今週のデータ解析 No.346
第8回 秋華賞
3歳オープン（Ｇ）(牝馬・指定・混合)
10月19日 京都競馬場 芝右2000b　馬齢


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アドマイヤグルーヴ 55 武豊 ６０ ６１ ８１ ６５ ７２ CY
オースミハルカ 55 川島 ６５ ７７ ７８ ６４ ７３ B
スターリーヘヴン 55 池添 ６１ ５５ ６０ ６７ ６２
スティルインラブ 55 幸 ７２ ７６ ８４ ７０ ６８ X
タイムウィルテル 55 吉田 ４９ ７３ ６７ ６０ ６７
タンザナイト 55 秋山 ６８ ﾀﾞ３５ ６７ ４５ ６７
チューニー 55 後藤 ５４ ６６ ７３ ６９ ６４
トーセンリリー 55 藤田 ７２ ５６ ５７ ５４ 地F
ピースオブワールド 55 福永 ７０ ７２ ７０ ６２ ６８
ベストアルバム 55 渡辺 ６０ ６６ ６９ ７３ ７０
マイネサマンサ 55 大西 ﾀﾞ４９ ﾀﾞ７２ ７１ 地D
ミルフィオリ 55 柴原 ﾀﾞ４９ ６１ ５８ ６９ ６３
メイショウバトラー 55 武幸 ﾀﾞ４９ ﾀﾞ５４ ７３ ７１ ７４ A
メモリーキアヌ 55 角田 ７４ ６９ ７９ ６４ ６３
ヤマカツリリー 55 安藤 ７９ ８０ ６７ ６０ ７１ DZ
ヤマニンスフィアー 55 二本柳 ６８ ﾀﾞ６６ ６４ ７８ ６７
レマーズガール 55 佐藤哲 ﾀﾞ６５ 地@ 地@ 地A 地B
レンドフェリーチェ 55 中館 ６８ ４４ ６８ ６１ ７１

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去7年）
 @前走、トライアルで着外だった馬（ＧT馬を除く）
 　スターリーヘヴン・チューニー・ミルフィオリ・メモリーキアヌ
A重賞未経験の前走敗退馬
 　スターリーヘヴン・タンザナイト
B前走ダート戦出走
 　トーセンリリー・マイネサマンサ・レマーズガール
C前走、馬体重10`以上増で未連対だった馬
 　スティルインラブ・チューニー
D紫苑S組
 　タイムウィルテル・ヤマニンスフィアー・レンドフェリーチェなど
Eオークスで二桁着順だった馬（ＧT馬を除く）
 　オースミハルカ・トーセンリリー
　→クリアしたのはアドマイヤグルーヴ、ピースオブワールド、ベストアルバム、
　　メイショウバトラー、ヤマカツリリーの5頭。


◆好走データ（過去7年）
 @9月以降、前走2000b以上で勝利していた馬
 　アドマイヤグルーヴ・メイショウバトラー
AＧU以上勝ち馬
 　アドマイヤグルーヴ・スティルインラブ・ピースオブワールド・ヤマカツリリー
BローズSで3着以内だった馬
 　アドマイヤグルーヴ・ベストアルバム・ヤマカツリリー
　→データはアドマイヤグルーヴ、ヤマカツリリーを強く推奨。
　→ピースオブワールド、ベストアルバム、メイショウバトラーも加点。


◆穴データ
 @前走勝利か、重賞3着以内のある追いこみ馬
 　チューニー・ベストアルバム
A前走、着内のダート戦勝利馬（芝未勝利馬を除く）
 　ピースオブワールド・マイネサマンサ・メイショウバトラー・ヤマニンスフィアー
B北海道で古馬混合戦で勝利していた馬
 　オースミハルカ・ヤマニンスフィアー
　→ヤマニンスフィアーは穴気配漂う。
　→チューニー、マイネサマンサにも注意。

◆コース距離適性
 @京都芝コース連対率100％
 　アドマイヤグルーヴ・オースミハルカ・スティルインラブ・ピースオブワールド・
　ミルフィオリ・レンドフェリーチェ
A芝2000b連対率66％以上
 　アドマイヤグルーヴ・マイネサマンサ・メイショウバトラー・
　メモリーキアヌ・ヤマカツリリー
　→アドマイヤグルーヴは当該コース3戦3勝。



最後の一冠！　アドグル真の力を魅せて

レース概況
　創設7年目になる3歳牝馬による秋のＧT、秋華賞。 過去7回で4回が万馬券決着となった荒れるレース。 本来、京都内回りコースは先行有利だが、 逆にコースを意識してハイペースになることもあり、 予想し難い展開が波乱の要因にもなっている。 1番人気は【３０１３】、2番人気は【１２１３】、 万馬券か3桁配当か馬連は両極端。馬の能力調子、展開を分析するのは当然だが、 荒れてしまえば理由など問答不要なのが秋華賞だろう。

今週の結論
　ＧTを荒らしまくっているサンデー産駒にとっては、 2着が1度きり（ローズバド）という鬼門の秋華賞。 スタンドに近いスタート地点、ごちゃつくコースなど サンデー産駒が苦手とする理由はいくつかあるのだろうが、 どれも無条件にサンデー産駒を無印にするほど決定的なものではない。 ローズS快勝で勝負のリズムを取り戻した アドマイヤグルーヴの勝利を期待したい。 そのローズSは言われているようにレースレベル自体は高いものではなかったが、 折り合いをつけて好位から流れに乗った同馬の内容に価値がある。 春は欲をかいた桜花賞参戦で歯車を狂わせたが、 鮮やかなデビュー2連勝、牡馬に競り勝った若葉S、出遅れて3着だった桜花賞など、 ＧT級の能力は証明済み。 京都2000は3戦3勝の得意コースで、 母エアグルーヴが勝てなかったラスト一冠で春の雪辱を晴らしてほしい。
　対抗は二冠馬の称号に敬意を表してスティルインラブ。 春は本欄は◎を打ってきたが、ローズSで5着に敗れたのは落胆させられた。 夏に楽をさせすぎたのか、一戦だけでガラっと変われるものなのか、 実力は認めても一抹の不安がある分、対抗に留めた。 単穴には2歳女王のピースオブワールドを推す。 骨折で春シーズンは精彩を欠いた同馬も、秋緒戦のローズSでは復調を伺わせる4着。 中間も上昇気配で一発気配がある。 以下、連下には900万古馬を一蹴したメイショウバトラー、 落ち着きさえあればベストアルバム、桜花賞2着のチューニー、 過去に連対のない紫苑Sだがヤマニンスフィアーとレンドフェリーチェ、 逃げるヤマカツリリーなど。


確定後の結論
◎アドマイヤグルーヴ 〇スティルインラブ ▲ピースオブワールド
△メイショウバトラー △ベストアルバム △チューニー
△ヤマニンスフィアー △レンドフェリーチェ △ヤマカツリリー




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