今週のデータ解析
第53回 東京新聞杯
4歳上オープン（ＧV）(指定・混合)
2月2日 中山競馬場 芝右1600b　別定


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アグネスソニック 57 横山典 ７６ ８０ ７７ ８４ ８３
ウインブレイズ 57 木幡 ﾀﾞ８９ ９０ ８５ ８９ ８３
エイシンエーケン 56 野元 ７８ ７４ ﾀﾞ９１ ８９ ７０
カオリジョバンニ 54 吉永 ８０ ９９ ７８ ８８ ９６ AX
キングオブサンデー 55 村田 ７８ ７４ ８０ ８９ ９０
グラスワールド 57 藤田 ８９ ８９ ９３ ９０ ９１ D
グリーンブリッツ 54 北村 ６６ ８５ ４９ ８３ ８８
ショウナンマインド 54 吉田 ７７ ７２ ７１ ８４ ８２
タイキリオン 56 蛯名 ５８ ７０ ９２ ６５ ５８ Z
ダイワジアン 55 ﾊﾞﾙｼﾞｭｰ ６７ ８０ ７５ ９２ ８２ Z
ダービーレグノ 55 幸 ８２ ８８ ９４ ８０ ８５ Y
ボールドブライアン 55 柴田善 ７５ ６４ ９１ ７４ ９３ B
マルターズスパーブ 53 田中勝 海D 海H ﾀﾞ６３ ６５ ８３
ローエングリン 57 後藤 ７９ ７２ ４０ ８８ ９３ B

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、二桁着順だった馬や1秒以上差敗退した馬（ＧT馬を除く）
 　エイシンエーケン・タイキリオン・マルターズスパーブ
A前走、連対を外していた牝馬、7歳以上馬
 　エイシンエーケン・グリーンブリッツ・ショウナンマインド
　ダイワジアン・マルターズスパーブ
B前走、8着以下だった斤量増馬
 　マルターズスパーブ
C前走、ニューイヤーSで連対できなかった馬
 　グリーンブリッツ
D前3走ともＧV以下で着外だった馬（ＧT馬を除く）
 　グリーンブリッツ
E3ヶ月以上の休養明け馬（ＧT馬を除く）
 　アグネスソニック・タイキリオン・ダイワジアン
Fマイル戦未連対馬、マイル戦を2戦以上して未勝利馬
 　アグネスソニック・マルターズスパーブ
　→ウインブレイズ、カオリジョバンニ、キングオブサンデー、グラスワールド、
　　ボールドブライアン、ローエングリンの6頭がクリア。


◆好走データ（過去10年）
 @前走、マイル戦で連対した馬（休養明け馬を除く）
 　カオリジョバンニ・キングオブサンデー・グラスワールド・ボールドブライアン
A古馬ＧT入着経験のある重賞勝ち馬
 　グラスワールド
BマイルＧT連対馬
 　アグネスソニック
　→データはグラスワールドを強く推奨。
　→カオリジョバンニ、キングオブサンデー、ボールドブライアンも。


◆穴データ
 @前2走で1度は連対している6歳以上馬
 　ウインブレイズ・キングオブサンデー・グラスワールド・ダイワジアン
A前走、連対していた差し馬
 　ウインブレイズ・ボールドブライアン
　→ウインブレイズ、キングオブサンデーなどが穴か。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率50％以上
 　カオリジョバンニ・グラスワールド・タイキリオン・ボールドブライアン・ローエングリン
A芝1600b連対率60％以上
 　ウインブレイズ・カオリジョバンニ・ボールドブライアン・ローエングリン
　→カオリジョバンニ、ボールドブライアン、ローエングリンに好適性。



晩成の血が騒ぐ　飛翔グラスワールド

レース概況
　安田記念を目標にするマイラーにとっての第一ステップ、東京新聞杯。 別定重量とはいえ細かに収得賞金ごとあがる負担重量 は年によってはハンデ戦のな差が開くが、 実績馬が意外な健闘を見せるレースでもある。 1番人気は【３３１２】、2番人気は【２２２４】、 馬連平均配当は4690円。主力世代は4、5歳だが、最近は高齢馬の活躍も目立つ。 今年は中山競馬場で行われる。

今週の結論
　予想を始めるとき、何から取りかかるべきだろうか。 私はまず、一番人気の信頼性を疑ってみるのが筋ではないかと思う。 データ、時計、距離適性、展開、オッズ、相手関係と 重視するファクターは人それぞれだろうが、 軸に相応しければ本命を打てば良し。 そうでなければ他に買うべき馬を探すか、ケンするか決めなければならない。 今年の東京新聞杯で人気を背負うのはローエングリン。 宝塚記念3着の実績と連勝した近2走のレースぶりからＧVなら確勝にもみえる。 逃げて自分の型の持ちこんだときの強さはホンモノだ。 しかし、同馬のレースぶりからはマイルが合うとは思えない。 今までローエングリンが逃げたときのラップはミドルからスロー。 1000b57秒台が刻まれるオープンのマイル戦では いつもの勝ちパターンには持ちこめず、脚元をすくわれる可能性が大きいのではないか。
　本命は生粋のマイラーグラスワールド。 昨春はダービー卿CTを勝ち、京王杯SC、安田記念も一線級相手に僅差好走。 マイルCSこそ二桁着順だったが、勝ち馬とは3馬身と着差はなかった。 7歳緒戦となった京都金杯も積極果敢な競馬で2着。 今回は叩いてさらに体調は上向きで、一瞬の瞬発力が活きる 中山は府中よりこの馬向きだ。 対抗は古馬になって素質開花の兆しみえたボールドブライアン。 前走の石清水Sは2馬身差の快勝、藤沢厩舎の 予定通りの連闘となれば怖い存在だ。 単穴はニューイヤーS2着のカオリジョバンニの一発。 来週の自己条件を自重しての格上挑戦は陣営の自信の現れ。 マイル戦は9連対の得意距離だ。 連下はローエングリン、重賞連勝中のウインブレイズ、老雄もキングオブサンデー、 嵌った時のダービーレグノ。

想定時の結論
◎グラスワールド 〇ボールドブライアン ▲カオリジョバンニ
△ローエングリン △ウインブレイズ △キングオブサンデー △ダービーレグノ




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