今週のデータ解析 No.328
第20回 エプソムC
3歳上オープン（ＧV）(指定・混合)
6月15日 東京競馬場 芝左1800b　別定


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
テンジンオーカン 57 村田 ６８ ８３ ６７ ８３ ７９
ヤマノブリザード 57 柴田善 ８４ ７４ ７６ ７２ ６８
アラタマインディ 57 大西 ７９ ７８ ８９ ７６ ７９
ノブレスオブリッジ 55 田中勝 ８９ ７５ ７２ ８３ ８１
クラフトマンシップ 57 北村宏 ７３ ８１ ７５ ８１ ７６
メイショウキオウ 57 飯田 ６２ ８５ ８５ ９１ ８２ Y
ヒマラヤンブルー 57 四位 ８２ ８９ ６９ ６７ ８３ B
スマイルトゥモロー 55 吉田 ７３ ６８ ７３ ６８ ７４
ニホンピロハーレー 57 横山典 ８１ ８６ ８１ ７７ ７３
ローマンエンパイア 57 後藤 ７８ ８７ ５７ ７８ ８３ B
ミヤギロドリゴ 57 橋本広 ８２ ７９ ８１ ８９ ７４
タニノエタニティ 57 石崎隆 ６９ ７９ ８９ ７４ ８３ B
ツジノワンダー 57 木幡 ９１ ７５ ７９ ８７ ７２
トレジャー 57 ﾃﾞｻﾞｰﾓ ８５ ﾀﾞ７３ ９５ ７７ ７８ X
エーピーグリード 57 内田博 ８９ ７５ ３８ ５１ ７２
ゲイリートマホーク 68 郷原 ７９ ８７ ９０ ８６ ７８ Z
マイネルアムンゼン 57 蛯名 ７７ ８２ ８７ ８２ ８６ A
タイガーカフェ 57 ｵﾘｳﾞｧ ８０ ８１ ﾀﾞ６６ ８３ ７９

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、非重賞戦未勝利の斤量2`以上増馬
 　ニホンピロハーレー
A前2走ともＧV以下で二桁着順だった馬
 　エーピーグリード
B前3走ともＧV以下で4着以下だった馬（休養明け3戦目の馬を除く）
 　エーピーグリード・タイガーカフェ・ニホンピロハーレー・ヒマラヤンブルー・メイショウキオウ
C重賞未連対の6歳以上馬
 　エーピーグリード・ニホンピロハーレー
DＧT・ＧUで未連対の7歳以上馬
 　クラフトマンシップ・ミヤギロドリゴ
E重賞連対馬を除く休養明け馬
 　エーピーグリード・ツジノワンダー・ヒマラヤンブルー
　→半数以上の10頭がクリア。毎年、このレースは消去データが当てにならない。


◆好走データ（過去10年）
 @前2走で勝利していた4歳馬
 　テンジンーカン・マイネルアムンゼン
A前走、重賞5着以内の馬（休養馬を除く）
 　タニノエタニティ・メイショウキオウ
B前々走5着以内→前走ＧU・ＧT出走の4歳馬
 　スマイルトゥモロー・タイガーカフェ・テンジンオーカン・ヤマノブリザード
　→テンジンオーカン、マイネルアムンゼン、スマイルトゥモロー、ヤマノブリザードら4歳馬。
　→メイショウキオウは前走で不利があった。


◆穴データ
 @ＧU・ＧT連対経験馬（前3走で連対or府中コースで連対）
 　ゲイリートマホーク・スマイルトゥモロー・ローマンエンパイア
A前2走で条件戦を勝った馬
 　ツジノワンダー・テンジンオーカン・ノブレスオブリッジ・マイネルアムンゼン
　→府中歓迎ローマンエンパイア、上がり馬マイネルアムンゼンなど。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率50％以上
 　エーピーグリード・スマイルトゥモロー・テンジンオーカン・ノブレスオブリッジ・
　ヒマラヤンブルー・マイネルアムンゼン・ローマンエンパイア
A芝1800b連対率50％以上
 　エーピーグリード・スマイルトゥモロー・ノブレスオブリッジ・ヤマノブリザード
　→エーピーグリード、スマイルトゥモローに好適性。
　→テンジンオーカンも1800は【０１３０】。



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石崎の豪腕で追う　タニノの一発！

レース概況
　平成8年にハンデ戦から別定戦に変更された。しかし、 安田記念と宝塚記念の狭間にあるためか一線級の参加は少なく、 格下からの挑戦馬や重賞で大敗していた馬の好走も目立つ。 1番人気は【６０１３】だが、2番人気【０１１８】、 3番人気【１２１６】、4番人気【００１９】と 1番人気以外の上位人気馬の信頼性は乏しい。 馬連平均配当は9,860円。 連対馬の半数は4歳世代。 東京最終週は先週に引き続き内のグリーンベルトを通る馬に有利だろう。

今週の結論
　毎週、このデータ解析を作っていると、 いわゆる「何でもあり」で傾向が探り出せないレースが年に2、3度はある。 今週のエプソムCもそのひとつ。 メンバーを見回しても一長一短ある馬ばかりで、どこからでも狙って行ける。 だったら、ちょっと冒険したほうが競馬は楽しめる。 本命はラムタラ産駒タニノエタニティ。 2月に準オープンを勝ってオープン入り、 大阪杯はコンマ3秒差、新潟大賞典はコンマ4秒差と重賞で差のない競馬をしてきた。 ズブイ馬だけに1800は短いのは確かだが、 鞍上に地方の名手、追える石崎を確保してきただけに人気のない今回は狙い目ではないか。 調教の動きも軽快で、展開が向けば一発がある。
　対抗はシンコウラブリイの仔トレジャー。 速い時計にも重馬場にも対応でき、時にはダートでも入着するオールラウンダー。 器用貧乏なところは否めないが、去年の安田記念でも7着に好走した実力馬ならＧVでは格上。 単穴は新潟大賞典組で不利のあったメイショウキオウ。 2週前にダート戦を除外になり、優先出走権を確保。 陣営はここに的を絞ってきた。 連下に馬場が渋ったときのテンジンオーカン、 休み明けもヤマノブリザード、人気のマイネルアムンゼン、仕上がり手前もヒマラヤンブルーなど。 気になる馬のBOXを買うのもいいかもしれない。


確定後の結論
◎タニノエタニティ 〇トレジャー ▲メイショウキオウ
△テンジンオーカン △ヤマノブリザード △マイネルアムンゼン △ヒマラヤンブルー




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