今週のデータ解析
第36回 スプリンターズS
3歳上オープン(GT)(国際・指定・定量)
9月29日 新潟競馬場 芝左1200b


馬 名 斤量 騎手 5前走 4前走 3前走 2前走 前 走 ランク
アドマイヤコジーン 57 後藤 66 88 91 91 91 D
ゴールデンロドリゴ 57 岡部 79 76 62 87 93 B
サイキョウサンデー 57 四位 90 84 79 88 86
サニングデール 55 福永 77 85 77 88 92 C
サーガノヴェル 53 吉田 ダ69 87 84 92 ダ72 Z
シベリアンメドウ 55 柴田善 76 ダ66 ダ70 84 ダ81
ショウナンカンプ 57 藤田 ダ78 94 96 100 85 X
ディヴァインライト 57 田中勝 87 89 87 95 85 Y
トロットスター 57 蛯名 86 87 87 88 81
ビリーヴ 55 武豊 89 82 85 90 104 A
リキアイタイカン 57 武幸 90 83 88 74 83

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

<注意点>
 出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ(過去10年)
@前走、非重賞で未連対の馬(マイルGT連対馬を除く)
 サーガノヴェル・シベリアンメドウ
A前走GU以下で着外の3歳馬(マイルGT連対馬を除く)
 サーガノヴェル
B前2走で二桁大敗のある馬(マイルGTを除く)
 リキアイタイカン
C前2走とも着外馬
 トロットスター
D前走勝利馬を除きマイル戦を2戦以上して未連対
 シベリアンメドウ
E重賞連対経験のない馬
 ゴールデンロドリゴ
F7歳以上の高齢馬
 ディヴァインライト
 →アドマイヤコジーン、ビリーヴ、ショウナンカンプなど有力馬はクリア。
 →伏兵ではサイキョウサンデー、サニングデールもクリア。



◆好走データ(過去10年)
@前2走で勝利のあるGT馬
 アドマイヤコジーン・ショウナンカンプ
A前2走とも連対していた4、5歳馬
 ゴールデンロドリゴ・ビリーヴ
Bその年のマイルGT連対馬
 アドマイヤコジーン
 →データはアドマイヤコジーン、ビリーヴ、ショウナンカンプ。


◆穴データ
@前2走のどちらかの重賞で連対していた牡馬
 サニングデール
AマイルGTで着内のあった牡馬
 トロットスター
 →3歳サニングデール。

◆コース距離適性
@左回り芝コース連対率60%以上
 アドマイヤコジーン・ゴールデンロドリゴ・サイキョウサンデー
 ・サニングデール・ショウナンカンプ

A芝1200b連対率66%以上
 サニングデール・サーガノヴェル・ショウナンカンプ
 ・トロットスター・ビリーヴ

 →サニングデール、ショウナンカンプ。



スプリント最強を信じて ビリーヴ戴冠

レース概況
 一昨年の暮れから施行時期が繰り上がり、 秋のGT第一弾として行われることになったスプリンターズS。 本来なら差し、追い込み馬が優位なレースだが、 荒れ馬場やそこに出現するグリーンベルトなどで人気薄の先行馬があっと言わせることもある。 1番人気は7連対、2番人気は5連対で両者の共倒れは1度だけ。

今週の結論
 9日間の夏休み?を終えて無事帰国。 流行りのCMではないが、インド洋に浮かぶ南国に「ババン」と行ってきた。 不注意に日焼けした箇所の皮がむけて非常に痒い。 とはいえ、本当にのんびりした休日を過ごさせてもらい、 また初体験のダイビングにも挑戦して気分はリフレッシュ。 白い浜辺とスカイブルーの海の美しさに感動した。 さて、スプリンターズSだが、 成田空港近くで買った夕刊紙を見て驚いた。 秋のGT開幕だというのに11頭立ての寂しいメンバーだったからだ。 新潟は最終週だが、雨の影響もわずかに留まり1分7秒台で決着しそうな様子。 ならば人気でも3連勝の勢いのままに ビリーヴの力を信じてみたい。 何しろ前走のセントウルSの内容は圧巻だった。 1分7秒1のコースレコードもさることながら、 満を持して段違いの脚で楽勝した隙のないレースぶりはGT級のもの。 左回りも京王杯SC3着があり、平坦コースなら初コースも不安はない。 何より鞍上は凱旋帰国した武豊では文句のつけようもない。 サンデーサイレンス産駒初のスプリントGT制覇を成し遂げるだろう。
 相手は高松宮記念2着、安田記念勝ちのアドマイヤコジーンだ。 実力は歴代名マイラーに勝るとも劣らない。 左回り巧者でもあるが、休養明けで100%のデキでないところは否めない。 単穴は高松宮記念に続いてスプリントGT連覇を狙う ショウナンカンプ。 軽い馬場ですんなりハナに行くのが理想。 今回も前に行く馬が有利な展開で、そのまま粘りきる可能性もある。 連下に重賞連勝中のサニングデール、 一変あるかサーガノヴェル、人気の盲点ゴールデンロドリゴなど。

確定後の結論
◎ビリーヴ 〇アドマイヤコジーン ▲ショウナンカンプ
△サニングデール △サーガノヴェル △ゴールデンロドリゴ





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