＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

最強5歳世代の意地　パステルで勝負！

今週の結論
　3歳馬をとるか、古馬をとるか、頭を悩ませるエリザベス女王杯。 今年は質量とも3歳馬が古馬勢を圧倒しているが、 これまで3歳馬が優勝したのは去年のファインモーションだけ。 三冠馬誕生の世代は、三冠馬以外のレベルが低いとも言われる。 3歳勢のワンツーはないのではないか。 本命は古馬勢では実績ナンバーワン、オークス馬のレディパステルを指名したい。 前走の府中牝馬Sは鮮やかな勝ち方だったが、 レース後に球節に不安を発症。数日間、馬場入りを休むアクシデントに見舞われ、 一時は陣営も回避を口にするほどだった。 レディパステルにとって、おそらく今回が引退レース。 先週、今週と追い切りをこなして、慎重な厩舎が出走にゴーサインを出たからには、 状態面に不安はないと判断したい。 トニービン産駒で左回りのほうが良いのは確かだが、京都外回りなら 内々でじっと我慢して直線勝負という乗り方も無謀な選択肢ではない。 人気が下降している分、蛯名も積極的な騎乗ができるはずだ。 「勝てないと思えば、オレも京都には行かない」蛯名の言葉がすべてを表している。
　相手は三冠馬スティルインラブ。 有馬記念出走も視野に入っているように、秋華賞はギリギリの仕上げではなかったようだ。 初めてＧ�Tで1番人気を背負うが、休養明け3戦目、状態はここがピークかもしれない。 単穴には追い込みに賭けるローズバド。 マーメイドS、府中牝馬Sの目に覚める鬼脚は3歳時を彷彿とさせるものだった。 展開に左右される面はあるものの、またノリが2着に持ってきそうな気もする。 以下、連下に今度は楽な立場のアドマイヤグルーヴ、不気味な外国馬アナマリー、 復活期待ダイヤモンドビコー、アンカツのヤマカツリリー、大逃げスマイルトゥモロー。


確定後の結論
◎レディパステル 〇スティルインラブ ▲ローズバド
△アドマイヤグルーヴ △アナマリー △ダイヤモンドビコー
△ヤマカツリリー △スマイルトゥモロー

負師パンダの二重丸

　三冠牝馬に、復活したレディパステル、ローズバドの古馬勢。今年のエ女王杯は、 この3頭の中から勝ち馬が出る。そんな中でも本命はローズバド。長いスランプからようやく復活したマーメイドS に続き、前走の府中牝馬Sでもレディを追いつめての2着と、ここまでくれば本物だろ う。スランプ中も、安田記念の大敗を除いては牡馬相手にそこそこの（１秒以内の） 健闘をしており、道悪もマーメイドSで克服済み。３頭の中で一番思い切った競馬が できる立場であり、按上も２着多いがG１でも最後方待機の思い切った騎乗ができる 横山典弘。外回りの長い直線を武器に、大外からの一気の差し切りを期待する。
　対抗にはスティルインラブ。確かに秋華賞は強かった。３コーナーから早めにま くっていく強引とも思える競馬で、終始マークのアドマイヤグルーヴをしまい突き放 す様は、まさに完勝の一言。先行してよし、差して良しの自在型で、どんなペースに も対応できる魅力はここでも有力。単穴にはレディパステル。週初めまではこの馬を本命にしようと思っていた。順調 さを欠いた点も気になるが、もっと気になるのはこの内枠。器用さを欠く所があるだ けに、うまく外に持ち出すことができればよいが、一度下げてからでは昨年の二の舞 の危険がある。以下、気性面の問題抱えるも力はあるスマイルトゥモロー、前走案外だが、まだ見 限れないアドマイヤグルーヴ、穴なら攻め強化で出来ピークのヘヴンリーロマンス。 力関係が全くわからないので外国馬も少々。
　
◎ローズバド　○スティルインラブ　▲レディパステル　
△スマイルトゥモロー　△アドマイヤグルーヴ　△ヘヴンリーロマンス
△アナマリー　△タイガーテイル