今週のデータ解析
第48回 オールカマー
3歳上オープン（ＧU）(指定・別定・国際)
9月22日 新潟競馬場 芝左2200b　


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アグネススペシャル 57 田中勝 ８２ ８９ ８４ ８４ ９１ C
アメリカンボス 58 江田照 ８５ ８２ ８１ ８５ ８７
エアスマップ 58 村田 ９６ ８１ ９３ ７６ ８５ X
オースミブライト 58 常石 ７３ ７９ ８１ ７１ ８３
ゴーステディ 57 吉田 ９６ ８９ ７９ ９１ ９５ AZ
サイレントセイバー 57 郷原 ７８ ７８ ９０ ７８ ８１
シアトルリーダー 54 千田 ８０ ６４ ７２ ７６ ７９
トシザブイ 58 河内 ６５ ８８ ７０ ７２ ９３ B
ハッピールック 57 エスピノ ８８ ８２ ９２ ８２ ９０ DY
ビッグゴールド 57 宝来 ８６ ８８ ８９ ９１ ８９ Z
ホットシークレット 58 柴田善 ７３ ８４ 海F ７９ ７５
ロサード 57 後藤 ８５ ７７ ８０ ８７ ８７
ロードフォレスター 57 坂井 ５９ ８８ ８８ ７７ ９０ D

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、二桁着順だった馬
 　エアスマップ・サイレントセイバー
A前走、1000万下以下出走馬
 　シアトルリーダー
B前2走とも未連対の6歳以上馬（ＧT出走馬を除く）
 　アメリカンボス・エアスマップ・オースミブライト・サイレントセイバー
C前走、夏のローカル開催で1700b以上に出走し3〜5着だった馬
 　ハッピールック・ロサード
DＧT連対馬を除く3歳馬
 　シアトルリーダー
E追い込み馬
 　サイレントセイバー・ハッピールック・ロードフォレスター
　→クリアしたのはアグネススペシャル、ゴーステディ、トシザブイ、
　　ビッグゴールド、ホットシークレット。


◆好走データ（過去10年）
 @勝ち馬9頭は前走で重賞連対
 　アグネススペシャル・トシザブイ
AＧT入着歴のある馬
 　アメリカンボス・オースミブライト・ホットシークレット
B前走着内の4、5歳馬
 　アグネススペシャル・ゴーステディ・ハッピールック・ビッグゴールド
　→データはアグネススペシャルを推す。
　→ゴーステディ、トシザブイ、ビッグゴールド、ホットシークレットが続く。


◆穴データ
 @前走、7、8月の重賞で連対していた馬
 　アグネススペシャル
A前走着内の6月以降、3戦以上出走していた馬
 　アグネススペシャル・シアトルリーダー
　→順調さでアグネススペシャル。

◆コース距離適性
 @新潟芝コース連対率66％以上
 　ゴーステディ・ビッグゴールド・ロサード
A芝2200b連対率50％以上
 　アメリカンボス・エアスマップ・サイレントセイバー・ビッグゴールド
　→ビッグゴールド。新潟4戦オール連対のゴーステディも。



良血本格化の兆し　スペシャル重賞V

レース概況
　秋の天皇賞の前哨第一戦。平成7年にＧUに昇格すると同時に 斤量も馬齢から別定へ変更された。以前は「オールカマー」の名が示す通り、 ＧT馬から地方馬まで多士済々のメンバーが揃う名物レースだったが、 条件変更とともにレベルは低下したようだ。 1番人気は【５０２３】、2番人気は【１３１５】、馬連平均配当2,620円。 従来の中山コースは先行、差し馬が有利で追いこみ馬の連対はなかったが、 新潟でもその傾向は変わらないだろう。

今週の結論
　東京もすっかり秋の気配を感じられるようになったが、 私のほうはようやく夏休み。 5年ぶりの本州の酷暑と慣れない仕事疲れで参っており、 9日間ほど海外へ逃亡させていただく予定。 そのため、次週のスプリンターズSのデータも含めて、 予想を早めにあげさせていただく。 夏のローカル重賞の成績が直結しやすいオールカマーだが、 新潟で行われる今年はその傾向がさらに顕著に出やすいだろう。 平成7年のヒシアマゾンを除いて、過去10年の勝ち馬は 前走で重賞連対しており、実績と順調さが求められている。 今年、その条件を満たすのは新潟記念2着の アグネススペシャルだ。 前走は勝ったトーワトレジャーに巧く乗られたが、 その敵方の田中勝春を今回は鞍上に迎えた。 新装新潟コースがよほど手に合うのか、 新潟2歳S、新潟記念、セントライト記念 と長いスランプが嘘のように勝ちまくるカッチーの勢いは頼もしい。 「フジキセキの全弟」が アグネススペシャルの金看板だったが、身が入って本格化した今なら ＧUの壁を突破してステークスウイナーの仲間入りができるはずだ。
　相手は新潟4戦4勝のトニービン産駒ゴーステディか。 内の先行馬が有利な仮柵を外したAコースで、 スムーズにハナに立てれば失速する場面は思い浮かばない。 確実に複勝を買うならこの馬かもしれない。 単穴はＧUまでなら掲示板は外さないビッグゴールド。 正月の中山金杯を勝ち、 休みなく使われつづけてきたタフガイも 夏に一息入れて仕切り直し。 このメンバーなら実力上位だ。 以下、重賞4勝のアメリカンボス、 展開克服が鍵のロサード、外国人騎手を配するハッピールック、 去年の覇者エアスマップ。

想定時の結論
◎アグネススペシャル 〇ゴーステディ ▲ビッグゴールド
△アメリカンボス △ロサード △ハッピールック △エアスマップ


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