＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

勇躍ドバイへ！ 日本代表アドマイヤドン

今週の結論
　去年は南部杯、JBCクラシックとふたつの交流Ｇ�Tを制しながら、 一番の目標だったジャパンカップダートではハナ差で涙を呑んだアドマイヤドン。 敗れたとはいえ、先行有利な馬場状態を3角まくりで、一旦は先頭に立った 内容は勝ちに等しいものではなかったか。3着以下には5馬身差をつけており、 現在の日本ダート界で同じ芸当をできる馬はいないとみる。 去年のフェブラリーS（中山千八）は不利の連続で大敗したが、 3戦オール連対の左回り、実力の出し切れる府中コースは大歓迎だ。 この後はドバイワールドCが控えており、中央Ｇ�Tとはいえども負けられない一戦とみる。
　対抗は同じ松田博厩舎のタイムパラドックス。 前走の平安Sでは勢いに乗る重賞初制覇。 しかも、好位3番手から抜け出す一味違った競馬で、心身の成長を感じさせるレースだった。 厳しい消去データをアドマイヤドンとともにクリアしたのも正直、意外と言っては失礼か。 親子丼は十分あり得るとみた。単穴には公営笠松のミツアキタービン。 ドバイにも遠征したライブリマウントの産駒で、スタミナ勝負になるようならチャンスあり。 出遅れた平安Sでも見せ場を作っただけに、スムーズな競馬を期待したい。 以下、マイルで見直したいユートピア、惜敗続くストロングブラッド、忘れた頃のイーグルカフェ、 巻き返し計るサイレントディールなど。


確定後の結論
◎アドマイヤドン 〇タイムパラドックス ▲ミツアキタービン
△ユートピア △ストロングブラッド △イーグルカフェ △サイレントディール

負師パンダの二重丸

　今年初めてのG１は、２月の終わりのフェブラリーS。しかし、金杯と同じくらいの 盛り上がりしか感じないのは私だけだろうか？昨年を見ても、今年を見ても、その時 点でのダート最強馬を決定するにふさわしいメンバーは一応揃っているはずなのだが ・・・。レース自体はドバイの壮行レースとして残すとしても、G２の馬齢戦とかに して、G１はせめて５，６月の東京開催にやってくれないすかね、JRAさんは。その方 が、一流馬はJCダートのあと休養とれるし、トライアルも整備しやすくなるから上が り馬も出てきて、盛り上がると思うのだけどなあ。
　さて、今年のレースの注目は、もちろんドバイ遠征を控えたアドマイヤドン。 ドバイを見越してやや余裕残しの仕上げのようだが、いかんせん、ここでは馬の力 がワンランク違う。どろんこ馬場での激戦だったJCダートの疲れを考えれば、ここか ら始動はかえって好材料で、まず、格好はつけてくれるはず。今年最初の本命は、こ の馬に託したい。
　以下は、ドングリの背比べ状態で非常に難解も、アドマイヤから買うとなれば、抜 け覚悟で相手はぐっと絞るべき。ユートピアを対抗に期待する。府中１６００が舞台 なら、前走芝のスピード競馬を体験したことが必ず刺激になって好結果を呼ぶはず。 あと、単穴に鞍上弱化も、前走の勝ちっぷりが見事だったタイムパラドックスを。
　

◎アドマイヤドン　○ユートピア　▲タイムパラドックス