今週のデータ解析 No.372
第64回 皐月賞
3歳オープン（ＧT）(指定)
4月18日 中山競馬場 芝右2000b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
マイネルマクロス 57 後藤 ７３ ５１ ６７ ８８ ７３ Y
メイショウムネノリ 57 武幸 ﾀﾞ５０ ６４ ﾀﾞ５６ ﾀﾞ７４ -
コスモサンビーム 57 ﾊﾞﾙｼﾞｭｰ ６０ ６９ ７６ ８１ ７９
カリプソパンチ 57 岩田康 ３６ ６３ ５７ ７０ ５７
フォーカルポイント 57 横山典 ２３ ７３ ７８ ９０ ６８ X
キョウワスプレンダ 57 佐藤哲 ６２ ４０ ７２ ６７ ８２ B
ブラックタイド 57 武豊 ５６ ６２ ６６ ７８ ８３ A
メイショウボーラー 57 福永 ６７ ７２ ７３ ８１ ７３
ミスティックエイジ 57 池添 ５４ ５２ ６５ ７１
アポインテッドデイ 57 江田照 ７０ ７４ ８０ ７３ ８１ D
グレイトジャーニー 57 小牧 ５７ ７０ ６９ ６６ ６３
マイネルブルック 57 藤田 ４１ ６９ ６６ ６４ ７８
メテオバースト 57 内田博 ６３ ５９ ７１ ７１
ダイワメジャー 57 菊沢徳 ５１ ﾀﾞ７１ ﾀﾞ６２ ８２ B
マイネルデュプレ 57 柴田善 ３８ ５１ ６６ ６９ ７５
ハーツクライ 57 安藤 ３１ ７２ ８１ D
スズカマンボ 57 蛯名 ３６ ７４ ６１ ８３ ８１ Z
コスモバルク 57 五十冬 地@ 地A ７４ ６６ ７５

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走着外馬（重賞勝ち馬・前々走勝ち馬を除く）
 　ミスティックエイジ
A共同通信杯からの直行馬
 　マイネルデュプレ
B前走、トライアル以外で敗退していた馬
 　カリブソパンチ・マイネルマクロス
C前走、トライアルで4番人気以下かつ4着以下だった馬
 　アポインテッドデイ・キョウワスプレンダ
D前2走で3着以内のない馬、前2走で二桁着順のある馬
 　ミスティックエイジ
E芝で連対のない馬
 　メイショウムネノリ
F年明け、重賞2戦を含む3戦以上馬（連勝馬を除く）
 　ブラックタイド
G中央コースで未勝利（ＧT連対馬を除く）
 　キョウワスプレンダ
H中山コース2戦以上で未勝利（ＧT連対馬を除く）
 　アポインテッドデイ・キョウワスプレンダ・グレイトジャーニー・スズカマンボ・ダイワメジャー
I芝2000b未経験馬（1800bの重賞連対馬を除く）
 　アポインテッドデイ・キョウワスプレンダ・コスモサンビーム・ダイワメジャー・メイショウムネノリ
J2月以降1400b以下出走
 　メイショウムネノリ
K1勝馬、キャリア10戦以上馬
 　アポインテッドデイ・ダイワメジャー・マイネルマクロス
L弥生賞勝ち馬の連対はアグネスタキオンだけ
 　コスモバルク？
　→コスモバルク、ハーツクライ、フォーカルポイント、マイネルブルック、メテオバーストがクリア。
　→人気のブラックタイド、コスモサンビームは減点1。


◆好走データ（過去10年）
 @重賞を含む連対率100％の馬
 　コスモバルク・メイショウボーラー
A4勝以上馬
 　コスモサンビーム・メイショウボーラー
B前2走とも中山芝2000bに出走していた馬
 　フォーカルポイント
　→データはコスモバルク、フォーカルポイントを推奨。
　→コスモサンビーム、メイショウボーラーも侮れず。


◆穴データ
 @2000bオープン戦連対馬
 　フォーカルポイント・スズカマンボ・ハーツクライ・ブラックタイド・ミスティックエイジ
Aトライアルを人気で惜敗した馬
 　コスモサンビーム・フォーカルポイント
　→穴はフォーカルポイントや若葉S組か。

◆コース距離適性
 @中山コース連対率66％以上
 　コスモバルク・ブラックタイド・マイネルデュプレ・マイネルマクロス・マイネルブルック・メイショウボーラー
A芝2000b連対率66％以上
 　コスモバルク・ハーツクライ・ブラックタイド・マイネルブルック・ミスティックエイジ・メイショウボーラー
　→コスモバルク、ブラックタイド、マイネルブルック、メイショウボーラーに好適性。



みんなの予想は掲示板でワイワイしましょう(^0^)/


道営の誇りを乗せ　コスモバルク受けて立つ！

レース概況
　「速い馬が勝つ」と言われている牡馬クラシックの第一関門、皐月賞。 1番人気は【３２２３】で連対率は5割。 2番人気、3番人気とも3連対で 上位人気馬の信頼性はいまひとつ。馬連平均配当は12220円、 平成9年と14年には5万馬券が飛び出している。 小回り中山で多頭数というのが起因してか、人気の追いこみ馬が力を出しきれないこともある。 以前から最有力ステップだった若葉S組は阪神で施行されるようになっても注意が必要だ。 西高東低で、関東馬は穴で狙いたい。

今週の結論
　まったく頭を悩ませられた今年の皐月賞。 しかし、堂々巡りの末、結論は コスモバルク本命ということに落ち着いた。 ラジオたんぱ杯、弥生賞とクラシックの王道を連勝してきた バルクの説明は不要だろう。先頭か2番手から34秒台 で上がってくる安定したレースぶりは信頼に値する。 前走も沈み込むようなフットワークで粘るメイショウボーラーを 楽々と捕えた。厳しい流れを経験していないと評価を下げる向きもあるが、 スピードの勝った気性からはある程度、速くなってくれたほうが競馬はしやすい。 不利に見える大外枠も、中央勢のマークで内に包まれるよりはずっとましだ。 ラフィアンの馬とはいえ、ひさびさに登場した地方出身の正統派スター。 鞍上は昨夏、函館で2週続けて他馬を押圧するラフプレーで 騎乗停止を食らった闘将、五十嵐冬樹。 大舞台にも臆するようなことはあるまい。 高知競馬を廃止から免れさせたのがハルウララなら、 ホッカイドウ競馬を救うのはこの馬だ。
　対抗は同じ勝負服、コスモサンビーム。 前走のスプリングSはあからさまな叩き台。 馬券を買ってる方はたまらなかったが、陣営の狙いは皐月賞。 今回、デキは絶好で欲しかった内枠も引いた。 朝日杯の再現もあるか。 単穴には京成杯の差し脚が忘れられないフォーカルポイント。 自分から競馬を作れない弱みはあるが、嵌ったときの強さは圧巻。 弥生賞の不可解な敗戦さえ目を瞑れば、もっと厚い印が並んでおかしくない馬だ。 以下、連下に素質は一番ブラックタイド、 若葉Sは着差以上の強さハーツクライ、勝負根性ならマイネルブルック、 前走は度外視すべきミスティックエイジなど。


確定後の結論
◎コスモバルク 〇コスモサンビーム ▲フォーカルポイント
△ブラックタイド △ハーツクライ △マイネルブルック △ミスティックエイジ




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