今週のデータ解析
第22回 小倉2歳S
2歳オープン（ＧV）(定量・特指・混合)
9月1日 小倉競馬場 芝右1200b　牡牝54kg


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
エイシンツルギサン 54 熊沢 ６０
ヤマニンカルフール 54 河内 ６２ D
チキリテイオー 54 高橋亮 ４１ ５２ ５７
ヤマシロヘイロー 54 和田 ﾀﾞ１１ ５４
チャニングガール 54 横山典 ６６ B
マルシゲトニービン 54 萩野 ４７ ５４
ラブイズラッシュ 54 幸 ４４ ４６ ５２
エースインザレース 54 池添 ﾀﾞ６５
メイプルロード 54 芹沢 ３５ ５３ ６１
メイショウカゼッコ 54 武幸 ５３
コスモブルーノート 54 佐藤哲 ５４ ５５ ５９ Z
タイポシビリイ 54 野元 ４５ ４６
ブルーコンコルド 54 秋山 ４４ ６４ C
マルブツタイクーン 54 福永 ５６ ４９ Y
ダイキチムスメ 54 服部 ４９ ６１ ５２ ６８ AX

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→チャニングガールの緒戦は出色。


◆消去データ（過去10年）
 @前走4着以下から巻き返したのは1頭（オグリワン）だけ
 　コスモブルーノート
A前走、芝1000b戦に出走したキャリア3戦以上馬
 　ラブイズラッシュ
B1馬身以上差勝ちのないキャリア1戦馬（3番人気以内を除く）
 　タイポシビリイ・チキリテイオー・メイショウカゼッコ
C前走、連闘馬
 　タイポシビリイ・マルブツタイクーン
　→半数以上が残った。消去法では絞りきれず。


◆好走データ（過去10年）
 @前走、先行して勝った無敗の牝馬
 　チャニングガール・マルシゲトニービン・メイショウカゼッコ・ヤマニンカルフール
A瀬戸口厩舎所属馬は【４１１２】と驚異的成績
 　マルブツタイクーン・メイショウカゼッコ
　→好走データはメイショウカゼッコ。


◆穴データ
 前走、オープン出走のキャリア3戦以上馬
 　コスモブルーノート
　→キャリアはあってもマイナスにならない。

◆コース距離適性
 @小倉芝コース連対率100％（2戦以上）
 　マルシゲトニービン・メイプルロード
A芝1200b連対率100％（2戦以上）
 　ブルーコンコルド・マルシゲトニービン・マルブツタイクーン
　→マルシゲトニービン。



小倉イチの快速娘　チャニング押しきり

レース概況
　夏の小倉開催の末尾を飾る2歳重賞。 残念ながらクラシックとは全く無縁のレースだ。 最近は4年連続で牝馬が勝っている。 また、同時期に行われる新潟2歳Sと比べ、 キャリアの多い馬の活躍が目立つのも特徴だ。 1番人気は【２１２５】、2番人気は【１４０５】、 馬連平均配当は6,683円。

今週の結論
　フェニックス賞を勝ち、このレースで有力視されていた イサミペガサスの回避で、人気はチャニングガールが 一身に背負うことになった。 それもそのはず、新馬戦を圧倒的なスピード能力の差を 見せつける9馬身差の完勝劇。1分9秒5の勝ち時計も優秀なものだ。 父は1200メートル重賞2勝のサーガノヴェルらを 輩出しているバウンダリー。 控える競馬をしたことがないのが唯一の不安点だが、 キャリア1戦なのだから判断のしようがない。 ここは現時点での能力の違いと遠征する横山典の意欲を信用しよう。
　相手は驚異的な戦績を残す 瀬戸口厩舎のマルブツタイクーンか。 ラストタイクーン×ブレイヴェストローマンという 使われて良くなる配合で、叩き3戦目で一層に力を発揮することを期待する。 単穴に同厩舎のメイショウカゼッコ。 父はあのタイキシャトル。 姉は平成5年に小倉2歳Sを制したナガラフラッシュがいる。 以下、連下にスピードあるヤマニンカルフール、 舌を縛って一変したブルーコンコルド、 バクシンオー産駒のエイシンツルギサン、 指数の良いダイキチムスメなど。


確定後の結論
◎チャニングガール 〇マルブツタイクーン ▲メイショウカゼッコ
△ヤマニンカルフール △ブルーコンコルド △エイシンツルギサン △ダイキチムスメ


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