今週のデータ解析 No.316
第52回 スプリングS
3歳オープン（ＧU）(指定・混合・牡牝)
3月23日 中山競馬場 芝右1800b　馬齢
3着までに皐月賞優先出走権


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
カオリレッドアイ 56 小野 ﾀﾞ４１ ﾀﾞ４３ ﾀﾞ５０ ﾀﾞ６９ ﾀﾞ６６
カフェベネチアン 56 横山典 １５ ５６ ３２ ５７ ７４ C
キョクイチバンブー 56 江田照 ３９ ４８ ７０ ６２ ６３
グラスムーン 56 武士沢 ３８ ５８ ４９ ６２ ６０
クレンデスターン 56 後藤 ４０ ５８ ３５
サクラプレジデント 56 武幸 ６０ ５４ ９０ A
ダイワセレクション 56 菊沢徳 ５０ ７１ ６８ DY
ダンサーズナカヤマ 56 和田 ﾀﾞ４２ ﾀﾞ４２ ﾀﾞ５９
チキリテイオー 56 勝浦 ６１ ６５ ６２ ６６ ５４
テンカタイヘイ 56 柴田善 ﾀﾞ３９ ﾀﾞ４１ ﾀﾞ６７ ﾀﾞ６７ ﾀﾞ８８
ネオユニヴァース 56 ﾃﾞﾑｰﾛ ６３ ７１ ６２ ６８ DY
ブルーコンコルド 56 秋山 ３６ ５６ ６７ ６３ ５３
フルーツマシン 56 吉田 ﾀﾞ４２ ﾀﾞ４７ ﾀﾞ４９ ﾀﾞ５９ ﾀﾞ５４
マイネルイェーガー 56 蛯名 ４３ ４５ ５２ ６３ ７７ B
ミヤギーロイヤル 56 大塚 ４６ ５５ ４９ ５１ ５５
ヨシサイバーダイン 56 北村 ６８ ６２ ３６ ７７ ５２ X

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、新馬・未勝利戦に出走した馬
 　ダンサーズナカヤマ
A前走500万条件で連対できなかった馬
 　グラスムーン
B前走1200b戦に出走した馬
 　キョクイチバンブー・ブルーコンコルド・ミヤギーロイヤル
C前2走とも4着以下だった馬(ＧTを除く）
 　グラスムーン
D前3走ともダート戦に出走した馬
 　カオリレッドアイ・ダンサーズナカヤマ・フルーツマシン
E重賞勝ち馬を除くキャリア3戦以下
 　ダイワセレクション・ダンサーズナカヤマ
FＧT連対馬を除く3ヶ月以上の休養明け馬
 　カフェベネチアン・クレンデスターン・ブルーコンコルド・ミヤギーロイヤル
　→クリア馬はサクラプレジデント、チキリテイオー、ネオユニヴァース、
　　マイネルイェーガー、ヨシサイバーダイン。この5頭のBOXも買い方のひとつか。


◆好走データ（過去10年）
 @マイル以上の重賞勝ち馬
 　サクラプレジデント・ネオユニヴァース
A前走、芝マイル以上戦の勝ち馬
 　カフェベネチアン・ダイワセレクション・ネオユニヴァース・マイネルイェーガー
B重賞勝ちのある1番人気馬は【５１００】
 　サクラプレジデントorネオユニヴァース?
　→データはサクラプレジデント、ネオユニヴァース、マイネルイェーガー。


◆穴データ
 @前走、500万以上のダート戦で勝利していた馬
 　テンカタイヘイ
A前2走で勝利のある年明け2戦以上した馬
 　カオリレッドアイ・ダンサーズナカヤマ・テンカタイヘイ・
　ネオユニヴァース・マイネルイェーガー
　→マイネルイェーガー、テンカタイヘイあたりが穴か。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率66％以上
 　サクラプレジデント・ダイワセレクション・ブルーコンコルド・マイネルイェーガー
A芝1800b連対率50％以上
 　カフェベネチアン・サクラプレジデント・ダイワセレクション・ネオユニヴァース
　→サクラプレジデント、ダイワセレクションに好適性。



クラシックに雷鳴轟く　飛来イェーガー

レース概況
　昭和33年から皐月賞トライアルとして 長い歴史を持つスプリングS。 優勝馬からはハイセイコー、シンザン、ナリタブライアンら 数多くのクラシックホースが生まれている。 1番人気は【６１１２】、 2番人気は【０１０９】、馬連平均配当は8610円。 1番人気から人気薄に流すのがセオリーだが、 重賞勝ちのない1番人気馬や 人気でもキャリア3戦以下馬は疑ってかかるほうが良い。 脚質的には差し馬の活躍が目立つ。

今週の結論
　落雷の渦中にいるかのような錯覚に陥った日本時間未明のバグダッド空爆。 この戦争がどのような結末を迎えるのか、 後世の歴史のなかでどのように位置づけられるのか知る由もないが、 あの炎の下にも人間がいることだけは紛れもない事実。 ただひとりでも少ない犠牲者を祈るだけだ。 世相を反映したわけではないだろうが、 スプリングSの主役を張るのはサクラプレジデント。 フセインかブッシュか、 その大統領の圧倒的な権力は脅威でも、 荒れた芝、小回り多頭数の状況に苦戦を強いられる可能性は否定できない。 乾坤一擲、大統領の一命を狙うのは野武士マイネルイェーガー。 父のマヤノトップガンがそうだったように一戦毎に力をつけていくタイプ。 これまでの5戦のキャリアで連対を外したのは休み明けだった2走前だけ。 前走の黄梅賞は番手からゴール前、逃げ馬をきっちり交わす安定感ある競馬。 今の中山の馬場はあっており、距離も伸びて良いのは確実で、 蛯名をパートナーに格上馬を一泡吹かすシーンを期待したい。 蛇足ながら、同馬の 名前の由来は音速の壁を破ったパイロットのチャック・イェーガー。 彼は皮肉にも米軍パイロットだから、命を狙われている大統領はやはりフセインか。
　相手はダービー向きも実力馬サクラプレジデント。 朝日杯は内容的には勝ちに等しい内容だった。 三番手にきさらぎ賞を制したネオユニヴァース。 切れ味勝負のサンデー産駒だが、 前走は重馬場だったのだから荒れた芝がこなせないとは言いきれない。 鞍上のデムーロも侮れない。 連下に復調気配のヨシサイバーダイン、 芝に実績はないがテンカタイヘイ、底を見せていないクレンデスターン、 休み明けもカフェベネチアンなど後悔のないよう手広く流しておく。


確定後の結論
◎マイネルイェーガー 〇サクラプレジデント ▲ネオユニヴァース
△ヨシサイバーダイン △テンカタイヘイ △クレンデスターン
△カフェベネチアン △ダイワセレクション △チキリテイオー




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