今週のデータ解析 No.315
第37回 フィリーズレビュー
3歳オープン（ＧU）(指定・牝馬)
3月16日 阪神競馬場 芝右1600b　牝54kg
3着までに桜花賞優先出走権


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アフレタータ 54 川島 ﾀﾞ３８ ５６ ６９ ６２ Z
オカノハーモニー 54 池添 ５９ ５６ ５７ ５７
サンタフェイマス 54 和田 ﾀﾞ４１ ﾀﾞ４８ ３６ ﾀﾞ４５ ﾀﾞ６０
ジェリクル 54 角田 ６０ ５０ ４５ ５６ ６３
シルクフローラ 54 高野 ５１ ５８ ﾀﾞ２２ ５０ ６０
テイエムトキメキ 54 牧田 ５４ ５９ ５８ ﾀﾞ４８ 地@
デュアルストーリー 54 小牧太 ５９ ６８ ６２ ﾀﾞ７２ ６２
トーホウアスカ 54 ﾃﾞﾑｰﾛ ﾀﾞ３２ ﾀﾞ４８ ６８ ６９ ５５ Z
ヘイセイピカイチ 54 加藤和 ６３ 地G ６１ ６１ ６６
ホワイトカーニバル 54 小野 ３９ 地A ６３ ６８ ６５
マイネラベンダー 54 熊沢 ５８ ５４ ７１ ３９ ６０ Y
モンパルナス 54 松永 地B ﾀﾞ５７ ７７ ５６ ７１ BX
ヤマカツリリー 54 安藤 ５０ ４２ ６２ ６８ C
ユキノスイトピー 54 須貝 ６２ ５８ ６５ ６６ ６８ C
レイナワルツ 54 福永 ﾀﾞ２６ ﾀﾞ３５ ﾀﾞ５０ ６８ ７２ A
ワナ 54 秋山 ４２ ６８ ６５ ６１

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドックを使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走着外だった馬（前々走で勝利をあげた馬を除く）
 　トーホウアスカ・マイネラベンダー・ワナ
A前走500万戦に出走し、1着あるいは1番人気でなかった馬
 　シルクフローラ
B前3走で連対のない馬
 　ジェリクル
C前3走とも3番人気以下だった馬（ＧTを除く）
 　オカノハーモニー・サンタフェイマス・ジェリクル・シルクフローラ・ヘイセイピカイチ
Dキャリア5戦以上の芝未勝利馬
 　サンタフェイマス・トーホウアスカ
　→クリアしたのはアフレタータ、テイエムトキメキ、デュアルストーリー、
　　ホワイトカーニバル、モンパルナス、ヤマカツリリー、ユキノスイトピー、
　　レイナワルツ、ワナと半数以上の9頭。


◆好走データ（過去10年）
 @芝マイル重賞で連対していた馬
 　ヘイセイピカイチ・ヤマカツリリー・ワナ
A1番人気は10年間で7連対
 　ヤマカツリリー
B年明けのオープン戦を連対していた馬
 　ヘイセイピカイチ・モンパルナス・ユキノスイトピー
　→データはモンパルナス、ヤマカツリリー、ユキノスイトピー、ワナ。
　→消去データにかかるがヘイセイピカイチも侮れない。


◆穴データ
 @初勝利が5馬身差以上の圧勝だった馬
 　デュアルストーリー・トーホウアスカ
Aマイル条件戦勝ち馬
 　ユキノスイトピー
　→デュアルストーリー、ユキノスイトピーが穴か。

◆コース距離適性
 @阪神芝コース連対率50％以上
 　ヤマカツリリー・レイナワルツ・ワナ
A芝1400b連対率50％以上
 　マイネラベンダー・モンパルナス・ワナ
　→ワナに好適性。



桁違いのスピード　新星モンパルナス

レース概況
　上位3頭に優先出走権が与えられる桜花賞トライアル。 前走でオープン入りしたばかりの馬でも好走が可能だが、 条件を問わず前走勝ちの馬が中心となる。 前走で掲示板を外していた馬の巻き返しは厳しい。 1番人気は【５２２１】、2番人気は【１１１７】。 1番人気の信頼性は高いが、連に絡めなかった年は例外なく50倍以上の高配当になっている。

今週の結論
　オープンや重賞での好走が強さの証明であることは間違いなく、 実績のある馬を狙うのは馬券の買い方として当然ではある。 ただ、フィリーズレビューの過去のデータを調べてみると、 2歳戦の実績はあまり当てにはならず、 年が明けた3歳オープン戦での成績こそ大切な判断材料にすべきようだ。 本命は紅梅Sで逃げて2着に粘ったモンパルナス。 コンマ1秒差で負けたのは桜花賞で本命を背負うだろう スティルインラブだから2着でも大威張りできる。 ちなみにこのレースで先行して5着だったチアズメッセージはエルフィンSを勝ち、 チューリップ賞でも3着にきているのだからレースレベルの高さが分かろうというもの。 モンパルナスは3走前も1秒5差をつける勝利で、 札幌で古馬も含めたナンバーワンの時計を記録している。 ハイペースは承知の上でモンパルナスのスピードに賭けてみたい。
　相手は泣く子も地頭も黙るアンカツのヤマカツリリー。 鞍上の腕に負うところが大きかったとはいえ、 阪神JFではピースオブワールドの2着。 追い切りも坂路一番時計を計測しており、休み明けも好仕上がりだ。 単穴に500万条件を勝ったばかりだがレイナワルツを指名する。 姉のグランドレイナは女王候補と騒がれながら 本番を前にリタイヤしたが、妹にもキラリと光る素質が感じられる。 以下、連下に大崩れないユキノスイトピー、 重賞勝ちのあるホワイトカーニバル、道営の一番星ヘイセイピカイチ、 新潟チャンプのワナ、追い込みに賭けるトーホウアスカなど手広く。


確定後の結論
◎モンパルナス 〇ヤマカツリリー ▲レイナワルツ
△ユキノスイトピー △ホワイトカーニバル △ヘイセイピカイチ
△ワナ △トーホウアスカ




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