ダート界の新星 ★スターリングローズ★
レース概況
平成8年にＧVに格上げされたプロキオンS。
一昨年から2ヶ月繰り下げて施行されるようになり、
春シーズンの末尾を飾るダート重賞となった。
連対馬12頭中、9頭は重賞からの参戦で、残る3頭はオープン特別で3着以内だった。
大阪杯12着だったナムラコクオーを除いて、前走着外からの巻き返しはない。
1番人気は【３１０２】、2番人気は【１１０４】。
6番人気以下の連対はなく大穴ねらいは禁物だ。連対馬の年齢に大きな隔たりはない。
今週の結論
ＧVの割には意外と堅く収まっているプロキオンS。
去年はここを順当に勝ったブロードアピールがドバイへと
羽ばたいて行ったが、今年は少し小粒なメンバー構成となった。
その中ではスターリングローズが抜けた存在か。
昨夏まで落鉄続きだったツメの状態が安定してから、
強い調教もかけられるようになり本格化なった。
1400メートルは【４１１１】と大威張りできる距離。
3月のコーラルSでは5馬身差で圧勝、
前走の欅Sも完勝といって言い内容だった。
前々走のかきつばた記念こそ半馬身遅れをとったが、
1着のサウスヴィグラスは今週の北海道SCも勝っているのだから、
相手が一枚上だったと言うべきだろう。
スターリングローズは全姉に重賞2勝のゴールデンジャックがいる血統で、
父は日本ダートに鬼のような適性を見せるアフリート。
ここは人気にこたえて初重賞制覇を成し遂げるはずだ。
相手はJCダート2着が光るサンフォードシチー。
休養明けで追い切りは動かなかったが、
実力はナンバーワン。鉄砲駆けする馬で調教は額面通りに受け取れない。
単穴は武豊の乗るゲイリーエクシード。
母の父ギャロップダイナという異色の外国産馬だ。
準オープンをようやく勝ったばかりだが、とにかく鞍上は怖い。
以下、連下に芝ダート兼用のメイショウキオウ、
老雄ワシントンカラー、河内を確保したシンコウスプレンダ。
確定後の結論
◎スターリングローズ 〇サンフォードシチー ▲ゲイリーエクシード
△メイショウキオウ △ワシントンカラー △シンコウスプレンダ
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