今週のデータ解析
第34回 函館2歳S
2歳オープン（ＧV）(特指・混合・定量)
8月4日 函館競馬場 芝右1200b　54kg


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アタゴタイショウ 54 菊沢徳 ４６ ５９ ７９ AZ
エーススオブハート 54 須貝 ４６ ５９
オカノハーモニー 54 上村 ７６ B
サチノグローリー 54 伊藤直 ﾀﾞ５０
サマーオブキングス 54 横山典 ５７
セイウンバクフーン 54 北村 ５５
トーホウアスカ 54 四位 ﾀﾞ４２ ﾀﾞ５５
ハローマイフレンド 54 穂刈 ﾀﾞ１６ ﾀﾞ４４
ハートオンウェーブ 54 藤田 ５１ ５８ ６６
フィールドマックス 54 酒井 ５９ ５６
フジノタカネ 54 勝浦 地@ 地@ 地D ７６ B
ホワイトカーニバル 54 小野 ６６ ６２
マイネルエフォール 54 内田 ４２ ﾀﾞ６２
マイネルモルゲン 54 中館 ﾀﾞ４３ ８４ ７６ BX
ワールドシチー 54 松永 ﾀﾞ４５ ﾀﾞ６０ ﾀﾞ４４

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆スピード指数からの狙い馬
 　　→函館開催は馬場が非常に荒れており参考にできない。


◆消去データ（過去10年・平成8年以前は札幌3歳Ｓを参考）
 @前走3着以下だったのは1頭（キタサンサイレンス）だけ
 　フィールドマックス
A前走、芝良馬場で上がり37秒以上かかった馬
 　ホワイトカーニバル
B前走、ダート戦で4角先頭でなかった馬
 　サチノグローリー・トーホウアスカ・マイネルエフォール・ワールドシチー
C7月に2戦以上に出走した牡馬
 　アタゴタイショウ・エースオブハート
Aキャリア3戦以上馬（中央馬のみ）
 　アタゴタイショウ・ハートオンウェーブ・マイネルモルゲン・ワールドシチー
B前走、半馬身差未満で勝利した牝馬
 　フジノタカネ・ホワイトカーニバル
Cダート1000bで持ち時計が59秒以内のない芝未経験馬
 　サチノグローリー・ハローマイフレンド・ワールドシチー
　→クリアしたのはオカノハーモニー、サマーオブキングス、セイウンバクフーンの3頭。
　→人気のフジノタカネ、マイネルモルゲンは減点1。


◆好走データ（過去10年）
 @ラベンダー賞の最先着馬（2着以内）
 　フジノタカネ
A函館芝1200bの最速タイム保持馬
 　ホワイトカーニバル
B前走、芝で好位につけて勝った馬（キャリア2戦以内）
　オカノハーモニー・サマーオブキングス・セイウンバクフーン
　→データはオカノハーモニー、サマーオブキングス、セイウンバクフーン。


◆穴データ
 @キャリア2戦以内の牝馬（前走芝勝利）
 　オカノハーモニー・トーホウアスカ・ハローマイフレド・ホワイトカーニバル
A前走、ダートで3馬身差以上で勝った馬
 　トーホウアスカ・ハローマイフレンド
　→トーホウアスカ、ハローマイフレド。

◆コース距離適性
 @函館芝コース連対率100％
 　オカノハーモニー・サマーオブキングス・セイウンバクフーン・フジノタカネ
A芝1200b連対率100％
 　サマーオブキングス・セイウンバクフーン・ハートオンウェーブ・フジノタカネ
　・ホワイトカーニバル・マイネルモルゲン
　→サマーオブキングス、セイウンバクフーン、フジノタカネ。



栄光へ進む夏！　サマーオブキングス

レース概況
　平成9年に時期変更され、札幌2歳Sと入れ替わって施行されるようになった。 2歳最初の重賞レース。平成8年以前のデータは札幌2歳Sのものを 使用している。牝馬、関西馬の連対率は高い。 例年、ハイペースになるものの好走しているのは先行馬で、 追い込み馬には厳しい結果となっている。 一昨年から斤量が53キロから54キロに増量された。

今週の結論
　例年なら好時計勝ちした馬を狙うのがセオリーの函館2歳S。 しかし、今年の函館の馬場はひどく荒れ気味、 勝ちタイムは鵜呑みにできないし、検討材料にもならない。 福島、新潟、阪神からの転戦組もおり、予想を困難にしている。 本命はサマーオブキングスを指名する。 緒戦の勝ち時計は1分16秒1と極めて遅い。 だが、普通なら嫌気が差す馬場を諦めずに走りぬいた内容を 評価すべきだろう。一度叩かれた上積みは大きく、追い切りも 格上馬を煽る動きで前走以上のパフォーマンスが期待できそうだ。 近親にシアトルスルーがいる血統も心強い。
　相手は道営の一輪華フジノタカネ。 ラベンダー賞を勝って実績は最上位。 兄に北関東の雄、ブライアンズロマンがおり、 前走がフロックでないことは確かだ。 レジェンドハンターやフジノテンビーを見るまでもなく、 2歳重賞では地方勢と中央勢は互角。エンゼルカロの再現も充分ある。 単穴はラベンダー賞2着のマイネルモルゲン。 キャリアの豊富さとマイネルならではの仕上がりの早さは 大きなアドバンテージだ。 以下、連下にサイエダディの弟のセイウンバクフーン、 牝馬オカノハーモニー、ダートながら6馬身差勝ちのトーホウアスカなど。

確定後の結論
◎サマーオブキングス 〇フジノタカネ ▲マイネルモルゲン
△セイウンバクフーン △オカノハーモニー △トーホウアスカ

推奨馬券
単勝−サマーオブキングス
馬単−サマーオブキングス流し



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