今週のデータ解析
第38回 札幌記念
3歳上オープン（ＧU）(特指・混合)
8月18日 札幌競馬場 芝右2000b　別定


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アドマイヤドン 53 藤田 ７１ ８３ ７４ ８５ ７８
アドマイヤロード 56 須貝 ６６ ８５ ７２ ７０ ８２
イーグルカフェ 57 田中勝 ﾀﾞ９０ ８９ ８２ ８７ ９４ A
カリスマサンオペラ 54 中館 ８４ ７８ ８５ ８４ ８３
キングフィデリア 56 幸 ８５ ７８ ９０ ９３ ９１ CZ
コイントス 56 岡部 ６３ ８９ ６２ ９２ ８６
ゴーステディ 56 吉田 ８０ ８５ ９６ ８９ ７９ X
タマモヒビキ 56 小原 ８４ ８４ ７２ ７９ ８２
テイエムオーシャン 56 本田 ７７ ６８ ８９ ９０ ８１
トウカイポイント 56 勝浦 ８７ ９６ ７９ ７２ ７３ X
トップコマンダー 56 菊沢徳 ８１ ８６ ８４ ８８ ８７ D
ニホンピロニール 56 蛯名 ８４ ７７ ７３ ７７ 取消
バンブーマリアッチ 56 小林徹 ８３ ８３ ８０ ８６ ８５
ヒマラヤンブルー 56 四位 ６８ ７６ ７２ ８３ ９２ B
ファストタテヤマ 53 安田 ７５ ７４ ７８ ８５ ７０
マチカネキンノホシ 57 横山典 ８４ ９１ ８４ ８２ ７８

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

平成9年から負担重量がハンデから別定へ、グレードもＧVからＧUへ格上げされた。
開催時期も函館と札幌が入れ替わったため、データは過去5年を参考にした。

◆消去データ（過去5年）
 @前走、二桁着順からの巻き返しなし
 　アドマイヤロード・ゴーステディ・トウカイポイント・ファストタテヤマ
A前走、条件戦に出走していた馬
 　コイントス・ニホピロニール
B前2走とも着外だった馬
 　アドマイヤドン・カリスマサンオペラ・タマモヒビキなど
C前3走とも3着以内のない馬
 　アドマイヤロード・カリスマサンオペラ・タマモヒビキ・トウカイポイント・マチカネキンノホシ
D半年以上の休養馬
 　ゴーステディー・テイエムオーシャン
EＧT連対のない牝馬
 　カリスマサンオペラ
　→クリアしたのはアドマイヤドン、イーグルカフェ、キングフィデリア
　　、トップコマンダー、バンブーマリアッチ、ヒマラヤンブルーの6頭。


◆好走データ（過去5年）
 @ＧT連対経験馬（2歳ＧTを除く）
 　イーグルカフェ・テイエムオーシャン
A2000b重賞を勝っていた馬
 　カリスマサンオペラ・キングフィデリア・テイエムオーシャン
B4歳馬、牝馬が好走（前走一桁着順）
 　キングフィデリア・コイントス・テイエムオーシャン・ヒマラヤンブルー
　→データはキングフィデリア、テイエムオーシャン、ヒマラヤンブルー。


◆穴データ
 @2000bのＧT・ＧUで着内経験のある馬
 　イーグルカフェ・テイエムオーシャン
A前走、オープン戦で一桁着順だった馬
 　コイントス・ヒマラヤンブルー
　→穴はイーグルカフェ、コイントス、ヒマラヤンブルーか。

◆コース距離適性
 @札幌芝コース連対率66％以上
 　テイムオーシャン・トウカイポイント・ヒマラヤンブルー・ファストタテヤマ
A芝2000b連対率60％以上
 　アドマイヤロード・キングフィデリア・コイントス・テイエムオーシャン
　・ニホンピロニール・ヒマラヤンブルー
　→テイムオーシャン、ヒマラヤンブルー。



秋の飛躍を！　好素質フィデリア

レース概況
北海道開催のハイライト、ＧU札幌記念。 平成9年に函館記念と時期が入れ替わると同時に格上げされた。 秋を目指す有力馬が始動するレースであり、出走馬のレベルは高い。 基本的にはＧT実績のある馬を狙いたい。時期が移された過去5年、 1番人気は【３０１１】、2番人気は【１３０１】、馬連平均配当は2,114円。 1、2番人気が揃って連対を外したことはない。

今週の結論
　魅力的なメンバーが揃った今年の札幌記念。 北海道に住んでいれば飛んで札幌競馬場に行きたいところだが、 残念ながら今夏は東京でテレビ観戦しかなさそう。 せっかく月曜日の午後から札幌出張だというのに、 その前の仕事が抜けられないのはサラリーマンの悲しき定めと諦めよう。 どこから狙っても面白そうだが、 前走に引き続いてキングフィデリアの一発に期待したい。 これまでダートでの3勝を含めて13戦5勝。 初重賞制覇となった新潟大賞典では2番手から抜け出し楽勝する競馬、 ハナを切らなくても力を発揮できる成長ぶりを見せてくれた。 1分58秒8の優秀な勝ちタイムで時計勝負にも対応できる。 前走のエプソムCは6着に敗れたが、 先行勢に厳しい流れで踏ん張った点を評価すべきだろう。 どうしてもハナに行かなくてはならない馬がいない今回は 譲り合って意外とペースが落ちつくのではないか。
　相手はやはりテイエムオーシャンは外せない。 ＧT3勝の名牝は古馬ＧUでも実力上位。 順調ならこのメンバーでも楽勝だろう。 鉄砲も問題ないが、折り合いを欠いて自滅するのだけが不安だ。 単穴に未知の能力を秘めるコイントスだ。 2000メートルは2勝をあげ、毎日杯でクロフネの2着した 得意の距離。七夕賞では初ブリンカーが災いして3着に敗れたが、 前走の漁火Sでは重賞級の力を証明する楽勝劇だった。 以下、連下に 連勝中のヒマラヤンブルー、ＧU馬トップコマンダー、 底知れないニホンピロニールなど。

確定後の結論
◎キングフィデリア 〇テイエムオーシャン ▲コイントス
△ヒマラヤンブルー △トップコマンダー △ニホンピロニール


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