＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

マイルに咲け　タイリン満開！

今週の結論
　マイル戦とはいえ、1800〜2000メートルをこなすスタミナがなければ、 勝負に絡めないNHKマイルC。 今年、直線が長くなった東京コースでは、さらにその傾向が顕著になるだろう。 しかし、毎日杯や皐月賞からの参戦組は前に行く馬ばかりで、 ハイペースで差し馬が有利の展開が予想される今回は狙いを立てづらい。 本命はトライアルのニュージーランドT組からサクラタイリンを指名する。 デビューから新馬、500万特別を連勝。 NZTは3着に敗れたが、これは中間に順調さを欠いたためと敗因ははっきりしている。 完調手前の状態で外々を回らせられながら、好走した内容を評価すべきだろう。 先週、今週と意欲的な追い切りを行っており、調子は絶好。 サクラバクシンオー産駒ということでスタミナを疑問視する向きもあるだろうが、 母の父は凱旋門賞を勝ったサガスなら心配なし。 陣営がデビュー以来、マイル戦を使い続けてきたのも好感が持てる。 信頼できる蛯名の手綱で大輪を咲かせてほしい。
　相手は1番人気に推されているゴールデンキャスト。 前2走の敗戦、芳しくない追い切りにも関わらず支持を集めているのは、 2歳時のききょうSが強烈だったせい。 府中替りは文句なしに歓迎だが、連敗中の事実とオッズを鑑みて対抗に留めた。 単穴に4戦3勝と底を見せていないヒューマ。 1400メートルまでしか経験がないのは例年なら無条件に消しの材料だが、 近親にピルサドスキー、ファインモーションがいる血統で、 距離延長は吉と出るかもしれない。 以下、連下にアンカツのユートピア、アーリントンC勝ちのウインクリューガー、 気分良く走れたときのニシノシタン、後方一気のワンダフルデイズ、 勝っても人気にならないエイシンツルギサンまで。


確定後の結論
◎サクラタイリン 〇ゴールデンキャスト ▲ヒューマ
△ユートピア △ウインクリューガー △ニシノシタン
△ワンダフルデイズ △エイシンツルギサン

負師パンダの二重丸

　今週のＮＨＫマイルカップ。クラシック組にくらべるとずいぶんレベルも低く、先 週のタカラシャーディーがでていたら、圧勝では？というくらいのメンバー構成。当 然、大混戦で、難解なレースとなった。 こういう時は、キャリアが浅く上積みのありそうな馬を狙うのがパンダの馬券戦略 の基本。サクラタイリンにまず食指が動いた。しかし、オッズを見たら・・・。意外 と人気あるんですね（汗）。2点3点で仕留められるならまだしも、10点買ってもまだ 抜けそうなこのレースで、この馬に本命を打ったら儲からない恐れ大で本命変更を。
　そこで、狙ってみるのはジャズアップ。ダートで好成績を残しているのは間違いな いが、母ビーバップと半姉バプティスタは芝でこその馬。この馬自身も芝の2戦目で も距離不足にもかかわらずそこそこの競馬を披露しており、充分にこなせるはず。 エースインザレースがハナ宣言しており、これにギャラントアロー、エコルプレイス などが絡んでいくとかなりのハイペースが予想されることから、じっくり構えて差せ るこの馬の脚質も好材料。無欲の差しで、上位進出を期待する。一応、対抗にサクラタイリン、 単穴にゴールデンキャストの差し馬勢を指名する が、どれをとっても万馬券なことから、手広く流したい。

◎ジャズアップ　○サクラタイリン　▲ゴールデンキャスト　
△連下は手広く