今週のデータ解析 No.368
第53回 スプリングS
3歳オープン（ＧU）(指定・混合)
3月21日 中山競馬場 芝右1800b　馬齢


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アポインテッドデイ 56 柴田善 ４５ ７０ ７４ ８０ ７３ CX
オーガストバイオ 56 田中勝 ﾀﾞ５７ ﾀﾞ５４ ﾀﾞ７３ ﾀﾞ５８ ﾀﾞ８３
キョウワスプレンダ 56 佐藤哲 ６０ ６２ ４０ ７２ ６７
コスモサンビーム 56 ﾊﾞﾙｼﾞｭｰ ６４ ６０ ６９ ７６ ８１ AY
コンドルクエスト 56 蛯名 ３３ ４９ ６５
ゴールドマジンガー 56 藤田 ５０ ﾀﾞ６５
シュウザンコンドル 56 松永 ３９ ﾀﾞ５６ ５４
スマートストリーム 56 江田照 ﾀﾞ３０ ﾀﾞ５０ ６３ ﾀﾞ４９ ﾀﾞ５９
ダイワメジャー 56 菊沢徳 ５１ ﾀﾞ７１ ﾀﾞ６２
タマモホットプレイ 56 内田博 ５４ ６５ ６３ ６１
ドラゴンキャプテン 56 丸山侯 地@ ６１ ６１ 地@ ５４
ビッグエンデバー 56 北村宏 ６７ ４３ ﾀﾞ４６ ﾀﾞ８２
ブラックタイド 56 横山典 ５６ ６２ ６６ ７８ B
フルオブファイト 56 岡部 ２７ ﾀﾞ５５ ﾀﾞ６９
マイネルゼスト 56 吉田豊 ５９ ６８ ６９ ７４ ７０ DZ
ミスティックエイジ 56 池添 ５４ ５２ ６５

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、新馬・未勝利戦に出走した馬
 　ゴールドマジンガー
A前走500万条件で連対できなかった馬
 　ダイワメジャー・ドラゴンキャプテン
B前走ダート戦敗退の1勝馬
 　ダイワメジャー・ビッグエンデバー
C前3走ともダート戦に出走した馬
 　オーガストバイオ
D重賞勝ち馬を除くキャリア3戦以下
 　コンドルクエスト・ゴールドマジンガー・シュウザンコンドル・ダイワメジャー・
　フルオブファイト・ミスティックエイジ
EＧT連対馬を除く3ヶ月以上の休養明け馬
 　キョウワスプレンダ・コンドルクエスト
F芝未勝利馬
 　オーガストバイオ・ゴールドマジンガー・スマートストリーム・
　ダイワメジャー・ビッグエンデバー・フルオブファイト
　→アポインテッドデイ、コスモサンビーム、タマモホットプレイ、
　　 ブラックタイド、マイネルゼストの5頭がクリア。


◆好走データ（過去10年）
 @マイル以上の重賞勝ち馬
 　コスモサンビーム
A前走、芝マイル以上戦の勝ち馬
 　コスモサンビーム・コンドルクエスト・シュウザンコンドル
B重賞勝ちのある1番人気馬
 　コスモサンビーム
　→データではコスモサンビームの軸不動。


◆穴データ
 @前走、500万以上のダート戦で勝利していた馬
 　オーガストバイオ・スマートストリーム・フルオブファイト
A前2走で芝勝利のある年明け2戦以上した馬
 　オーガストバイオ・ブラックタイド・マイゼルゼスト
　→穴はオーガストバイオ、ブラックタイド、マイゼルゼストか。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率50％以上
 　コスモサンビーム・シュウザンコンドル・ダイワメジャー・マイネルゼスト
A芝1800b連対率50％以上
 　アポインテッドデイ・コンドルクエスト・スマートストリーム・ブラックタイド
　→中山芝で勝利経験のあるのはコスモサンビーム、マイネルゼスト。



みんなの予想は掲示板でワイワイしましょう(^0^)/


2歳王者の名に賭けて　一撃サンビーム！

レース概況
　昭和33年から皐月賞トライアルとして 長い歴史を持つスプリングS。 優勝馬からは去年のネオユニヴァースを始め、 ハイセイコー、シンザン、ナリタブライアンら 数多くのクラシックホースが生まれている。 1番人気は【６２１１】、 2番人気は【１１０８】、馬連平均配当は7020円。 1番人気から人気薄に流すのがセオリーだが、 重賞勝ちのない1番人気馬や 人気でもキャリア3戦以下馬は疑ってかかるほうが良い。 脚質的には差し馬の活躍が目立つ。

今週の結論
　波乱の印象もあるスプリングSだが、 過去10年で連対できなかった1番人気馬は2頭だけ。 その2頭は500万下を勝ったばかりの馬や重賞未連対馬の格下馬だった。 今年の1番人気は朝日杯を制した2歳チャンプだから実績は十分。 今の中山に必要な先行力も併せ持つコスモサンビームを軸に指名したい。 朝日杯では小倉2歳Sで完敗したメイショウボーラーを逆転、 驚異的な成長力で最優秀2歳牡馬の称号を勝ち取った。 朝日杯組のレベルの高さを考えれば、勝ち馬コスモサンビームの評価を下げるわけにはいかない。 1800メートルは未経験だが、ザグレブ×レインボウクエストは 距離延長に不安のない配合だ。 ラフィアンがマイネルマクロスを回避させて、この馬一本に絞ってきたのも 勝てると見込んでのことだろう。
　対抗は素質はＧT級のブラックタイド。 いずれは大きいところを獲る馬には違いないが、未完成な部分が大きい。 小回りの中山千八でもぴったり嵌れば、◎を食うこともあるやもしれない。 単穴にはラジオたんぱ杯2着のミスティックエイジ。 新馬、京都2歳Sとエリートコースを連勝したサンデー産駒で、まだ底を見せていないのも事実。 以下、連下に朝日杯3着のアポインテッドデイ、前走は不利があったマイネルゼスト、 好調シュウザンコンドル。


確定後の結論
◎コスモサンビーム 〇ブラックタイド ▲ミスティックエイジ
△アポインテッドデイ △マイネルゼスト △シュウザンコンドル




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