今週のデータ解析 No.321
第回 フローラS
3歳上（ＧU）(指定・混合・牝馬)
4月27日 東京競馬場 芝左2000b　馬齢


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アサギヌ 54 梶 ３０ ﾀﾞ４１ ６２
ウインドヴェイン 54 小林淳 ３０ ６１ ５４ ６４ ６４
ジョウノカトリーヌ 54 横山典 ﾀﾞ４９
シロキタガデス 54 小野 ﾀﾞ３７ ﾀﾞ４６ ﾀﾞ３３ ７１ ５９
シンコールビー 54 郷原 ５５ ６０ ６１ ４９ ５２
セイレーンズソング 54 蛯名 ４９ ５３ ７２ C
センターアンジェロ 54 石崎隆 ２９ ６０ ５９ ７９ ７５ AX
タイムウィルテル 54 吉田 ６２ ６０ ６８ ４９ ７３ B
ツキノミコト 54 藤原 ３９ ﾀﾞ３５ ﾀﾞ３２ ﾀﾞ１４ ６９
テイエムトキメキ 54 牧田 ５８ ﾀﾞ４１ 地@ ４６ ６５
トーセンリリー 54 柴田善 地@ ６１ ５８ 地I ７２ C
バトルエンプレス 54 横山賀 ４５ ６２ ６９ ６４
ベルモントパティ 54 石神 ﾀﾞ４０ ﾀﾞ４８ ﾀﾞ５３
マコトマンリョウ 54 左海誠 ﾀﾞ６８ ６７ ﾀﾞ５１
ミルフィオリ 54 武幸 ﾀﾞ３４ ６１ ﾀﾞ４９ ６１
ユキノスイトピー 54 須貝 ６５ ６６ ６８ ７４ ６７ Z
レイナワルツ 54 内田博 ﾀﾞ５０ ６０ ７２ ７５ ７１ Y
ローレルアイ 54 鹿戸 ﾀﾞ２５ ﾀﾞ４１ ５２ ７２ ６１

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、条件戦で着外だった馬
 　アサギヌ・マコトマンリョウ・ローレルアイ
A前走、フラワーCで連対できなかった馬
 　セイレーンズソング
B前走敗退の休養明け馬
 　アサギヌ
C前2走とも着外だった馬
 　ウインドヴェイン・テイエムトキメキ・マコトマンリョウ
D前2走ともダート戦に出走した芝未経験馬
 　ベルモントパティ
E着外経験のある1勝馬
 　アサギヌ・ウインドヴェイン・ツキノミコト・バトルエンプレス・
　マコトマンリョウ・ローレルアイ
F1800b以上を未経験の馬（重賞勝ち馬を除く）
 　ウインドヴェイン・ベルモントパティ
G芝2000b未経験のキャリア5戦以上馬
 　ウインドヴェイン・センターアンジェロ・ツキノミコト・レイナワルツ
Hキャリア2戦以下馬、キャリア13戦以上馬
 　ジョウノカトリーヌ
　→クリアしたのはシロキタガデス、タイムウィルテル、ミルフィオリ、
　　ユキノスイトピーの4頭のみ。BOXで押さえたい。


◆好走データ（過去10年）
 @1800b以上オープン戦連対経験馬
 　トーセンリリー
A前走連対の2勝以上馬
 　トーセンリリー・ミルフィオリ
B前走連対の前2走とも1800b以上戦出走馬
 　ミルフィオリ
　→データはミルフィオリ、トーセンリリーを推奨。


◆穴データ
 @芝で3着以内のある1800bダート戦勝利馬
 　アサギヌ・トーセンリリー・ミルフィオリ・ローレルアイ
A前走3着以内の年明けデビュー馬
 　ジョウノカトリーヌ・セイレーンズソング・バトルエンプレス・ベルモントパティ
　→芝、ダート兼用馬の好走に注意。

◆コース距離適性
 @東京芝コース連対率
 　出走経験馬なし
A芝2000b3着以内経験馬
 　シロキタガデス・バトルエンプレス
　→未経験馬多く参考にならない。



取るぞ樫のチケット　府中血統ガデスの一発

レース概況
　3年前までサンスポ賞4歳牝馬特別の名で行われていたオークストライアル。 例年、桜花賞組と忘れ草賞組の対決という構図だったが、 日程が中1週に繰り上がったことで、3年連続で別路線組同士の決着になっている。 桜花賞、忘れな草賞を使ってきた馬は疲労が抜けきっているか 吟味する必要がある。 悪名高かった府中2000も改修されて外枠の馬の不利も解消されたようだ。 1番人気は【３３２２】、2番人気は【１３０６】、馬連平均配当3,530円。

今週の結論
　新改装なった東京競馬場。 どんな競馬が展開されるのか注目を集めていたが、 土曜日のレースを見ている限り、非常に先行馬に有利な状況のようだ。 絶好の芝状態や長い直線のためスローペースになりやすいこともあるが、 ゴールまで160メートルの坂を駆け上がってから、 300メートルも続く平坦部分が曲者。 一見、差し馬に有利なように思えるが、 タフな直線でスタミナを使い、どうにか坂を駆け上がった頃にはもう脚があがってしまう。 どの馬も脚があがるなら、前に行っている分だけ先行馬が粘りきれてしまう。 リニューアル記念のタップダンスシチーが良い例だろう。 フローラSが行われる2000メートルコースはスタートが緩やかになり、 外枠の先行馬の極端な不利はなくなったものの、 4角のバンク改修で内の馬が振られにくくなった分、 多頭数では外枠馬の不利は大きいように見受けられる。 この辺りの状況を考えてフローラSも検討してみたい。
　大外8枠に人気馬3頭が入った。 その一頭のミルフィオリを週半ばまで本命にしようと考えていたが、 外枠の不利と2倍を切る過剰人気が◎をつけるのを留まらせている。 ならば、前走でミルフィオリと僅差の競馬をした シロキタガデスの一発で穴狙いといこう。 ミルフィオリは前走の鮮やかな差し脚を評価されているが、 上がり34秒7はシロキタガデスも同じ、 ゴールのコンマ2秒差はコース取りの差だ。 内枠を利して好位から競馬ができれば、先行有利の馬場を味方につけて 長い直線を凌ぎきりたい。父はダービーを逃げきったサニーブライアン、 母の父はトニービンなら府中が合わないはずがない。
　対抗はやはりミルフィオリか。 フジキセキの全妹で出走する度に身が入っており、 武幸が巧く馬群を捌ければ一躍オークス候補になる。 単穴は蛯名操るセイレーンズソング。 前走のフラワーCは1番人気で敗れたが、出負けと荒れた馬場が原因で 力負けではない。以下、 スタミナ豊富なトーセンリリー、大外枠もタイムウィルテル、 大崩れないユキノスイトピーなど。桜花賞組ならセンターアンジェロ。


確定後の結論
◎シロキタガデス 〇ミルフィオリ ▲セイレーンズソング
△トーセンリリー △タイムウィルテル △ユキノスイトピー △センターアンジェロ




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