今週のデータ解析
第50回 日経新春杯
3歳上オープン（ＧU）(指定・混合)
1月19日 京都競馬場 芝右2400b　ハンデ


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アグネスプラネット 52 熊沢 ６９ ８８ ９１ ７８ ８０
エアエミネム 58 松永幹 ９３ ８６ ７３ ８５ ８８
エイシンスペンサー 56.5 飯田 ９５ ８８ ８５ ９２ ９７ AZ
コイントス 57.5 藤田 ９２ ８６ ９２ ９５ ９７ AX
スエヒロコマンダー 57.5 武幸 ８７ ９１ ８７ 取消 ８５
トシザブイ 57 河内 ８８ ７０ ７２ ９３ ８８ Y
バンブーユベントス 54 四位 ７５ ７２ ７５ ７６ ９３ C
ビッグゴールド 57 福永 ８８ ８８ ９０ ９０ ８９
ファイトコマンダー 55 幸 ９０ ８６ ８８ ８２ ８６
ファストタテヤマ 56 安田 ８５ ７０ ８２ ８０ ８９
マイソールサウンド 55 本田 ７４ ７２ ７３ ８９ ９３ C
マイネルプレーリー 53 村本 ８１ ８６ ７９ ７８ ９３ C
ユウキャラット 52 渡辺 ６６ ７０ ８５ ７８ ８９

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、条件戦未連対馬
 　アグネスプラネット
A前走、未連対の牝馬
 　ユウキャラット
B前走2000b未満出走馬
 　バンブーユベントス・マイソールサウンド・マイネルプレーリー・ユウキャラット
C8歳以上馬
 　スエヒロコマンダー
D前3走とも6番人気以下のハンデ53`以上馬
 　トシザブイ
　→エアエミネム、エイシンスペンサー、コイントス、ビッグゴールド、
　　ファイトコマンダー、ファストタテヤマら約半数がクリア。


◆好走データ（過去10年）
 @前年のＧT連対かＧU勝ちのある馬
 　トシザブイ・ファストタテヤマ
A前2走で連対のある4歳牡馬
 　バンブーユベントス・ファストタテヤマ・マイソールサウンド・マイネルプレーリー
B勝ち馬から1秒差以内だった有馬記念組
 　コイントス
　→データはコイントス、ファストタテヤマを推奨する。


◆穴データ
 @前走2000b戦に出走していた先行馬
 　エアエミネム・エイシンスペンサー・ビッグゴールド・マイソールサウンド
Aハンデ53`以下の4歳馬、7歳馬
 　アグネスプラネット・マイネルプレーリー・ユウキャラット
　→先行力あるエアエミネム、エイシンスペンサー、ビッグゴールドに注意。

◆コース距離適性
 @京都芝コース連対率50％以上
 　アグネスプラネット・コイントス・ファストタテヤマ・マイソールサウンド
A芝2400b連対率50％以上
 　アグネスプラネット・バンブーユベントス
　→アグネスプラネットに好適性。



春の盾へ一歩　コイントス重賞制覇

レース概況
　平成6年からハンデ戦として行われている日経新春杯。 古馬長距離路線のスタートとなる一戦ではあるが、 ハンデ戦のため超一線級が出走してくることはあまりない。 確たるトップハンデ馬がいるときは中心となるが、 上位が拮抗している年は軽ハンデ馬が好走する傾向がある。 1番人気は【２１１６】、2番人気は【１３０６】と信頼はおけず、 人気薄でも軽視は禁物だ。馬連平均配当は6,248円。

今週の結論
　去年、51勝で8度目のリーディングに輝いた藤沢和厩舎。 例年、スロースターターとはいえ昨日（土曜日）まで未勝利に甘んじている。 しかし、その藤沢師が満を持して新年初勝利を狙い 西下させるのがコイントスだ。 重賞タイトルはまだないが、アルゼンチン共和国杯、毎日杯（勝ち馬クロフネ） とも2着、ＧTの有馬記念でも3着して実力は 一線級と遜色ないところを証明済みだ。 同厩の実績馬マグナーテンをレース登録して、 コイントスに軽いハンデをもらう作戦まで駆使。 おかげでハンデは57.5で止まった。 父は万能サンデーサイレンス、 母はアルゼンチン1000ギニー勝ち馬という異色の配合。 コイントスの粘り強さは南米特有の血統から来ているようだ。 ジリ脚、決め手不足という弱点もレース毎に改善されており、 スローになりそうにない展開もコイントスには有利だろう。 天皇賞や宝塚記念を狙うためにも重賞を獲って出走権を確保しておきたい。
　相手は大崩れのないビッグゴールド。 常に高いレベルで相手なりに走るタイプだが、 57`の見込まれたハンデの割りには人気がない。 歴戦の雄で距離も我慢ができるはず。 単穴は菊花賞2着のファストタテヤマ。 追い込み脚質だけに展開に左右されることは間違いないが、 とにかく京都は鬼。嵌った時の破壊力は怖い。 以下、連下に復調気配感じさせるエアエミネム、 久々も走るトシザブイ、連勝中のマイネルプレーリー、 前2走度外視のアグネスプラネットまで。


確定後の結論
◎コイントス 〇ビッグゴールド ▲ファストタテヤマ
△エアエミネム △トシザブイ △マイネルプレーリー △アグネスプラネット




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