今週のデータ解析
第37回 シンザン記念
3歳オープン（ＧV）(特指・混合)
1月12日 京都競馬場 芝右1600b　別定


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
ウォーターワイルド 56 北村 ３４ ２８ 地G ﾀﾞ６４ ３３
エイシンブーン 56 四位 ﾀﾞ６６ ﾀﾞ ﾀﾞ７２ ﾀﾞ８２ 取消
ギャラントアロー 56 飯田 ６１ ６６
サイレントディール 56 武豊 ５１ ６１ ７３ ８３ BY
サカラート 56 松永幹 ﾀﾞ６５ ﾀﾞ５２ ﾀﾞ７１
サンレイラピッヅ 56 藤田 ﾀﾞ５７ ﾀﾞ５８ ６８ ６０
タイムトリッパー 56 佐藤哲 ５８ ５５
タニノマティーニ 56 須貝 ６７ ６９ ７４ D
ドリームシャイン 56 和田 ６８ ６６
バタラバ 54 池田 ５９ ﾀﾞ５９ ﾀﾞ５３ ﾀﾞ５１ ６８
ホウライウォニング 56 河内 ６５ ７１ ７５ CZ
マイジョーカー 56 池添 ５９ ５５ ７６ ６８ ８８ AX
マッキーマックス 56 ルメール ６４
マルブツタイクーン 56 福永 ４９ ６４ ６９ ６９ ５９
ヤマシロヘイロー 56 川島 ５４ ５５ ６４ ６２ ４５
ラブイズラッシュ 56 幸 ４４ ４６ ５２ ５５

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜！注意点！＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出したスピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは全く異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、条件戦で未連対、平場条件戦で敗退
 　サンレイラピッヅ
A前走1200b以下に出走した馬（マイル以上戦経験馬を除く）
 　タイムトリッパー・マルブツタイクーン・ヤシマヘイロー・ラブイズラッシュ
B前走未勝利戦に出走したキャリア5戦以上
 　バタラバ
C前2走とも5着以下だった馬
 　ウォーターワイルド・ヤシマヘイロー
D前3走で二桁大敗のあった馬（ＧTを除く）
 　ウォーターワイルド・サンレイラピッヅ
Eキャリア1戦馬
 　マッキーマックス
F芝未経験、未連対馬
 　エイシンブーン・サカラート
　→クリアしたのはギャラントアロー、サイレントディール、タニノマティーニ、
　　ドリームシャイン、ホウライウォニング、マイジョーカーの6頭。


◆好走データ（過去10年）
 @マイル以上戦を含む2勝以上馬
 　サイレントディール
A芝を含み前3走で2勝以上している馬
 　ホウライウォニング
　→データはサイレントディール、ホウライウォニング。


◆穴データ
 @前2走の1400b以上戦で4角3番手以内で勝利していた馬
 　ギャラントアロー・サイレントディール・ドリームシャイン・
　バタラバ・ホウライウォニング・マッキーマックス
A前2走で連対のある前走オープン・重賞に出走した馬
 　サイレントディール・マイジョーカー・マルブツタイクーン・ラブイズラッシュ
　→ギャラントアロー、サイレントディール、ホウライウォニング、マイジョーカー。

◆コース距離適性
 @京都芝コース連対率50％以上
 　サイレントディール・ホウライウォニング・マイジョーカー・マルブツタイクーン
A芝1600b連対率50％以上
 　ギャラントアロー・サイレントディール
　→サイレントディール。京都2戦2連対のホウライウォニングも。



スピード能力の絶対値　サイレントディール

レース概況
　三冠馬、シンザンを称えて創設された伝統の3歳重賞。 平成7年に外国産馬が出走可能な混合レースとなってから、 後のＧT連対馬が活躍するハイレベルな重賞となった。 特に去年の勝ち馬タニノギムレットはダービーを制している。 連対馬の前走は格を問わないが、重賞以外なら着外からの巻き返しは厳しい。 1番人気は【５１２２】、2番人気は【２００８】、 3番人気は【０３２５】。 馬連平均配当は5,073円。

今週の結論
　朝日杯では5ハロン56秒9という大暴走で自滅した サイレントディールだが、 逆にそれだけのスピード能力の高さを証明したのも事実だった。 2走前には朝日杯を制したエイシンチャンプを降しており、 スムーズに競馬ができたときの強さは3歳トップレベル。 問題は有り余るスピードをコントロールできるかだが、 手綱をとるのが武豊なら二度続けて同じ過ちは繰り返すまい。 姉のトゥザヴィクトリーがそうであったように 完成されるのは古馬になってからだろうが、 一線級がいない今回のメンバーなら素質の違いで 押しきれるとみる。
　相手は朝日杯6着のマイジョーカー。 先週も同じトニービン産駒サイドワインダーが金杯を制したように、 外差しが決まる今の京都は絶好の舞台。 単穴に重賞級の能力を秘めるマッキーマックス。 フサイチゼノン、フィールドサンデーら好素質のキャリア1戦馬が 連対できなかったデータから印を下げるが、 直線だけで7馬身ちぎる新馬の内容は圧巻。 連下にはディクタットの全弟ホウライウォニング。 上記4頭がアタマひとつ抜けた感じだが、 穴っぽいところではギャラントアロー、タニノマティーニ。


確定後の結論
◎サイレントディール 〇マイジョーカー ▲マッキーマックス
△ホウライウォニング △ギャラントアロー △タニノマティーニ




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