今週のデータ解析
第44回 AJCC
4歳上オープン（ＧU）(指定・混合)
1月26日 中山競馬場 芝右2200b　


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アグネススペシャル 57 蛯名 ８４ ９１ ８９ ９１ ９１ DY
グラスエイコウオー 57 吉田 ﾀﾞ１００ ﾀﾞ１０２ ７９ ﾀﾞ９１ ９５ A
ケイエムチェイサー 57 吉永 ７５ ７４ ８４ ７６ ７７
コスモレジスタ 56 後藤 ７２ ８６ ７２ ８９ ９２ BZ
サイレントセイバー 57 田中勝 ８７ ８１ ７８ ５７ ８４
ジョウノブラボー 57 木幡 ﾀﾞ６４ ﾀﾞ８９ ﾀﾞ９７ ﾀﾞ５８ ﾀﾞ８８
ジーティーボス 57 小野 ７６ ﾀﾞ８７ ６８ ８２ ６５
タイガーカフェ 56 バルジュ ６５ ８９ ７４ ７４ ５９ Z
チアズシュタルク 56 藤田 ７４ ６７ ８１ ８１ ６７
フサイチランハート 57 江田照 ８８ ８５ ７１ ８０ ９２ B
ホットシークレット 58 柴田善 ７９ ７５ ８８ ８５ ８５
マグナーテン 58 ペリエ ８６ １０３ ９１ ９７ ９０ X
リベレーション 57 村田 ６５ ６５ ８８ ８４ ８１

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、非重賞戦なら3番人気以内で勝利していることが条件
 　ケイエムチェイサー・ジョウノブラボー・ジーティーボス・リベレーション
A前走、ＧT以外で着外だった馬【００２31】
 　アグネススペシャル・コスモレジスタ・サイレントセイバー・
　ジーティーボス・リベレーション
B前走、ダート戦出走馬は【００１３】
 　ジョウノブラボー
C前走、有馬記念で二桁人気で1秒差以上で敗退していた馬【０００６】
 　フサイチランハート
D重賞勝ちのない7歳以上馬
 　ケイエムチェイサー
E3ヶ月以上の休養明け馬【００１16】
 　ケイエムチェイサー・タイガーカフェ・チアズシュタルク
　→クリアしたのはグラスエイコウオー、ホットシークレット、マグナーテン。


◆好走データ（過去10年）
 @ＧT3着以内かＧU勝ちのある実力馬（休養明け馬を除く）
　アグネススペシャル・ホットシークレット・マグナーテン
A前3走で重賞勝利のある馬
 　ホットシークレット・マグナーテン
B有馬記念10着以内馬
 　フサイチランハート
　→データはホットシークレット、マグナーテンを強く推奨。


◆穴データ
 @前3走とも着内の馬
 　マグナーテン
A重賞勝ちのある人気薄
 　サイレントセイバー・チアズシュタルク・フサイチランハート
　→チアズシュタルクは休養明け克服が鍵。

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率50％以上
 　コスモレジスタ・ターガーカフェ・マグナーテン
A芝2200b連対率50％以上
 　アグネススペシャル・フサイチランハート
　→マグナーテンは当該コースでJC4着がある。



充実の7歳　距離も克服マグナーテン

レース概況
　NYジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受けて始まったAJCC。 出走馬のレベルも高く、春の天皇賞戦線を占う重要なレースになることも多い。 連対馬20頭のうち14頭は重賞勝ち馬で、格と距離適性が問われる。 1番人気は【３２２３】、2番人気は【２０１７】だが、 両馬の組み合わせで決まったことはない。 馬連平均配当は2220円。

今週の結論
　ＧT馬や有馬記念好走馬の参戦がなく、 比較的低調なメンバーとなった今年のAJCC。 しかし、その中でも実績上位マグナーテンの首位は動かない。 もともとマイル以下を中心に使われてきたが、 年齢を重ねるうちに気性面が著しく成長。 昨秋は毎日王冠を勝ったのに続き、 ジャパンカップでも超一線級相手にコンマ3秒の僅差4着に踏みとどまった。 今回も単騎逃げが確実な展開で、 ペリエが巧く回ってくるだろう。 先週の日経新春杯のコイントスと使い分けた ことから、厩舎サイドの自信も伺える。
　相手は芝ダート兼用馬グラスエイコウオーを指名する。 前走の中山金杯は出遅れて最後方からの競馬を強いられながら、 勝ち馬とコンマ4秒差まで着順を押し上げた。 前残りの展開を考えると価値のある好走とみていい。 NHKマイルC2着の実績もあり、格下と切り捨てることはできない。 三番手にステイヤーズSを制して臨む ホットシークレット。 2200は宝塚記念、オールカマー3着があり距離不足ではない。 連下の一番手に昨年の覇者フサイチランハート。 AJCCはデータ通りに決まることが多いが、 上記4頭のBOX買いも面白いだろう。 以下、印を打てば蛯名が選んだアグネススペシャル、 皐月賞2着のあるタイガーカフェ。

確定後の結論
◎マグナーテン 〇グラスエイコウオー ▲ホットシークレット
△フサイチランハート △アグネススペシャル △タイガーカフェ




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