今週のデータ解析
第37回 共同通信杯
3歳オープン(GV)(特指・混合)
2月9日 中山競馬場 芝右1800b 別定


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
サンカルテット 56 小野 49 ダ54 ダ52 ダ56 ダ57
タイガーモーション 56 江田照 ダ48 70 60 89 A
タカラシャーディ 56 柴田善 地B 地C 68 61 66
ドローアウター 56 勝浦 ダ55 70 D
ビービーヘヴン 56 横山典 62 76 71 Z
ブラックカフェ 56 田中勝 50 49 72 58 77
マイネルヴェルデ 56 村田 50 57
マイネルモルゲン 56 後藤 76 68 69 78 84 BX
マコトエンペラー 56 バルジュー 73 67 76 77 69 Y
マジックボーイ 56 55 69 59 59 78 C
ラントゥザフリーズ 56 内田博 58 71 70 76 68
リワードシンバル 56 北村 51 50 64 57

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<!注意点!>
 出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ(過去10年)
@前走新馬・未勝利・平場条件戦に出走した馬
 サンカルテット・ドローアウター・マイネルヴェルテ・リワードシンバル
A前走、非重賞で着外だった馬
 サンカルテット
B前走、条件戦で5番人気以下だった馬
 サンカルテット・タカラシャーディー・マジックボーイ
C前走、1400b以下戦に出走した馬
 ドローアウター
D前2走とも着外だった馬
 サンカルテット
EGU以下の前2走で二桁大敗のあった馬(オープン勝ち馬を除く)
 ビービーヘブン・マジックボーイ
F重賞出走経験のないキャリア4戦以上馬
 サンカルテット・マコトエンペラー・ラントゥザフリーズ・リワードシンバル
G芝2戦以上して3着以内のなかった馬
 サンカルテット
H当日の馬体重が10`以上増馬
 
 →クリアしたのはタイガーモーション、ブラックカフェ、マイネルモルゲン3頭。


◆好走データ(過去10年)
@1800b以上戦で連対していた馬
 タイガーモーション・タカラシャーディー・ブラックカフェ・
 マイネルモルゲン・マコトエンペラー

A前走、OP特別で3着以内だった馬
 マコトエンペラー
 →データはタイガーモーション、ブラックカフェ、マイネルモルゲン。
 →消去データにはかかるがマコトエンペラーも注意。



◆穴データ
@前走、芝で先行して連対していた馬
 タカラシャーディー・ドローアウター・マイネヴェルデ・マコトエンペラー
A父内国産馬
 マコトエンペラー
 →マコトエンペラーや他の先行力ある馬が狙い。

◆コース距離適性
@中山芝コース連対率50%以上
 タイガーモーション・ビービーヘヴン・マイネルヴェルデ・
 マイネルモルゲン・ラントゥザフリーズ

A芝1800b連対率50%以上
 タイガーモーション・タカラシャーディー・ビービーヘヴン・ブラックカフェ・
 マイネルモルゲン・マコトエンペラー・マジックボーイ

 →タイガーモーション、ビービーヘヴン、マイネルモルゲンに好適性。



一枚違う先行力 モルゲンの巻き返し

レース概況
 10戦全勝のダービー馬、 トキノミノルを称えるトキノミノル記念共同通信杯。 今年の舞台は中山だが、例年は東京コースで行われる中距離重賞とあって、 好走馬のなかにはクラシックで活躍する馬も多いが 過去には朝日杯組が有力ステップだったが、 2000bに延長された京成杯組の健闘も目立つ。。 1番人気は【5203】、2番人気は【1126】。

今週の結論
 重賞勝ち馬どころか、オープン勝ちの馬すらいない 今年の共同通信杯。中山代替開催のため、 ダービーの試走として参戦する一線級の馬がいないということだろうか。 連続開催で荒れてきた中山の芝だが、 固い路面のせいか相変わらず時計は速い。 今週もスピードに任して飛ばした逃げ馬が粘ってしまうシーンがある。 先行力が勝利の決め手になるなら マイネルモルゲンに期待したい。 前走の朝日杯はサイレントディールと超ハイペースで競り合って共倒れ。 しかし、サイレントディールは次走のシンザン記念で 重賞勝ちを収めたのだから、それに先着したマイネルモルゲンも 同等の力があるとみるべきではないだろうか。 スムーズに競馬ができた時の強さは レコード勝ちした百日草特別で証明済み。 手の合う後藤を鞍上に迎えて勝利は手の届くところにある。
 相手は朝日杯4着のタイガーモーション。 東スポ杯でも2着したように1800も心配ない。 見慣れない外国産の血統だが、父はミスプロ系、母の全兄にJC5着の サンドピットがおり、日本の固い馬場向きと捉えてよいだろう。 単穴はオープンでも安定した走りをみせるマコトエンペラーだ。 勝ちあがりに7戦も要した晩成タイプだが、 父がタマモクロスと聞けばそれも納得できる。 前走の若駒S2着は勝った馬が強すぎた。 GVでも実力は見劣りしない。 以下、連下に馬体の良さが結果に結びつかないがブラックカフェ、 キャリア2戦もマイネヴェルデ、ソロシンガーの仔ラントゥザフリーズ、 道営から来たタカラシャーディーなど。


確定後の結論
◎マイネモルゲン 〇タイガーモーション ▲マコトエンペラー
△ブラックカフェ △マイネヴェルデ △ラントゥザフリーズ △タカラシャーディー





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