今週のデータ解析
第56回 セントライト記念
3歳オープン（ＧU）(定量・指定・混合)
9月15日 新潟競馬場 芝左2200b　牡56kg・牝54kg


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アイアドベンチャー 56 梶 ６１ ６３ ７０ ５５ ６９
アクトナチュラリー 56 蛯名 ﾀﾞ４４ ﾀﾞ５０ ６０ ６８ ７６
アドマイヤマックス 56 後藤 ５３ ８１ ６３
ウインデュエル 56 岡部 ﾀﾞ７５ ８１ B
オペラボーイ 56 小林淳 ６３ ６９ ７２ ６３ ７１
オモシロイ 56 村田 ６８ ６４ ６７ ６６ ６３
カッツミー 56 丸山侯 地A 地@ ７３ ７５ ８２ A
カンファーベスト 56 郷原 ﾀﾞ５３ ﾀﾞ４８ ﾀﾞ５２ ７０ ７０
コスモレジスタ 56 江田照 ４２ ７０ ７７ ７８ CZ
タイムレスワールド 56 大西 ４５ ６９ ６３ ７５ -２６
ダイワフロリダ 56 木幡 ４４ ６９ ７３ ６３ ７１
ハネダレンジャー 56 二本柳 ﾀﾞ５３ ﾀﾞ６２ ６５ ６９ ﾀﾞ７３
バランスオブゲーム 56 田中勝 ６５ ８０ ６９ ８５ ７６ X
バンブーユベントス 56 幸 ﾀﾞ４６ ６４ ６４ ７５ ７２
マイネルアムンゼン 56 嘉藤 ８２ ６２ ６６ ７３ ５７
ヤマノブリザード 56 柴田善 ８２ ６５ ８４ ７４ ７６ Y
リキボクサー 56 小野 ７０ 取消 ６３ ５８ ７８ C

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。


◆消去データ（過去10年）
 @前走、条件戦で連対をはずしていたのは1頭だけ（ラグビーカイザー）
 　オペラボーイ・ダイワフロリダ
A前走、ダート戦出走馬
 　ハネダレンジャー
B前2走とも8着以下だった馬
 　タイムレスワールド
C重不良時を除く芝未勝利馬
 　ウインデュエル
D2000b以上に出走したことのない馬
 　カッツミー・カンファーベスト
E前走、ダービー以外の重賞で6番人気以下だった馬
 　カッツミー
F重賞好走歴のない1勝馬が連対したのは1頭だけ（アドマイヤボス）
 　ウインデュエル
Gダービー組以外の休養明け馬（1、2番人気を除く）
 　アクトナチュラリー・アドマイヤマックス・オモシロイ
　・タイムレスワールド・マイネルアムンゼン
H5ヶ月以上の休養馬
 　アドマイヤマックス
I前2走の条件戦で二桁着順のあった馬
 　アイアドベンチャー・ハネダレンジャー
　→クリアしたのはコスモレジスタ、バランスオブゲーム、バンブーユベントス
　　、ヤマノブリザード、リキボクサーの5頭。


◆好走データ（過去10年）
 @前走、4角3番手以内からの勝利馬
 　アイアドベンチャー・リキボクサー
A前2走とも条件戦で連対していた馬
 　アクトナチュラリー・ウインデュエル・カンファーベスト
Bダービーで先行して一桁着順だった馬
 　バランスオブゲーム
　→データはバランスオブゲーム、リキボクサー。


◆穴データ
 @前走、1800〜2200bの条件戦で先行して連対していた馬
 　アクトナチュラリー・ウインデュエル・リキボクサー
A重賞連対経験のある前走重賞出走馬
 　アドマイヤマックス・カッツミー・バランスオブゲーム・バンブーユベントス
B前走、北海道からの転戦馬
 　ウインデュエル
　→リキボクサー、バランスオブゲーム、バンブーユベントス。
　→キャリアの浅さに目を瞑ればウインデュエルも。

◆コース距離適性
 @新潟芝コース連対率50％以上
 　カンファーベスト・コスモレジスタ・バランスオブゲーム・リキボクサー
A芝2200b連対率50％以上
 　オモシロイ・マイネルアムンゼン
　→カンファーベスト、バランスオブゲームは新潟2戦2連対。



未知の可能性　ウインデュエルが一発かます！

レース概況
　東の菊花賞トライアル、セントライト記念。 優勝馬からはシンボリルドルフなど9頭の菊花賞馬が出ている。 春のクラシック上位馬と夏の上がり馬の対決がレースの見所。 馬連平均配当は4,517円、 1番人気は【１２２５】、2番人気は【２２１５】。 過去10年の連対馬で以前に重賞勝ち馬だった馬は不思議といない。 重賞出走経験は問わないが、 1800b以上での連対歴は必要としたい。関西馬は【４０１11】と好成績。

今週の結論
　タニノギムレットの引退で主役の消えた菊戦線。 代わって本命に目されるのが外国産馬のシンボリクリスエスだが、 同馬はセントライト記念を自重してしまった。 夏の上がり馬と春の実績馬の力比べを楽しみたいところだが、 どの馬もここを勝って菊花賞の有力候補へといった期待感を 沸かせてくれない。 だが、面白くないレースかといえばそうではなく、 むしろ、出走17頭すべてにチャンスがある大波乱のワクワク感 は大いに感じさせてくれる。人気薄を狙うなら先行力があることが絶対条件。 新潟2200は先行馬が有利なコースで、 間違っても追い込みは決まらない。特に今年は多頭数とはいえ、 逃げ馬不在でスローペースが予想される。 キャリアの浅さは承知の上で ウインデュエルの未知の魅力に賭けてみたい。 緒戦の未勝利戦では後続に2秒の差をつける鮮烈なデビュー。 初芝となった2戦目こそ逃げ馬にしてやられて2着に敗れたものの、 3着には4馬身差をつけているのだから負けて強しとみるべきだろう。 一昨年のアドマイヤボスを思わせるステップだが、 やはりウインデュエルの父も同じサンデーサイレンス。 母ミヤビサクラコの仔は狂気の血筋を受け継いだ馬が多いが、 ウインデュエルに限っては真っ当な馬に出たようだ。
　相手は弥生賞馬バランスオブゲーム。 おそらくハナを切るだろうが、成長した今の気性なら 2200もこなせるのではないか。 鉄砲もきくので久々も不安はない。 単穴にリキボクサーを推す。 2歳時には葉牡丹賞2着があり、 この時の1着はクラシックで活躍したサスガ、 3着は皐月賞2着のタイアガーカフェで力量的には重賞でも通用する。 連下は手広く流していいだろう。 重賞実績のあるヤマノブリザード、バンブーユベントス、 長期休養明けでもアドマイヤマックス、良血アクトナチュラリー、 まだ底は見せていないコスモレジスタなど。


確定後の結論
◎ウインデュエル 〇バランスオブゲーム ▲リキボクサー
△ヤマノブリザード △バンブーユベントス △アドマイヤマックス
△アクトナチュラリー △コスモレジスタ


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