今週のデータ解析 No.351
第20回 マイルCS
3歳上オープン（ＧT）(指定・国際)
11月23日 京都競馬場 芝右1600b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
イルバチオ 55 川島 ８８ ９２ ８５ ８３ ８１ Y
イーグルカフェ 57 藤田 ９１ ７６ ﾀﾞ７５ 地C ８５
ウインクリューガー 57 武幸 ﾀﾞ６４ ７８ ７４ ８３ ８２
エイシンチャンプ 57 安藤 ９０ ７６ ７５ ７１ ６１
オースミコスモ 55 常石 ７３ ８３ ８７ ８７ ７９
ギャラントアロー 56 幸 ７５ ６６ ８１ ７７ ９０ D
サイドワインダー 57 福永 ６８ ６２ ９０ ８５ ９１ C
スペシャルカルドゥーン 57 ブフ 海A 海@ 海C 海G 海@
テイエムサンデー 57 秋山 ９２ ８０ ８０ ８２ ７９
デュランダル 57 池添 ８２ ８９ ７１ ８５ ９２ B
テレグノシス 57 勝浦 ９０ ９１ ８８ 海B 海L Z
トゥスール 56 ファロン 海@ 海C 海B 海F 海E
バランスオブゲーム 57 田中勝 ９２ ９５ ８７ ７７ ８８ X
ファインモーション 55 武豊 ８６ ８２ ８８ ７３ ８２
マイソールサウンド 57 本田 ６５ ９０ ８４ ７０ ８１
マグナーテン 57 ペリエ ９０ ８５ ８５ ９１ ８０
ミレニアムバイオ 57 四位 ７６ ８６ ７５ ８５ ９５ A
ロサード 57 角田 ８７ ７９ ７９ ８０ ８５

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走4着以下だった馬（ＧT組、スワンS組、富士S組を除く）
 　エイシンチャンプ・オースミコスモ・ファインモーション・マイソールサウンド
A前2走未連対の6歳以上馬
 　イーグルカフェ
B前2走とも1400b以下に出走していた馬
 　イルバチオ・ギャラントアロー・テイエムサンデー・デュランダル
C天皇賞で二桁人気だった馬
 　イーグルカフェ・ロサード
D芝マイル戦未経験・未連対馬（前2走とも重賞連対馬を除く）
 　イルバチオ・バランスオブゲーム・ファインモーション・マイソールサウンド・ロサード
E7歳以上馬
 　テイエムサンデー・マグナーテン・ロサード
F3歳馬は平成13年の斤量改訂（55→56`）以降、【０００９】
 　ウインクリューガー・エイシンチャンプ？
　→完全クリア馬はサイドワインダー、テレグノシス、ミレニアムバイオの3頭。
　→最近の3歳馬の成績は下降気味だがウインクリューガーも侮れず。


◆好走データ（過去10年）
 @追い込み馬を除く1番人気は【５１０１】
 　ミレニアムバイオ
A4歳のマイル重賞勝ち馬
 　オースミコスモ・テレグノシス
　→データはミレニアムバイオ、テレグノシスを推奨。


◆穴データ
 @富士S（旧アイルランドT）で3着以内だった馬
 　ミレニアムバイオ・サイドワインダー
Aマイル重賞の勝ちのある牝馬、3歳馬
 　ウインクリューガー・エイシンチャンプ・オースミコスモ
　→オースミコスモ、サイドワインダー。
　→3歳勢ならウインクリューガー、エイシンチャンプのマイルＧT馬。

◆コース距離適性
 @京都芝コース連対率66％以上
 　エイシンチャンプ・サイドワインダー・テイエムサンデー・ファインモーション・マグナーテン
A芝1600b連対率50％以上
 　ウインクリューガー・エイシンチャンプ・ギャラントアロー・サイドワインダー・
　デュランダル・ミレニアムバイオ
　→エイシンチャンプ、サイドワインダーに好適性。



京都マイルはオレの舞台！　サイドワインダー◎

レース概況
　秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ。 本来なら主流ステップになるはずのスワンS組だが、 平成9年のタイキシャトル以来、連対馬は出ていない。 これに代わって好成績を残しているのが天皇賞、スプリンターズS などのＧT組で、着順に関係なくここをステップにしてきた マイラーは軽視できない。 1番人気は【５１０４】、2番人気は【１２２５】、 3番人気は【０１２７】。馬連平均配当は15,150円。 4歳の連対率が圧倒的に高く、高齢馬の活躍は難しい。

今週の結論
　サイドワインダーは京都で5勝をあげているコース巧者。 今年の正月、殿一気の鮮烈な勝ち方をみせた京都金杯は今回と同じ舞台だ。 父はトニービン、母はオークス2着のゴールデンジャックという血統。 体質が弱く出世は遅れたものの、 京阪杯、京都金杯と重賞を連勝して素質を開花させた。 前走の富士Sは9ヶ月半ぶりの競馬ながら、33秒5の鬼脚で2着に好走。 叩いた上積みが見込める今回はＧT制覇の絶好のチャンスだろう。 鞍上の福永はＧT勝ちがすべてマイル戦、 マイルCSでは2着が3度あるようにマイルは得意とする距離のようだ。
　対抗は富士Sでサイドワインダーを負かした ミレニアムバイオ。昨年はマイラーズCをレコード勝ちし、 安田記念でも3着した実績馬。長期休養があったものの、 今夏、北九州記念勝ちから完全に復活。前に壁を作る競馬が理想だ。 単穴はフランス帰りのテレグノシス。 ジャックルマロワ賞3着は並の馬にはできない芸当。 左回りのほうが良いのは事実だが、昨年のこのレースは4着しており、一発の気配が漂う。 文字通り単穴とみたい。以下、連下にスプリンターズSの覇者デュランダル、 マイル実績はないがバランスオブゲーム、 見限れぬファインモーション。未知の外国馬2頭は検討もつかないだけに、少々押さえておくべきか。


確定後の結論
◎サイドワインダー 〇ミレニアムバイオ ▲テレグノシス
△デュランダル △バランスオブゲーム △ファインモーション
△スペシャルカルドゥーン △トゥスール




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