今週のデータ解析
第47回 京成杯AH
3歳上オープン（ＧV）(特指・混合)
9月8日 新潟競馬場 芝左1600b　ハンデ


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
インターサクセス 52 池田 ７７ ６６ ８５ ８３ ９０ C
キクカグロリアス 51 蛯名 ７０ ６９ ８５ ８４ ８６
クラレットパンチ 52 小林淳 ８３ ７６ ６８ ８３ ７９
サンライズタイガー 51 村田 ９４ ７０ ７７ ５５ ８１
ダービーレグノ 55 郷原 ８７ ８４ ７５ ７０ ９１ B
トッププロテクター 57 和田 ８５ ８７ ６９ ８９ ８５
トレジャー 55 岡部 ７９ ８３ ９２ ７６ ８７ Y
ビッグフリート 54 後藤 ７５ ７６ ８４ ８４ ８７
ブラザータイクーン 54 江田照 取消 ６８ ６４ ６２ ８６
ブレイクタイム 57 松永 ９１ ９０ ８８ １０３ １００ AX
ミデオンビット 55 柴田善 ８４ ９１ ８７ ８７ ８９ DZ

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。



◆消去データ（過去10年）
 @前走1400b以下で着外だった馬
 　クラレットパンチ・サンライズタイガー
A前2走とも6番人気以下だった馬
 　サンライズタイガー・ミデオンビット
B前3走で8着以下が2度あった馬
 　サンライズタイガー
C前3走とも1200b以下に出走していた馬
 　インターサクセス・サンライズタイガー
Dハンデ52キロ以下牝馬（前走勝利馬を除く）
 　キクガグロリアス・クラレットパンチ
Eハンデ4キロ以上減馬（前走勝利馬を除く）
 　インターサクセス・サンライズタイガー
　→クリアしたのはダービーレグノ、トッププロテクター、トレジャー、
　　ビッグフリート、ブラザータイクーン、ブレイクタイム。


◆好走データ（過去10年）
 @関屋記念5着以内のマイル戦2勝以上馬
 　ミデオンビット
A前走、勝ってきた上がり馬
 　ブラザータイクーン
B4歳、牡馬が優勢
 　ダービーレグノ・トレジャー・ビッグフリート
　→データはダービーレグノ、トレジャー、ビッグフリート、ブラザータイクーン。


◆穴データ
 @前走、1200b以下で連対していた馬
 　ブレイクタイム
A前走1800〜2000bで着内だった馬
 　ダービーレグノ
　→ダービーレグノ、ブレイクタイム。

◆コース距離適性
 @新潟芝コース連対率66％以上
 　キクガグロリアス・クラレットパンチ・ビッグフリート・ブラザータイクーン・ブレイクタイム
A芝1600b連対率50％以上
 　クラレットパンチ・トレジャー・ブラザータイクーン・ブレイクタイム
　→クラレットパンチ、ブラザータイクーン、ブレイクタイム。



2着の殻を打ち破れ！　ブレイクタイム

レース概況
　秋競馬のスタートとなる京成杯オータムH。 マイルCSへと続く短距離戦線の前哨戦としての役割を果している。 開幕週の高速馬場、ハンデ戦が影響してか荒れることで定評のあるレースだが、 連続の新潟開催で行われる今年はどうだろうか。 1番人気は【４３１２】、2番人気は【２１２５】、 トップハンデは【３３２８】。馬連平均配当は4,094円。 過去にはヨシノエデン、ダイナアクトレス、 サクラチトセオーがこのレースで日本レコードを樹立している。 内枠の先行馬には注意を払いたい。

今週の結論
　いよいよ秋競馬が始まる。 天皇賞、菊花賞、マイルCS、狙いはそれぞれ違っても、 ＧTの勲章をもぎ取りたい気持ちはどの陣営も変わらない。 一昨年の安田記念で2着に惜敗したブレイクタイムにとっては、 何としても短距離ＧTを勝って雪辱を果したいところだ。 しかし、同馬の賞金は5450万円。 フルゲートになれば出走権の確保すら怪しいラインだ。 長い休養を挟んで復帰した新潟の2戦はともに2着。 NST賞では関屋記念を連覇するマグナーテンにクビ差、 距離不足のアイビスサマーダッシュでは前の馬を捕まえられなかった。 新潟で行われる京成杯AHは条件的にはピッタリで、 マグナーテンを凌ぐライバルも出走しない。 きっちりここを勝ちきって、秋の出走権を手中に収めてほしい。
　相手は新潟記念3着のダービーレグノ。 マイルベストのこの馬が2000メートルで好走できたのは、 新装新潟の水が合っているから。 府中と好走条件が酷似しているコースなら、 トニービン産駒が鬼のように走っても不思議はあるまい。 単穴は同じく父はトニービンのブラザータイクーン。 姉のアイリッシュダンスもそうだったように、 この牝系は5歳を過ぎて本格化する晩成血統。 今回のメンバーで前走で勝利しているのはブラザータイクーンだけで、 こういう勢いは大切にしたい。 以下、連下に毎年上位に顔を出す関屋記念組のビッグフリート、 平坦得意のトッププロテクター、安田記念コンマ4秒差のトレジャーなど。

確定後の結論
◎ブレイクタイム 〇ダービーレグノ ▲ブラザータイクーン
△ビッグフリート △トッププロテクター △トレジャー


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