今週のデータ解析
第52回 安田記念
3歳上オープン（ＧT）(国際・指定・定量)
6月2日 東京競馬場 芝左1600b　


馬　名 斤量 騎手 前 走
アドマイヤコジーン 58 後藤 高松宮記念／２着
アメリカンボス 58 江田照 有馬記念／２着
イーグルカフェ 58 田中勝 京王杯SC／10着
エイシンプレストン 58 福永 QエリザベスU／１着
グラスワールド 58 藤田 京王杯SC／２着
ゴッドオブチャンス 58 四位 京王杯SC／１着
ジューンキングプローン 58 イム 香港ＧT（千六）／１着
ゼンノエルシド 58 横山典 京王杯SC／８着
ダイタクリーヴァ 58 松永 京王杯SC／９着
ダンツフレーム 58 池添 京王杯SC／４着
ディヴァインライト 58 菅原勲 マイラーズC／２着
トレジャー 58 北村 都大路S／９着
トロットスター 58 蛯名 京王杯SC／６着
マグナーテン 58 岡部 京王杯SC／５着
ミヤギロドリゴ 58 大西 新潟大賞典／５着
ミレニアムバイオ 58 柴田善 マイラーズC／１着
リキアイタイカン 58 武幸 都大路S／12着
レッドペッパー 58 モッセ 香港ＧT（芝千六）／２着

「今週のデータ解析の考え方」
馬耳東風の予想スタンスです。初めての方はお読み下さい。

＜注意点＞
　 今週は制作者出張中のため、スピード指数の掲載はお休みさせていただきます。 西田式スピード指数については(株)ライトニックス でご確認ください。

◆消去データ（過去10年）
 @前走、二桁着順だった馬（ＧTを除く）
 　イーグルカフェ・リキアイタイカン
A前3走とも連対がなかった牡馬
 　イーグルカフェ・ダンツフレーム・トロットスター・マグナーテン
　・ミヤギロドリゴ・リキアイタイカン
B前走1200b戦出走馬（外国馬を除く）
 　アドマイヤコジーン
C勝ち鞍が3勝以下だった馬（地方馬を除く）
 　イーグルカフェ・トレジャー
D5歳以上の重賞未勝利馬
 　ディヴァインライト
E逃げ馬
 　ゴッドオブチャンス
FＧT馬を除く休養明け馬
 　アメリカンボス
　→完全クリアした国内馬はエイシンプレストン、グラスワールド
　　、ゼンノエルシド、ダイタクリーヴァ、ミレニアムバイオの5頭。
　→外国勢2頭の取捨が難題。


◆好走データ（過去10年）
 @前年のマイルＧT連対馬
　エイシンプレストン・ゼンノエルシド
A2000b以上重賞の勝ち馬
　アメリカンボス・ダイタクリーヴァ・ミヤギロドリゴ
Bマイル以下の連対率が50％以上あるＧT連対馬
 　エイシンプレストン・ジューンキングプローン・ダイタクリーヴァ・ダンツフレーム
　・ディヴァインライト・トロットスター
　→データはエイシンプレストン、ゼンノエルシド、ダイタクリーヴァ。


◆穴データ
 @前2走ともマイル戦を使用した馬
　トレジャー・ミレニアムバイオ・レッドペッパー
A4番人気以下の外国馬
 　ジューンキングプローン・レッドペッパー
　→ミレニアムバイオの一発魅力。
　→外国勢2騎は押さえて無難か。

◆コース距離適性
 @東京コース連対率50％以上
 　アドマイヤコジーン・グラスワールド・ダンツフレーム・トレジャー
A芝1600b連対率66％以上
 　エイシンプレストン・グラスワールド・ダイタクリーヴァ・ダンツフレーム
　・ディヴァインライト・ミレニアムバイオ
　→グラスワールド、ダンツフレーム。マイル6勝のミレニアムバイオも。



海外ＧT馬の底力！　凱旋プレストン

レース概況
　平成5年から国際競走にもなった春のマイル王を決める安田記念。 1番人気は【３２０５】だが、2番人気、3番人気はそれぞれ1連対と 信頼性に乏しい。馬連平均配当は2万4200円で、 過去5回が万馬券だったように下位人気も侮れない。 外国馬を除く連対馬16頭中15頭がＧTを経験しており、 13頭はＧT連対実績があった。 波乱含みだが実績のない馬の好走は難しい。 府中マイル戦はスタミナを必要とし、 スプリントより中距離適性が求められる。

今週の結論
　いよいよ日韓ワールドカップが開幕した。 今日まで札幌で仕事をしていたが、イングランド戦が行われるとあって 街はフーリガン対策で厳戒体制。 緒戦は前回の優勝国フランスが敗れる波乱の幕開け。 いったいどんな結末が待っているのか、 熱狂的なサッカーファンならずとも楽しみな一ヶ月である。 Ｗ杯の狂乱に埋没した感じのプロスポーツ。 競馬も例外ではないが、ダービーと重ならなかったのは幸運だったか。 それでも今週はＧT安田記念、しっかりと予想していきたい。 本命は香港ＧT2勝のエイシンプレストン。 朝日杯を勝ってからしばらく不振に陥っていたが、 陣営の執念あって昨秋から立て直しに成功。 毎日王冠を勝ち、マイルCSでも2着と完全復活をアピールした。 その後、香港マイル、クイーンエリザベスUＣと海外重賞連勝をした。 前走のクイーンエリザベスUＣでは道中二度の不利を 跳ね返して、アグネスデジタルを差しきったのだから文句のつけようがない。 グリーンダンサー産駒というふた昔前の血統だが、 ノーザンダンサー3×4のインブリード、 祖母のリボーなどスピード、スタミナにバランスのとれた良質な構成と言える。 外が伸びる今の馬場なら、長い直線で差しが決まる可能性が高い。
　相手は去年のマイルCSで◎を降したゼンノエルシド。 気が入らないときは不可解な惨敗をするが、 京成杯AHレコード勝ちが示すように嵌った時の爆発力は一流マイラーのそれだ。 前走の敗戦で人気も落とすようなら買い頃か。 単穴にはダイタクリーヴァを推す。 出遅れ癖からチグハグな敗戦が続いているが、 無欲の競馬に徹することができる今回は本来の力を発揮するチャンスだ。 連下に芝で底を見せていないグラスワールド、 勢いあるミレニアムバイオ、 復調気配のトロットスター、玉か石かジューンキングプローン。

確定後の結論
◎エイシンプレストン 〇ゼンノエルシド ▲ダイタクリーヴァ
△グラスワールド △ミレニアムバイオ △トロットスター △ジューンキングプローン




[ TOP PAGE | 過去の予想結果 | あなたの予想をBBSに! ]