＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

有終の美を信じて　6F最強ビリーヴ！

今週の結論
　かつて、スプリンターズSと言えば、 超ハイペースに乗じてスタミナのある馬が鮮やかな差し、追い込みを決める レースと相場が決まっていたもの。しかし、距離路線の細分化から、 マイラーとスプリンターの活躍の場がはっきりと分かれ、 スプリント路線は純粋なスプリンターとしての能力が問われる傾向が強くなってきている。 勝ち鞍10勝すべてが1200メートル戦というビリーヴは、 そんな時代が要請する生粋のスプリンター。 去年のスプリンターズS（新潟開催）、今春の高松宮記念とすでにＧ�T2勝をあげているが、 その後の函館SSでの完勝劇、57キロを背負ってハナ差まで追い詰めた セントウルSを見ていると、今まさに、この馬のスプリント能力は最高の域に達しつつある気がしてならない。 余力を残したまま、このレースで繁殖入りという青写真が描かれているが、 アンカツの手綱で中山の急坂も克服して、有終の美を飾ってくれると信じたい。
　相手はセントウルSでビリーヴと接戦を演じたテンシノキセキ。 スタートに不安のないテンシノキセキにとって、最内を引いたのは好材料。 楽に先手をとって、再びあっと言わせるシーンをみせるかもしれない。 三番手は安田記念2着のアドマイヤマックス。 スタミナ比べになれば、台頭してくるのはこのタイプだろう。 鞍上に武豊を配置してきた点も買い材料だ。 以下、一発気配漂うアグネスソニック、追い込みならデュランダル、 Ｇ�U馬ゴッドオブチャンス、無敗レディブロンドなど。

確定後の結論
◎ビリーヴ 〇テンシノキセキ ▲アドマイヤマックス
△アグネスソニック △デュランダル △ゴッドオブチャンス △レディブロンド

負師パンダの二重丸

　例年なら、かなりのハイペースであっても必ず前が粘り混むし（それがG１な んでしょうね）、おまけに今の中山は荒れ始めているとはいっても極端な追い込みが 決まるケースは皆無に近く、いつも通り先行馬中心に買っておけば間違いのないケー スかと思ってました。しかし今年のメンバーを見渡すと、これまでハイペースに耐えてきた馬はほとんど なく、前哨戦にもハイラップを刻んだものはなし。そうすると今年に限っては、初め て体験するG1ペースに脚を無くしてずっぽりと追い込みが決まるケースもあるかもし れない。ん〜、ちょっと迷いますねえ。
　それでも本命だけはビリーヴで不動。言わずとしれた短距離チャンピオンであり、 この馬だけは、過去ハイラップのレースにもきっちりと対応。鞍上も馬を追って追っ て粘らせる技術はぴかいちの安藤勝。どんなにハイペースになっても、先行して粘り 混み、自ら有終の美を飾ることだろう。
　対抗以下は、混戦。一応対抗には未知の魅力と抜群のレースセンスに期待してレ ディブロンドを、単穴には夏の上がり馬テンシノキセキを取り上げてみたが、印の重 さとしては連下以下と変わらないつもりで。その連下には、堅実なアグネスソニック、武豊アドマイヤマックス、逃げるカルス トンライトオなど。加えて穴として初の1200戦がスプリント能力を示すものだった ハッピーパスも一考。土曜の結果をみると、やっぱり追い込みは決まらないようなの で、人気のデュランダルとイルバチオは思い切って無印に。
　

◎ビリーヴ　○レディブロンド　▲テンシノキセキ　
△アグネスソニック　△アドマイヤマックス　△カルストンライトオ　△ハッピーパス

小市民イヌのひとり言予想

　

◎ ○ ▲　
△　△　△