今週のデータ解析 No.363
第44回 きさらぎ賞
3歳オープン（ＧV）(特指・混合)
2月15日 京都競馬場 芝右1800b　別定


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アーバンエスケープ 56 松永 ６８ ５５ ５９ ６１ ﾀﾞ４３
ヴンダー 56 福永 ４７ ６１ ４９ ６３ ６４ C
オレンジワールド 56 四位 ４６ ５３ ５３ ５９
カンパニー 56 小牧 ２４
キョウワロアリング 56 飯田 ５４ ４６ ４２ ﾀﾞ５７ ５１
サワノブレイブ 56 武幸 ﾀﾞ６２ ﾀﾞ４８ ﾀﾞ４５
シルヴァーゼット 56 池添 ５３ ５３ ６１
タマモホットプレイ 57 安藤 ５４ ６５ ６４ Z
ハーツクライ 56 幸 ３０
ビッグファルコン 56 本田 ６６ ５８ ６３ ６３ ６４ C
ブラックタイド 56 武豊 ５６ ６２ ６５ B
マイネルブルック 56 藤田 ５２ ４１ ６９ ６６ ５８ X
ラバグルート 56 ルメール ４７ ６６ ５６ Y
ローレルスパーク 56 秋山 ４０ ﾀﾞ４４ ６７ A

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走で未勝利戦や1200b以下戦に出走した馬
 　ヴンダー・サワノブレイブ・ローレルスパーク
A前走、条件戦で4番人気以下だった馬
 　キョウワロアリング
B前走ダート戦出走馬、芝未経験馬
 　アーバンエスケープ・サワノブレイブ
CＧTを除き前2走で連対のない馬
 　アーバンエスケープ・オレンジワールド・キョウワロアリング・
　ビッグファルコン・ラバグルート
D前3走で一度も連対のない馬
 　アーバンエスケープ・キョウワロアリング・ビッグファルコン
E1月以降に2戦以上して未勝利の馬
 　アーバンエスケープ・オレンジワールド
Fキャリア1戦馬
 　カンパニー・ハーツクライ
　→シルヴァーゼット、タマモホットプレイ、ブラックタイド、
　　マイネルブルックの4頭が完全クリア。


◆好走データ（過去10年）
 @キャリア2戦以上の連対率100％馬
 　サワノブレイブ・タマモホットプレイ
A前走2000b戦3着以内だった馬
 　ハーツクライ・ブラックタイド・マイネルブルック
Bラジオたんぱ杯一桁着順馬
 　ブラックタイド
　→データはタマモホットプレイ、ブラックタイド、マイネルブルックを推奨。


◆穴データ
 @前走、芝1600〜2000bの条件特別で3着以内だった馬
 　マイネルブルック
　→穴はマイネルブルックか。

◆コース距離適性
 @京都芝コース連対率100％
 　カンパニー・タマモホットプレイ・ハーツクライ・ビッグファルコン・
　ブラックタイド・ローレルスパーク
A芝1800b連対率60％以上
 　アーバンエスケープ・マイネルブルック・ローレルスパーク
　→ローレルスパークに好適性。ビッグファルコンは京都3戦3連対。



ダービー候補見参！　素質は本物・ブラックタイド

レース概況
　真冬の3歳重賞、きさらぎ賞。ネオユニヴァース、 スペシャルウィーク、ナリタトップロード、ダンスインザダークなど、 連対馬からクラシック戦線の主役も出ている。 1番人気は【４２１３】、2番人気は【２４０４】。 平成7年以降は 1、2番人気が揃って連を外したことはない。 近年、重賞初挑戦の馬が素質を生かして勝利するケースが目立つ。

今週の結論
　デビュー当時からダービー候補と騒がれたブラックタイドの初重賞制覇に期待したい。 ハイレベルのラジオたんぱ杯では、キャリア1戦にして1番人気に推されたほどの馬。 結果は4着に敗れたものの、続く若駒Sでは余裕をもって完勝、 素材が紛い物でないことを証明した。 父はサンデー、姉にスプリント路線で連勝を重ねたレディブロンドがいる一流血統で、 多少の不器用さがカバーできる京都外回りコースなら、ロスがあっても差し切れよう。 鞍上はこのレース、連対率77％という武豊なのも逆らえない理由だ。
　相手は条件戦を勝ち上がったばかりのマイネルブルック。 この世代はラフィアン軍団の活躍が目立つが、前走のブルックの差し脚も共同通信杯を制した マイネルデュプレに劣らないものだった。豊富なキャリアは多頭数でいきる。 3番手にシンザン記念2着のタマモホットプレイ。 前走は重め残りでの好内容だった。距離が伸びるのは歓迎できないが、 レースセンスの良さで上位にとる。 以下、指数もコース適性も良いローレルスパーク、 巧く乗ったときのシルヴァーゼット、未知の魅力ならハーツクライ。 堅い予想になったが、きさらぎ賞は荒れないレースだ。


確定後の結論
◎ブラックタイド 〇マイネルブルック ▲タマモホットプレイ
△ローレルスパーク △シルヴァーゼット △ハーツクライ




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