淀に唄えば ピースオブワールド
レース概況
一昨年、年齢表記の変更に伴って、阪神3歳牝馬Sから
「阪神ジュベナイルフィリーズ」と改名された。
負担重量も馬齢53キロから定量54キロとなった。
2勝馬、3勝馬の好走率が高く、逆に1勝馬の優勝はヒシアマゾンだけ。
マイル経験は大きな買い材料。 1番人気は【３０２５】、
2番人気は【２０３５】、馬連平均配当は18,520円。
3ケタ配当は一度だけで、波乱の傾向が強い。
今週の結論
注目馬、アドマイヤグルーヴの除外で
面白味は薄れた感の否めない今年のジュベナイルフィリーズ。
頭数だけは揃ったが、ハルカ、リリー、アスカ、ユキに
中国人なのかテレサまで女性の名が並んだ不思議な出馬表だ。
ここは幼稚園のお遊戯会か、はたまた場末のキャバレーか。
正直、指名したい女性は見つからないが、
このメンバーなら人気は集めても
ピースオブワールドを選ぶのが妥当なところ。
ファンタジーSまで先行抜け出す大人の態度で無傷の3連勝。
そのファンタジーS勝ち馬の阪神JFでの成績は芳しくないが、
連を外したのは器量の劣るテネシーガール、タシロスプリングに
須貝の乗ったキタサンヒボタンの3頭。
あっさり傾向を覆されても納得の結果だろう。
テロ、戦争、飢餓、不況、リストラ、一家心中、汚職と、
世知辛い世の中で、淀の路地裏から"世界平和"と
歌う場違いなホステスの声が聞こえても、
男ならその"安っぽさ"を許す心の余裕を持ちたいものだ。
相手はペリエの操るオースミハルカ。
先週のJCは競馬は「馬5人5」ではないかと思い知らされるレースだった。
去年のタムロチェリーより、今回のほうが遥かに脈はあるはずだ。
単穴は新潟2歳Sの覇者ワナ。
とにかく極度の入れこみからパニックに陥っていた
前走は参考外とすべきで、それでもコンマ6秒差に留まったほうを評価したい。
もちろん、今回も入れこみがひどければ惨敗は免れないが。
連下に末脚強烈なトーホウアスカで、
この上記4頭が他馬より一歩リードと言ったところ。
他に狙えば、武豊のアドマイヤテレサ、
小倉で大穴をぶちかましたメイプルロード、
目立たぬが堅実なシーイズトウショウ。
確定後の結論
◎ピースオブワールド 〇オースミハルカ ▲ワナ
△トーホウアスカ △アドマイヤテレサ △メイプルロード △シーイズトウショウ
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