今週のデータ解析
第43回 宝塚記念
3歳上オープン（ＧT）(国際・指定)
6月23日 阪神競馬場 芝右2200b　定量


馬　名 斤量 騎手 ５前走 ４前走 ３前走 ２前走 前 走 ランク
アクティブバイオ 58 後藤 ８６ ８３ ６２ ７１ ９１ B
エアシャカール 58 デザーモ ９４ ８６ ８２ ８９ ９０ D
ダンツフレーム 58 藤田 ８４ ７２ ８７ ８８ ９１ B
ツルマルボーイ 58 河内 ７６ ９７ ８５ ９３ ９２ AX
テンザンセイザ 58 四位 ７０ ９３ ８９ ８０ ８７ Z
トウカイオーザ 58 熊沢 ８０ ８２ ８７ ８６ ９０ D
トウカイポイント 58 小林淳 ８０ ９１ ８７ ９６ ７９ Y
フサイチランハート 58 江田照 ６４ ８３ ８６ ８８ ８５
ホットシークレット 58 柴田善 ８５ ７３ ８４ 海F ７９
マチカネキンノホシ 58 岡部 ６２ ８４ ９１ ８４ ８２
ミツアキサイレンス 58 川原正 地@ 地@ ７３ 地A ﾀﾞ８８
ローエングリン 58 横山典 ６９ ﾀﾞ７０ ８１ ７６ ８２

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　出馬表の数字はスーパーパドック2000を使い独自に算出した西田式スピード指数です。 ランクの「ABCD」は前走の、 「XYZ」は近2走から4走の指数の順に高かったものです。 このサイトの指数は西田式スピード指数研究会のものとは異なります。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆消去データ（過去10年）
 @前走、着外だった馬
 　トウカイオーザ・トウカイポイント・フサイチランハート
　・ホットシークレット・マチカネキンノホシ・ミツアキサイレンス
A前2走とも未連対だった馬
 　テンザンセイザ・ホットシークレット・マチカネキンノホシ
BＧTを除き、前3走で1秒5差以上の大敗をしていた馬
 　テンザンセイザ・トウカイポイント・ホットシークレット・マチカネキンノホシ
C連対率50％未満のＧT未連対馬
 　アクティブバイオ・ツルマルボーイ・テンザンセイザ・トウカイポイント
　・フサイチランハート・ホットシークレット・マチカネキンノホシ
D3歳馬、7歳以上馬
 　ローエングリン
　→クリアしたのはエアシャカール、ダンツフレームの2頭。
　→減点1がアクティブバイオ、ツルマルボーイ、トウカイオーザ 、ミツアキサイレンス
　　、ローエングリンら5頭が続く。


◆好走データ（過去10年）
 @前2走とも重賞連対馬
 　エアシャカール
A連勝馬
 　ツルマルボーイ・ローエングリン
B安田記念2〜3着馬は4連対
 　ダンツフレーム
　→データはエアシャカール、ダンツフレームを推奨する。
　→ツルマルボーイ、ローエングリンの勢い警戒。


◆穴データ
 @前2走で重賞初勝利やＧT連対をした馬
 　トウカイポイント
A前3走とも5着以内の4歳馬
 　ダンツフレーム・ツルマルボーイ
　→穴はツルマルボーイか。

◆コース距離適性
 @阪神芝コース連対率66％以上
 　エアシャカール・ダンツフレーム・ローエングリン
A芝2200b連対率66％以上
 　アクティブバイオ・フサイチランハート・ローエングリン
　→ローエングリンは同コースで逃げきり勝ちあり。



悲願のＧT奪取　ダンツの出番だ！

レース概況
　上半期を締めくくるＧT、宝塚記念。有馬記念と同様、 出走馬はファン投票で選出される。 1番人気は【６３０１】 とほぼパーフェクト。連対を外したのは単勝4.4倍のサクラチトセオーだけで、 他の9頭は単勝3倍以下に支持されていた。 2番人気は【３００７】と 今ひとつだが、 8、9番人気は4連対しており伏兵陣の大駆けに注意したい。 馬連平均配当は1500円、4歳馬が圧倒的な強さを誇っている。 前残りの展開が多く、追い込み馬は苦戦。

今週の結論
　マンハッタンカフェ、ジャングルポケット、ナリタトップロード の古馬三強に加え、ライバル候補だったサンライズペガサス まで回避したとあっては盛り上がれというほうが無理の今年の宝塚記念。 一線級の隙を狙ってＧTを奪取するのが宝塚記念の性格ではあるが…。 ＧTをどうしても勝ちたいのがダンツフレーム。 ハイレベル世代の皐月賞、ダービーを2着、 前走の安田記念も2着と僅かなところで涙を飲んできた。 これまで着外がないように毎回、実力を出しきるタイプで、 ことさら中距離では抜群の安定感を見せている。 年が明けてまだ2戦と疲労も少なく、むしろ叩いて上積みが見こめる。 成長力のあるブライアンズタイム産駒でもあり、 3歳時の力を発揮できれば今回のメンバーなら負けることはあるまい。
　対抗は準三冠馬エアシャカール。 前走の金鯱賞は2着に敗れたものの、 ハイペースをまくって一旦は先頭に立つ強い競馬。 マークしていたツルマルボーイに差しきられたが、 59キロを背負っていたことを考えると高く評価すべきだろう。 鞍上もデザーモなら軽視するわけにはいかない。 単穴にフサイチランハートを推す。 AJCCでボーンキング、マチカネキンノホシらをまとめて 交わした爆発力は驚異的。前走の目黒記念は道悪が敗因で度外視したい。 以下、成長力著しいアクティブバイオ、 金鯱賞は見事だったツルマルボーイ、 テイオーの半弟トウカイオーザなど。


確定後の結論
◎ダンツフレーム 〇エアシャカール ▲フサイチランハート
△アクティブバイオ △ツルマルボーイ △トウカイオーザ




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