秋へ飛翔を誓う フィデリア未知の魅力！
レース概況
平成8年にハンデ戦から別定戦に変更された。しかし、安田記念と宝塚記念の狭間にあるためか一線級の参加は少なく、格下からの挑戦馬や重賞で大敗していた馬の好走も目立つ。 1番人気は【６０１３】だが、2番人気【０１１８】、 3番人気【１２１６】、4番人気【００１９】と 1番人気以外の上位人気馬の信頼性は乏しい。馬連平均配当は9,860円で、万馬券は3度も飛び出している。連対馬の半数は4歳世代。東京は最終週。内馬場は荒れており、外差しの馬場が出現している。
今週の結論
まだ宝塚記念を残しているとはいえ、
リラックスして気分はすっかり夏競馬のよう。
成績の悪かった春のＧTを忘れて、肩の力を抜いて予想してみると
良い結果が生まれるかもしれない。
秋への飛翔を期待してキングフィデリアの重賞連勝にかけよう。
圧倒的に4歳馬の勝率が高いエプソムC。プレクラスニー、
ワコーチカコ、カネツクロス、マーベラスサンデーといった著名馬も
4歳時にエプソムCをステップに羽ばたいた馬たちだ。
キングフィデリアはこれまで12戦5勝。
ハナを切れば強いが、自分の形に持ちこめないと脆さを見せるタイプだった。
しかし、前走の新潟大賞典では2番手から抜け出し楽勝する大人の競馬。
気性面の大きな成長を感じさせた。
荒れ馬場で1分58秒8は優秀な時計だ。
ダートで3勝をあげているが、
キングマンボ×ダンチヒは芝向きの配合。
もしかしたら、秋の天皇賞では人気の一角を担うかも、
と予感させる魅力ある馬だ。
混戦で相手は絞りづらいが、
対抗にはビッグゴールドを推す。
中山金杯を制し、大阪杯でも3着したように中距離なら大崩れのない馬。
馬場の良い外をぶん回して追い込みを決める脚を持っている。
単穴はダービーレグノ。
休養明けはマイナスだが、
順調に安田記念に出ていれば印のついた実力馬。
トニービン産駒なら府中はプラスアルファと見て差し支えないだろう。
以下、毎日王冠2着など府中1800得意のアドマイヤカイザー、
近3走は不振でもラムセスロード、安田記念4着のシンコウエドワード、
巻き返しあるジョウテンブレーヴ。
人気がバラけるなら、オッズを気にせず広く流すのも悪くない。
確定後の結論
◎キングフィデリア 〇ビッグゴールド ▲ダービーレグノ
△アドマイヤカイザー △ラムセスロード △シンコウエドワード
△ジョウテンブレーヴ △フォーレルアゲイン
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