今週のデータ解析
第54回 朝日杯FS
2歳オープン（ＧT）(指定・混合・定量)
12月8日 中山競馬場 芝右1600b　牡・せん55kg


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
エイシンチャンプ 55 福永 ７７ ６９ ６３ ７３ ７３ B
エイシンブーン 55 武幸 ﾀﾞ６６ 取消 ダ７２ ダ８２
キョクイチバンブー 55 バルジュ 地D ６５ ７２ ５６ ５２
コスモインペリアル 55 柴田善 ４４ ５６ ６８ ４４
サイレントディール 55 武豊 ５１ ６１ ７３ B
サクラプレジデント 55 田中勝 ６７ ６１
シンボリデビル 55 岡部 ﾀﾞ３８ ５３ ６７ ６３
センリツ 55 柴田大 ４０ ４４ ﾀﾞ５７ ﾀﾞ６５ ﾀﾞ５９
タイガーモーション 55 江田照 ﾀﾞ４８ ７０ ６０
テイエムリキサン 55 池添 ５１ ５６ ７６ ６０ ６６ Y
バロンカラノテガミ 55 蛯名 ５２ ５９
パープルクオーツ 55 勝浦 ４２ ４５ ５２ ５２ ６９
マイジョーカー 55 村田 ５９ ５５ ７６ ６８ Y
マイネルモルゲン 55 ペリエ ８４ ７６ ６８ ６９ ８１ AY
ヨシサイバーダイン 55 北村 ４８ ４６ ７５ ６８ ４３
ワンダフルデイズ 55 幸 ﾀﾞ７５ ８４ ７０ DX

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、3着以下馬、コンマ5秒以上敗退馬
 　キョクイチバンブー・バロンカラノテガミ・ヨシサイバーダイン
A前走条件戦で4番人気以下馬
 　センリツ・パープルクオーツ
B前走、ローカル場出走馬
 　サクラプレジデント・
C前走重賞連対馬を除く前走3番人気以下馬
 　キョクイチバンブー・コスモインペリアル・センリツ
　・パープルクオーツ・マイジョーカー
D前3走で着外があった馬
 　キョクイチバンブー・パープルクオーツ・ヨシサイバーダイン・
E未経験を除き芝未勝利
 　センリツ
F未勝利戦で勝ちあがっていたのは1頭（メジロベイリー）だけ
 　エイシンチャンプ・シンボリデビル・センリツ・テイエムリキサン・パープルクオーツ
　→エイシンブーン、サイレントディール、タイガーモーション
　　、マイネルモルゲン、ワンダフルデイズの5頭がクリア。


◆好走データ（過去10年）
 @マイル以上戦で勝利している連対率100％馬
 　サクラプレジデント・タイガーモーション
A3勝馬
 　コスモインペリアル・ワンダフルデイズ
B前走、1800bのオープン戦で連対していた馬
 　サクラプレジデント・タイガーモーション・テイエムリキサン
　→データはタイガーモーション、ワンダフルデイズ、サクラプレジデント。


◆穴データ
 @2勝以上の外国産馬
 　エイシンブーン・ワンダフルデイズ
A前走、1400b以下の500万条件を勝ちあがった馬
 　エイシンブーン
　→初芝もエイシンブーンに穴気配（同馬は出走取消）

◆コース距離適性
 @中山芝コース連対率100％
 　コスモインペリアル・シンボリデビル・タイガーモーション・マイネルモルゲン
A芝1600b連対率100％
 　コスモインペリアル・サイレントディール・バロンカラノテガミ
　→コスモインペリアルに適性。



目指せクラシック！　スケール違うSディール

レース概況
　　牡馬、せん馬による2歳チャンプの決定戦。 馬齢表記の変更に伴い朝日杯フューチュリティSと改名された。 万馬券決着はなく、1番人気は【６３０１】、 2番人気は【１４１４】、馬連平均配当は2220円。 関西馬が圧倒的に強いのも特徴。 着外がなく、連対率100％、マイル以上に出走経験のある馬が好走している。

今週の結論
　デイリー杯を含む3連勝で2歳チャンプの最有力候補だった シルクブラボーが追い切り中にトモを滑らし、 右肩ハ行のため大事をとって回避。 シルクホースクラブと一心同体の早田牧場は破産宣告を受けたばかり。 何かと悪いことは続くものなのだろうか。 圧倒的に1番人気が強いレースだが、 今年はどの馬が票を集めても代役になるならば、 そのデータにはこだわらずに予想を立ててみたい。 本命は一走毎に力をつけている3戦2勝のサイレントディールだ。 唯一の敗戦となった萩Sは出遅れの上、馬群に揉まれての5着。 中間、釘を踏むアクシデントでローテーションも変更されたことを考えれば、 この一戦で評価を下げてしまうのは見当違いというもの。 現に次走の黄菊賞では萩S2着で京都2歳Sを勝つエイシンチャンプを きっちり降している。 この馬の持ち味は好位につけて抜け出すセンスの良さ。 血統はエ女王杯馬トゥザヴィクトリーの全弟にあたり、 池江師はそのスケールの大きさ惚れこんでいる。 鞍上の武豊は土曜に一日8勝の新記録樹立で波に乗る。
　対抗は1番人気サクラプレジデント。 距離延長も問題なく札幌2歳Sを制した強さはホンモノだろう。 母は朝日杯を兄弟制覇したサクラチヨノオー、ホクトオー の全兄弟にあたり、SS×マルゼンスキーの配合も大物感を漂わせる。 ただ、不安は休養明けと手綱を取るカツハルが巧く立ちまわれるかどうか。 そこが◎から○に落とした理由だ。 単穴は3戦無敗の外車ワンダフルデイズ。 連勝の中身は濃く、初めてのマイルさえ克服してしまえば 他馬をあっさり置き去るだけのスピードがある。 以下、連下に勝負根性に秀でたテイエムリキサン、 前走レコード勝ちマイネルモルゲン、データの推すタイガーモーションなど。


確定後の結論
◎サイレントディール 〇サクラプレジデント ▲ワンダフルデイズ
△テイエムリキサン △マイネルモルゲン △タイガーモーション




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