ・ビッグファルコン・フリーダムホーク
D前走、オープン特別戦で敗退した馬
 ロードインザスカイ
E前走、馬体重10`以上減で未連対だった馬
 メイショウボーラー
F前3走とも1400b以下戦に出走していた馬
 タイキバカラ・ダイシンチャンス・ロードインザスカイ
G重賞入着経験のない馬(未経験を除く)
 ハートランドカフェ・ビッグファルコン
Hマイル以上戦で未勝利か重賞連対のない馬
 エイシンマルカム・シゲルドントイケ・タイキバカラ・ダイシンチャンス・ロードインザスカイ
Iキャリア9戦以上馬
 コスモサンビーム・シゲルドントイケ・トラッドスキーム・ビッグファルコン
J1勝馬
 アポインテッドデイ
K中央場所で勝ち鞍がない馬
 ダイワバンディット
LクリスタルCの連対馬
 タイキバカラ・ビッグファルコン
M連闘か中1週のローテション
 トラッドスキーム・ロードインザスカイ
 →クリアしたのはキングカメハメハ、シーキングザダイヤ、ムーンシャイン。
 →コスモサンビーム、メイショウボーラーは減点1。



◆好走データ(過去10年)
@3歳重賞を含む重賞2勝馬
 コスモサンビーム・シーキングザダイヤ・メイショウボーラー
A1800b以上重賞連対馬
 アポインテッドデイ・キングカメハメハ・メイショウボーラー
 →データはキングカメハメハ、シーキングザダイヤを推奨。
 →コスモサンビーム、メイショウボーラーも侮れず。



◆穴データ
@前2走ともマイル戦に出走していた馬
 フリーダムホーク・ムーンシャイン
A前々走、重賞で好走していたNZT組
 ビッグファルコン
 →穴はフリーダムホーク、ムーンシャインか。

◆コース距離適性
@東京芝コース連対率66%以上
 アポインテッドデイ・コスモサンビーム・シーキングザダイヤ・タイキバカラ・
 トラッドスキーム・フリーダムホーク・ムーンシャイン・ローランジェネルー

A芝1600b連対率66%以上
 コスモサンビーム・シーキングザダイヤ・ナイストップボーイ・ハートランドカフェ・
 メイショウボーラー・ローランジェネルー

 →コスモサンビーム、シーキングザダイヤ、ローランジェネルーの好適性。



みんなの予想は掲示板でワイワイしましょう(^0^)/


マイルに輝け! ダイヤの煌めき

レース概況
 今年で9回目を迎える3歳馬によるマイルGT。 外国産馬が連対を独占してきたが、一昨年、昨年と内国産馬が勝利を収めた。 ステップのNZTは4年前から中山1600メートルに変更されたが、 ほぼ毎年、連対馬を出しているようにトライアルとしての重要性は変わらない。 1番人気は【3023】、2番人気は【1304】、馬連平均配当は4,730円。 例年、差し、追いこみ馬の活躍が目立つ。

今週の結論
 スピード能力は一級品ながら気性的な不安を抱えていたシーキングザダイヤ。 しかし、前走のニュージーランドトロフィーではこれまでの逃げ、先行ぶりとは一変、 馬群に包まれる場面もありながら中団から電光石火の脚で差しきり勝ち。 抜け出したゴール前も、まだまだ手綱には余裕があった。 母は7年前のNHKマイルCを制し、日本馬初の海外GT勝利を成し遂げたシーキングザパール。 その母が渡米してストームキャットと配合され誕生したのが本馬だ。 父ストームキャットは米二冠馬タバスコキャット、 BCターフを勝ったキャットシーフらを出しており、 スタミナ不足ということはないだろう。 府中のタフなマイル戦は母以上に適性があるとみる。 母の日に母子GT制覇なら、サイン派も納得ではないか。
 対抗はダービーまで狙いを定めるキングカメハメハ。 毎日杯でシェルゲームらを切り捨てた脚はド迫力だった。 府中マイルなら距離が足りないということはないが、 マイル戦未経験の分、2番手の評価に留めた。 単穴には関東の秘密兵器ムーンシャイン。 前走のNZTでは"ハミが舌を越して"しまい、絶好の手応えで4角をまわりながら7着に敗れた。 今回は舌を縛ってレースに臨むそうで、 得意の左回りに戻って一発気配がムンムンだ。 以下、連下に皐月賞3着メイショウボーラー、同じく4着コスモサンビーム、 前走の時計が出色ハートランドカフェ。


確定後の結論
◎シーキングザダイヤ 〇キングカメハメハ ▲ムーンシャイン
△メイショウボーラー △コスモサンビーム △ハートランドカフェ



負師パンダの二重丸

 今年も混戦でレースとしては面白いNHKマイルカップ。本命で行くか、穴ねらいに走るか。むう・・・。しかし、本命といっても一番人気 キングカメハメハはスローの上がり競馬ばかりで、唯一のハイペースが唯一の敗戦と なれば狙いにくい・・・。武豊シーキングザダイヤは、うま〜く強い馬のいないとこ ろばかり狙って使われてきているので(2着馬の名前を見れば一目瞭然・森師、さす が・・・)、額面通りの強さがあるかイマイチ微妙・・・。かといって2歳チャンプ コスモサンビームは、復帰2戦が案外の競馬だし、メイショウボーラーは最近、中途 半端な競馬で中途半端な結果ばかり・・・(鞍上も同じだしね)。うう・・・帯に短し襷に長し・・・。よし、今回は穴ねらいで行きます。
  ということで(?)本命はハートランドカフェ。3戦2勝で唯一の敗戦が休み明け のクリスタルカップ。しかも不慣れな揉まれる競馬になったあげくの0秒3差なら、 少なくともタイキバカラよりは先着できるのではないか。関東の厩舎が関東のG1で 関西のジョッキーにテン乗り依頼と言うことは、勝負気配は間違いなし。もまれたら 力を出し切れない欠点があるも、今回は7枠14番。これより外からかぶせてきそう な馬は大外フリーダムホークくらいと来れば、力を出せることははっきりしている。 勝った2戦はいずれも強い勝ち方で、人気所とも初対戦。若駒らしく、未知の魅力に 期待してみたい。

◎ハートランドカフェ ○アポインテッドデイ ▲キングカメハメハ 
△シーキングザダイヤ △メイショウボーラー △コスモサンビーム
△ナイストップボーイ △フリーダムホーク △ムーンシャイン


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