今週のデータ解析 No.349
第41回 アルゼンチン共和国杯
3歳上オープン（ＧU）(特指・混合)
11月9日 東京競馬場 芝左2500b　ハンデ


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アクティブバイオ 56 武幸 ８７ ８１ ８０ ７３ ６２ Z
エリモシャルマン 54 小野 ６７ ８７ ７９ ７３ ７９ B
コスモレジスタ 53 村田 ８１ ７８ ７６ ８０ ７８
シャドウビンテージ 52 横山典 ６０ ６７ ６７ ７７ ５９
シンコウシングラー 51 梶 ８４ ７３ ７２ − ５４
ダンツランニング 55 蛯名 ６６ ７３ ７７ ８８ ６６ Y
チューニー 52 後藤 ６６ ７３ ６９ ６４ ７４
チョウカイリョウガ 53 吉田 ５７ ７４ ７８ ７４ ７９ B
トウカイリザーブ 52 金折 ６０ ６８ ５２ ６１ ５８
ナチュラルナイン 53 ﾃﾞﾑｰﾛ ４７ 地A ６１ ５８ ６８
ハッピールック 55 田中勝 ６６ ７４ ９１ ７９ ７２ X
ホットシークレット 55 勝浦 ７８ ８３ ７３ ５４ 取消
メジロランバート 55 菊沢徳 ７２ ８１ ７７ ５８ ７６
リベレーション 53 江田照 ８３ ７３ ７９ ７８ ８１ A

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走着外だったハンデ52`以下馬
 　シンコウシングラー・チューニー
A前2走で重賞勝利馬を除くハンデ54`以上の6歳馬
 　アクティブバイオ・ダンツランニグ
Bハンデ54キロ以下の3歳馬（前走連対馬を除く）
 　チューニー
C重賞未勝利の6歳以上馬
 　ダンツランニング・リベレーション
D7歳以上馬
 　シンコウシングラー・チョウカイリョウガ・トウカイリザーブ・
　ホットシークレット・メジロランバート
E牝馬
 　チューニー
　→クリアしたのはエリモシャルマン、コスモレジスタ、
　　シャドウビンテージ、ナチュラルナイン、ハッピールックの5頭。


◆好走データ（過去10年）
 @勝利を含む前3走とも4着以内の馬<
 　シャドウビンテージ・ナチュラルナイン
Aハンデ58`未満の古馬ＧU勝ち馬
 　アクティブバイオ・ホットシークレット
B前走2300〜2500bの非重賞戦で勝利していた馬
 　シャドウビンテージ
　→データはシャドウビンテージ、ナチュラルナインを推奨。


◆穴データ
 @前走、ＧT・ＧU出走か1〜2番人気馬で大敗した馬
 　ハッピールック・ホットシークレット
A前走着内で3`以上減の53〜50`馬
 　エリモシャルマン・トウカイリザーブ・リベレーション
　→穴はエリモシャルマン、ハッピールックか。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率50％以上
 　シャドウビンテージ・ダンツランニング・チューニー・ハッピールック
A芝2500b連対率50％以上
 　エリモシャルマン・コスモレジスタ・シャドウビンテージ・シンコウシングラー
　→シャドウビンテージは東京3戦3連対。



格負けなし　上昇一途ビンテージ！

レース概況
　秋のＧTの谷間に行われる古馬ＧU。 平成9年から施行時期が3週繰り上がったことで 実力馬の出走が少なくなり、条件戦からの好走が目立つようになった。 トップハンデ馬は【１１２８】、 1番人気は【２２０６】、2番人気は【２０４４】。 ハンデ戦らしく馬連平均配当は1万5640円と荒れている。 若齢馬ほど連対率は高く、6歳以上馬は1連対のみ。 53キロ以下の軽ハンデ馬の一発を狙うのも面白い。

今週の結論
　過去の連対馬20頭のうち半数が条件戦からのチャレンジだった。 アルゼンチン共和国杯はハンデ戦らしく、重賞実績を問わないＧUだ。 今年も本命は活きのいい上がり馬から選びたい。 前走で2400メートルの南武特別を勝ち上がったシャドウビンテージに魅力を感じる。 3歳馬ながら春は現オープンのワールドスケールと接戦を演じてきた力の持ち主。 1番人気に推されたラジオたんぱ賞では、 馬群に包まれて脚を余す結果となったものの、まともなら重賞ウイナーとなっていてもおかしくない内容だった。 菊花賞には目もくれず、じっくりと仕上げられきた馬体は充実の一途。 広い府中、52キロの軽ハンデなら、古豪相手でも突き抜けるはずだ。
　相手は地方の刺客ナチュラルナイン。 夏の北海道で3連勝してきたトウカイテイオー産駒だが、 母の父はミスタープロスペクターと一流の血統馬だ。 鞍上にデムーロを配して勝負気配も満点。 単穴は古馬勢からハッピールックをチョイスしたい。 一昨年のこのレースの2着馬で、今年もダイヤモンドS2着、日経賞3着している格上馬。 前走は去勢手術明けと敗因がはっきりしており、それでハンデが軽くなったのだから儲けものだ。 以下、連下にトニービン産駒のエリモシャルマン、京都大賞典3着のダンツランニング、 老雄メジロランバート、堅実リベレーション。


確定後の結論
◎シャドウビンテージ 〇ナチュラルナイン ▲ハッピールック
△エリモシャルマン △ダンツランニング △メジロランバート △リベレーション




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