今週のデータ解析 No.327
第53回 安田記念
3歳上オープン（ＧT）(国際・指定)
6月8日 東京競馬場 芝左1600b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
ミスキャスト 58 松永 ７５ ８２ ８５ ７２ ８２
ハレルヤサンデー 58 蛯名 ６１ ８５ ８６ ８６ ８８ C
アグネスデジタル 58 四位 海@ ﾀﾞ１０２ 海E 海A ﾀﾞ１０２
ボールドブライアン 58 柴田善 ８４ ７１ ８７ ９３ ７９
ビリーヴ 56 安藤 ９２ 海K ７８ ９７ ８１ X
ダンツジャッジ 58 和田 ８５ ８１ ９２ ９３ ７８
ダンツフレーム 58 藤田 ８２ ８０ ８９ ８７ ８６
ローエングリン 58 後藤 ８３ ８８ ９３ ９５ ９４ AY
トウショウトリガー 58 菊沢徳 ﾀﾞ７８ ﾀﾞ６５ ﾀﾞ８９ ７６ ﾀﾞ７７
オースミコスモ 58 常石 ７９ ８８ ７６ ９０ ８５
ミデオンビット 58 横山典 ８０ ８６ ８８ ８２ ７２
ウインブレイズ 58 木幡 ８０ ８２ ８０ ８９ ８７
ローズバド 56 江田照 ７４ ８８ ８３ ８３ ８７
イーグルカフェ 58 ｵﾘｳﾞｧ 海B ﾀﾞ９５ ７９ ﾀﾞ９３ ﾀﾞ９０
タイキトレジャー 58 ﾃﾞｻﾞｰﾓ ９１ ８９ ８５ ７５ ８６
アドマイヤマックス 58 武豊 ８１ ６３ ７３ ６４ ８８ C
ミレニアムバイオ 58 福永 ９３ ７６ ９５ ８９ ７６ Y
テレグノシス 58 ﾃﾞｻﾞｰﾓ ８３ ９１ ８０ ９０ ９１ B

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックEXを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、二桁着順だった馬（ＧTを除く）
 　オースミコスモ・ミデオンビット
A前走1秒差以上で敗退した馬
 　イーグルカフェ・ボールドブライアン・ミデオンビット
B京王杯SCで7着以下だった馬
 　ビリーヴ・ボールドブライアン・ミデオンビット
C前走で条件戦に出走した馬
 　ハレルヤサンデー・ミスキャスト
D前走より3キロ以上の斤量増馬
 　アドマイヤマックス
E前走ダート戦で連対を外した馬
 　アグネスデジタル・トウショウトリガー
F前2走とも1200b戦出走（マイルＧT馬を除く）
 　トウショウトリガー
G前3走とも連対がなかった牡馬
 　ミデオンビット
H勝ち鞍が3勝以下だった馬（地方馬を除く）
 　アドマイヤマックス・ローズバド
I5歳以上の重賞未勝利馬
 　ハレルヤサンデー・ミスキャスト・ミデオンビット
JＧT馬を除く休養明け馬
 　アドマイヤマックス・ウインブレイズ
K4月以降3戦以上出走馬
 　ダンツフレーム
　→クリアしたのはタイキトレジャー、ダンツジャッジ、テレグノシス、
　　ミレニアムバイオ、ローエングリンの5頭。
　→アグネスデジタル、ダンツフレームは減点1。


◆好走データ（過去10年）
 @前年のマイルＧT連対馬
　アグネスデジタル・ダンツフレーム
A芝2000b以上重賞の勝ち馬
 　アグネスデジタル・ウインブレイズ・ダンツフレーム
B京王杯SCを1馬身差以上で勝った馬
 　テレグノシス
　→データはテレグノシス、アグネスデジタル、ダンツフレーム。


◆穴データ
 @前2走ともマイル戦を使用した馬
 　ダンツジャッジ・ハレルヤサンデー・ミレニアムバイオ
A前2走で一度は連対した4歳馬
 　ダンツジャッジ・テレグノシス・ボールドブライアン・ローエングリン
　→穴はダンツジャッジ、ミレニアムバイオか。
　→好走データにはかからなかったローエングリンも連対資格は充分。

◆コース距離適性
 @東京コース連対率66％以上
 　アドマイヤマックス・ウインブレイズ・ダンツフレーム・テレグノシス・ローエングリン
A芝1600b連対率60％以上
 　アドマイヤマックス・ウインブレイズ・ハレルヤサンデー・ボールドブライアン
　ミスキャスト・ミレニアムバイオ・ローエングリン
　→アドマイヤマックス、ウインブレイズ、ローエングリンに好適性。



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最強世代の名を賭けて　堅軸ダンツフレーム

レース概況
　平成5年から国際競走にもなった春のマイル王を決める安田記念。 1番人気は【３２０５】だが、2番人気は2連対、3番人気は1連対と 信頼性に乏しい。馬連平均配当は2万3160円で、 過去4回が万馬券だったように下位人気も侮れない。 外国馬を除く連対馬16頭中15頭がＧTを経験しており、 14頭はＧT連対実績があった。 波乱含みだが実績のない馬の好走は難しい。 府中マイル戦はスタミナを必要とし、 スプリントより中距離適性が求められる。

今週の結論
　仮柵を外したＡコースは内3bがグリーンベルト。 ここを通った馬に勝機があるに違いはないのだが、 逃げ馬が楽勝できるほど、 520メートルのタフな直線を持った府中マイル戦は生易しくない。 本命は好枠を引いたグランプリホースダンツフレーム。 昨秋の不振を克服して、良い頃の状態を取り戻した。 去年の安田記念でも2着したようにマイル戦は守備範囲。 アグネスタキオン、ジャングルポケット、マンハッタンカフェらと 切磋琢磨してきた現5歳世代で、 好調時なら使いこんでも疲れないブライアンズタイム産駒なら 押せ押せのローテーションも心配にならない。 堅軸と見た。
　相手はスピード能力一番のローエングリン。 世界的良血馬も古馬になって、ようやく身が入ってきた。 前走のマイラーズCは本番を想定して2番手からの競馬で快勝。 ただ、仮想ライバルだったミッドタウンが回避したことで、 ローエングリンが逃げざるを得ない状況になったことが吉凶どうでるか。 単穴は今春のＧTで鬼のような強さを見せるサンデーサイレンス産駒 ミレニアムバイオ。 去年の安田記念で3着した後、脚部不安による1年のブランク。 今回は急仕上げだった前走とは見違えるデキで、 去年と同じだけ走れば勝ち負けは見えてくる。 連下の1番手に府中の申し子テレグノシス。上記4頭のBOXが本線だが、 以下あげれば、復調手間取るもアグネスデジタル、 無欲のダンツジャッジ、マイル4戦4勝ミスキャスト、人気急落ボールドブライアン。

確定後の結論
◎ダンツフレーム 〇ローエングリン ▲ミレニアムバイオ
△テレグノシス △アグネスデジタル △ダンツジャッジ
△ミスキャスト △ボールドブライアン




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